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債券ETF|金利が上昇していた期間のBND、AGGの分配金込みリターン

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BNDやAGGといった債券ETFを考えているんだけど今は金利が低いし、金利上昇時には株価が下がって利子以上に損をしそう。

今さら債券ETFを持つ意味ってあるのかな?

そんな風に考えている人も多いでしょう。管理人も同じ様に思っていました。特に今はゼロ金利で時期が悪いですし。

 

ただ、

金利が上昇していた時って配当込みのトータルリターンはどうだったのか?

と気になったので調べてみたら意外な結果だったので記事にしました。

 

当サイト(氷河期ブログ)では意外と債券の記事が読まれています。もし良ければ合わせてお読み頂けると嬉しいです。

関連記事BNDやTLTは金利が上がったら、どれくらい損失が出るのか?

関連記事海外ETF|債券は天井っぽいけどBNDを買って大丈夫なの?【私が保有する理由】

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債券ETF|金利が上昇していた期間のBNDの分配金込みリターン

データは

米国10年債:インベスティングドットコム

BND,AGGの分配金込みチャート:ETFreplay

を参照しました。

では早速見ていきましょう。

 

米国債10年の金利推移:2011~2020年

米国債10年の金利推移2011年~2020年

スマホだと画像が見にくいかも知れません。

リーマンショック以降、米国債10年モノの金利は1.5~3.0%付近で推移していました。

2018年の秋頃から急速に金利が下がっています。そこから2ヶ月くらいかけて株価が20%ほど下がる調整があった時期ですね。

順調に株価は回復してきたので1.5%を下限として金利が上向きはじめます。が、なぜかまた下がり始め、株価は暴走気味に上げ始めて2020年3月のコロナショックが起こりました。

FRBなどの報道を見ていると経済が落ち着くまでは金利を上げないとメッセージを繰り返しています。しばらくは低金利が続くのは間違いないでしょう。

コロナショックからの株式の立ち直りを見ていると、政府主導で市場を支えている様子に見えるので、金利のコントロールはシビアになりそうですね。

 

で、しばらくは低金利というのは良いのですが、いったいいつまで?というのが気になるところ。

しかし、これは誰にも分かりませんね。株価が読めないように、未来の金利もまた誰にも分かりません。

過去に日本国債はこれ以上低金利を続けられないだろう、と多くの外資ファンドが売り浴びせをしてきましたが、ことごとく叩き潰されました。

まさかの失われた30年と超々低金利が続いてしまった結果ではありますが。。

 

ただ日本とアメリカを一緒にはできませんね。

金利推移を見ていると意外と2年くらいで金利を1.5%くらいは動かしているようです。具体的には2012~2014年、2016~2019年あたりが金利上昇の期間です。

では、この時期にBNDやAGGといった債券ETFに投資をしていたらどうなっていたでしょうか。

 

おさらい|金利が上がると債券は下がる

金利と債券価格の関係

ちょっとおさらいになりますが、この図が分かりやすいので使います。

シーソーのように金利と債券価格はバランスを取っているのが分かりますね。ちなみに短期債だと影響は小さく、長期債のように期間が長くなるほど債券価格の動きは大きくなります。

一般的にはデュレーションと呼ばれていますが、下記のようなイメージをしておけば大きく外れないかな、と思います。

 

デュレーションとテコのイメージ

 

前置きが長くなりました。本命のBND、AGGの動きを見ていきましょう。

 

米国債上昇時期のBND、AGGの動き|2012年7月~2013年12月

2012年7月~2013年12月にかけて米国債10年モノは約1.5%ほど金利が上がりました。

米国債10年の金利推移2011年~2020年赤線補強

緑の矢印を加えた期間です。

この期間のBNDとAGGのリターンを見てみます。配当金(分配金)込みの実質リターンになります。

金利上昇時のBNDのトータルリターン2012~2013年

2013年2月ころから金利が急上昇しているので、当然BNDもAGGも下落するのですが、思ったより動いていないんですよね。。

最大幅で4~5%くらいの損失です。

2013年後半には株価も戻ってきています。これは毎月分配の利子が効いているのかも知れません。

 

今は当時より更に金利が低いので、金利での元本回復が小さくなりますが、半年かけて5%程度なら十分許容範囲かな、と管理人は思います。

債券はどちらかというとポートフォリオのバランサーであって、金利が一気に上がった場合、株式の方が大きく動くので。(大体、金利が上がると、リスクの大きな株式より債券に変えようという人が増えるので株価は下がります。)

 

もし金利急騰があって株式暴落があった場合、リバランスすれば長い目で見ると良い結果になりますね。

参考までに高配当ETFのVYMとBNDを半々保有し、年1回リバランスをした場合の結果です。

Roll PeriodVYM半分、BND半分
AverageHighLow
1 year6.88%16.45%-12.52%
3 years7.60%10.50%2.10%
5 years7.75%10.33%4.64%
7 years7.92%8.76%6.64%
10 years7.57%8.32%6.64%

10年保有すると為替リスクを考えてもマイナスになる可能性はかなり下がりますね。

当然、図の10年には金利上昇でBNDの成績が悪いときも含みますし、短期での金利上昇リスクよりもリバランス効果の方が大きいな、と感じました。

 

もう少し長い期間で金利とBND、AGGの値動きの関係を見てみましょう。

 

米国債上昇時期のBND、AGGの動き|2012年7月~2018年10月

米国債10年の金利推移2011年~2020年、2018年までの金利上昇の補助線

少し保有期間を伸ばして2012年7月から2018年10月で見てみました。

金利が上がったり下がったりをした場合も知っておくと安心感が増えますね。勝手なイメージですが、しばらくはこんなチャートが続くかな、と。

結果はこちら。

金利上昇時のBNDのトータルリターン2012~2018年

金利上昇でETFの価値(株価)は下がるときもあれば、金利低下で上がっている期間もしっかりあります。

あと2016年から2018年にかけて金利上昇(株価低下)が起こりますが、それまでに受け取った利子(配当金)のおかげもあって元本割れはしていません。

6年以上保有をしていて、その間1.5%以上の金利上昇したという悪条件(債券すっ高値で買って一番悪くなる状況まで保有してしまう)でも配当再投資で年2%近いリターンを出しているんですね。
ななし
ななし

大きなリターンは期待できなくてもバランスさーとしては超優秀なのでは?

