日本の借金が1000兆円を超えた
もうダメだ
という話を良く聞きます。
たまに記事でも、それは違うよ、と書いたりするのですが、分かりやすい記事があったのでご紹介しようと思います。
紹介する記事はかむいさんのtweetで知りました。
国民1人の借金=約1000万は本当?
早くから知っておくべき
「国債」「消費増税」の本質流石、僕達の森永康平先生(@KoheiMorinaga )
皆さんに読んで欲しい記事です。https://t.co/coTAkj91Zv
— かむい@投資家 (@kabutotomoni) June 16, 2021
森永さんの話はめちゃ分かりやすいので、もし良ければ下記からどうぞ。
外部リンク国民1人の借金=約1000万は本当?早くから知っておくべき「国債」「消費増税」の本質
結論から書くと
国の借金=民間の資産
ということ。
恥ずかしながら国民の資産と勘違いして覚えてました。。
では、本記事にて少し復習していきましょう。
「日本の国債」を持っているのは誰なのか?
国債を保有しているのは上記の通り。
海外の国は12.6%なんですね。昔に比べるとけっこう増えましたが、まだまだ少ないですね。
日本国債の場合、保有しているのは銀行、保険会社など民間会社が中心。
というワケで国の借金=民間の資産となるのですね。
私たちも投資をするときも国内債券インデックスは資産にカウントしますよね。こうすると覚えやすいのかも。
森永さんの記事ではもっと分かりやすい例も。
昨年、国が国債を発行して1人10万円の定額給付金を配りましたが、まさに国に負債が発生すると同時に、民間に資産が発生したことになります。
これなんかは国民の資産に直結してますね。
お金を摺り過ぎたらハイパーインフレは起こらないのか?
これまた良くあるネタなんですが、日本は国債を摺り過ぎているからいずれハイパーインフレを起こしてお金が紙くずになってしまうという話も聞きますね。
さて、こちらはどうなんでしょうか。
これもまた気持ち良い回答が出ていました。
それでは、日本円は暴落したのでしょうか?
日本ではハイパーインフレが起きてしまったのでしょうか?
少なくとも、2020年末時点では、4年ぶりの円高水準で1ドル=103円台でしたし、消費者物価指数は前年同月比でマイナスを続けており、ハイパーインフレどころかデフレへの再突入を懸念したほうがいい状態です。
※赤字・太文字は管理人装飾。
コロナショック以降、世界各国がトンデモ規模の財政出動を行いました。
日本も同様ですね。アメリカに至ってはちょっと大丈夫か?と心配になるレベル。
感染拡大を防ぎつつ経済を回すためにお金を配りまくっていて、働いたら負けみたいな状況になっています。
「失業給付を出しすぎだ。職場復帰の妨げになる」。9日の米上院金融委員会で、与党・共和党から3兆ドル(約320兆円)弱の新型コロナウイルス対策の縮小論が噴出した。やり玉に挙がったのは2000万人が受給する失業保険だ。
米政権と議会は3月、野党・民主党の要求で、失業給付を週600ドル加算する特例措置を発動した。コロナ危機前の労働者の平均週給は981ドル。飲食などレジャー・接客業は434ドルだ。失業給付は週平均378ドルだったが、加算後は1000ドル弱に跳ね上がる。「失職者の76%が以前の給与を上回る失業手当を受け取っている」
実際に転職したらボーナスが貰えるような状況になっていて、しばらく混乱が続くかもしれませんね。
ちなみに上記みたいなアメリカでも安定したインフレ2%がまだ難しいということで利上げに慎重だったりします。(さすがに米国債摺りまくりはペースを落とします。)
日本だと今の時点で引き締めに向かっているような状況で、インフレどころかデフレを警戒した方が良さそう。。
というワケで、個人的には日本の遠い未来は分からないものの、しばらくは借金で国が崩壊したりハイパーインフレでお金が紙くずになったりという心配は不要かな、と思っています。
ちょっと短いんですが、今日は国の借金=民間の資産というお話でした。
お読み頂きありがとうございました。
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