 

ここまではBND、AGGに不利な条件でチェックしました。

皆さまは知っていますが、2018年以降金利下落にともなって債券急上昇というのを見てきたはずです。そこでBND、AGGがどれくらい恩恵を受けたかも見てみましょう。

米国債上昇+下落を加味したBND、AGGの動き|2012年7月~2020年8月

金利上昇時のBNDのトータルリターン2012~2020年

2019年から1年半ほどで20%以上伸びてます。

安定感抜群のBND、AGGでこれなのでテコが大きく効くTLT(20年超の長期債)はさもありなん。。

コロナショックでバタつきましたが暴落真っ最中ではこういったケースになりますね。リーマンショック時でも同様のことがありました。

 

最悪の考えを持っておくとBND、AGGは1年半で20%のマイナスを覚悟しておく

2019年1月から2020年8月までの1年半弱でBND、AGGは20%もの上昇を見せてくれました。

逆に考えると同じだけの下落を考えておく必要があります。

20%の上昇を受けた期間の金利を再確認しましょう。

 

米国債10年の金利推移2011年~2020年、2018年から金利が3%落ちた時の補足線

ざっくり3%くらい金利が下がっていますね。

BNDのデュレーションは6.2%付近でしたので、金利が1%動くと株価は6.2%動くことになります。そうすると3%では3倍の18.6%になります。

上振れしているのは1年半分の利子(分配金)と考えると帳尻が合いますね。

デュレーションとテコのイメージ

管理人の絵がヘタ過ぎますが、金利とテコの関係は覚えておいて損しないかと思います。

 

2020年8月現在は金利が0.6%前後なので、金利上昇→株価下落の期間中に利子での回復はあまり期待ができません。

しかし急激な金利上昇をすると株価だけでなく住宅ローンや企業の借金など経済面でマイナスが大きいこともあり、やはりここ10年ほどであった1.5~2.0%くらいが限度だと思います。

ななし
ななし

日本だとインフレ目標が2%となっていますが、なかなか達成しません。(社会保険だけ年2%くらい上がってて禿そうです…)

 

話がズレましたが、最悪のケースを考えてみても3.5%くらい金利上昇で20%の損失を見ておけば良いかな、と。

米国債10年モノが3.5~4.0%くらいになると毎月の利子を含め、債券ETFの旨味が出てきますね。合わせて株式は大きな下落か調整をしそうです。債券の利回りが4%なのにリスクを負って株式を持ちたい人は減りますからね。

 

総合債券のBNDとAGGの人気があるのも納得ですね。

これが東証で買えたら良いんですが残念ながら取り扱いはありません。ブラックロックはいくつかETFを東証へ出しているので是非AGGを出して欲しいです。。

 

ちなみに米国債7~10年というガチガチ債券であるIEFが1656として東証で買えます。

買えますが、リターンと安定性で見ると総合債券であるAGGに劣るんですよね。社債やモーゲージ(住宅ローン債券)の有無が大きいのだと思います。

ちょっとIEFも調べたので結果を見てみましょう。

 

おまけ|金利が上昇していた期間の米国債7~10年【IEF】の分配金込みリターン

2012年~2013年

金利上昇時のBNDとIEFのトータルリターン2012~2013年

緑:BND 水色:IEF

BNDに比べてデュレーションが大きいので落ち込みも大きいですね。そのわりに社債などを含まないので利回りはBNDに比べて劣り気味です。

ここらへんのことがあって、昔から国債ガチガチの商品ってあまり興味がなかったり。。

 

もう少し期間を広げて2018年まで保有した場合も見てみましょう。

2012年~2018年

金利上昇時のBNDとIEFのトータルリターン2012~2018年

緑:BND 水色:IEF

こちらも結果は同じような感じ。金利への反応がダイレクト過ぎるかなぁ、と。デュレーションも少し大きいですし。

金利低下でのBNDに並ぶのですが、もう一度金利が上がったら差が開きます。株式と同じでボラティリティが大きいと長期目線でのリターンが下がるのに近しいものがありそう。

社債だと利回りが上がりますが当然ボラティリティも上がるので丁度良い塩梅なのがBNDやAGGなんですけどね。

最近は二重課税調整してくれる国内ETF(2558、2559)ばかり買っているので、

まとめ|金利が上昇していた期間でもBND、AGGはそれなりのリターンをだしていた

幻想的なわっかになった雲と旅する青年

何となく債券が買いにくい状況だな、とは思っていましたが調べてみると少し気持ちが変わりますね。

大きなリターンは望めないにしても1%くらいはコンスタントに稼いでくれる気がします。

実際、リーマンショック後の国内債券NOMURA-BPIも限りなくゼロ金利に近い状況ながら1%程度の利回りをキープしていました。

最近ではデュレーションが長くなってきたので保有する気にはなりませんが、BNDは高配当のVYMと合わせてコツコツと買っていこうと思います。

 

以上、ちょっと管理人が気になっていた金利上昇時のBNDの動きという記事でした。

お読み頂きありがとうございました。

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海外ETF|債券は天井っぽいけどBNDを買って大丈夫なの?【私が保有する理由】

同じく米国債系の記事ですね。

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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