読者質問|iシェアーズS&P500【1655】が気になります

ASKお金と投資

以前ご相談頂いた読者様から、別の質問を頂きましたのでご紹介します。

メールだけで終わることもありますし、今回のように読者様も気になるのかもと思ったものは記事にしております。

 

東証で売っている国内ETFのiシェアーズS&P500【1655】が気になるということ。

1655の特徴

  • 東証でS&P500ETFが購入可能
  • 1株から買えて単価が安い(2019年12月18日10:30時点で2,500円)
  • 円建てでS&P500に投資が可能
  • 配当は円建てで年2回
  • 信託報酬は年0.15%以内

 

では、質問も合わせながら見ていきましょう。

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読者様からの質問①|iシェアーズS&P500【1655】が安いので気になる

メガネを通して見る

まずは頂きました質問から。

一部、管理人が重要そうだなと思った太字などで装飾しています。

読者様からのメール

またまた質問があり、恐縮ながらメールさせて頂きました。

色々ETFを検索するうちに、「1655」iシェアーズS&P500がとても安いのが気になりました。

このETFについて、どうお考えでしょうか。

 

流動性についてもななし様のご意見をお伺いしたいです。(流動性が低いと、売れないという事はあるのでしょうか)

またパフォーマンスについては、どう思われますか?

まだ日が浅いETFのようで、なかなか情報が見つかりません。

 

価額がとても安いので、単純に買いやすいと感じましたが、デメリットも知りたいです。

お忙しい所恐縮では御座いますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

こちらは管理人からのメール返信。この時点ではざっくばらんなものです。

管理人からのメール返信

おはようございます。

氷河期ブログ管理人のななしです。

私見でざっくりですが、流動性が小さいので、暴落の時に売りたいとかなると不安がありますね。

配当を円で貰いたい場合には使えるかも知れません。

 

パフォーマンスはブラックロック(世界最大の運用会社)で、中身はIVVという海ETF(S&P500)と同じです。

なので、そこに心配はいりません。

信託報酬だけ円決済なのが理由か少し割高(0.15%以内)になります。

 

個人的には少額で買うならeMAXIS Slim米国株式(S&P500)で良いかなぁ、と判断です。

日本株を見ることがないので、ちょっと勉強になりました。

また、何かありましたら遠慮なくメール下さいね。

 

とまぁ、こんな感じの返信を良くしています。

 

ここまでのまとめ

  • iシェアーズS&P500【1655】は1株単位で少額投資がしやすい
  • 海外ETFを使わずにS&P500ETFへ投資が可能
  • 少額ならeMAXIS Slim米国株式(S&P500)で良いのでは?

 

S&P500ETFについてはバンガードのVOO紹介で詳しく書いております。(IVVもほぼ同じです)

関連記事VOOはアメリカだけでなく全世界で売上を出しまくる優良企業の海外ETF【評価と将来見込みあり】

※リンクは新しいタブで開きます

 

iシェアーズS&P500【1655】の補足→流動性は何とかなりそう

1655の流動性は全くないワケではない

1655の流動性2019年12月18日時点

画像はSBI証券から。

メールで返信なので細かに確認してませんでした。

純資産も2019年11月29日時点で46.2億円あるので大暴落があっても売買もできそうかな、と。

 

ただeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の信託報酬(年率0.0968%)が凄まじいレベルなので買うメリットがあまり見つけられません。

少額からが魅力であれば投資信託で良いかな、というのが管理人の意見となります。

 

さて、こんな話をしたあと、もう一度メールを頂きました。

ちょっと考えての回答になるのでブログにてお返事としました。

読者様からの質問②|iシェアーズS&P500【1655】を一般NISAで持とうか悩んでいる

ASK

おはようございます。

またお忙しい所、色々調べ教えて下さり感謝致します。

今まで積立nisaの他に、特定口座でも運用をしていたのですが、それらをまとめて一般nisaに勘定変更しようかと思っています

 

理由は積立nisaの枠が年40万円と、特定口座が年36万円を運用しているからと、免税効果を長くしたかったからです。

 

  1. 今から(ニュースを信じるとですが、)5年間は一般nisa、それから積立nisaに戻って残りの18年間の運用を考えています。
  2. 積立nisaで運用中のslim S&P500を継続すべきか、もしくは1655に変えて、また積立nisaに戻ったときはslimを購入する。
  3. 楽天全米株式インデックスは継続して一般nisaでも購入し続ける。
  4. 1655は積立nisa運用中も継続して特定口座で購入し続ける

勘定変更については、悩んでいます。

 

アドバイスばかり求めて申し訳なく思っています。

※管理人注

ブログを使って返信になっちゃいますが、申し訳ないと思うことはまったくないですよ。
たぶん、同じようなことで悩んだり考えたりしてる人がいればめちゃ参考になるはずなので。

回答できることはしますし、難しすぎる質問(個人的過ぎる問題とか)は大人の事情で既読スルーになっちゃうかもですが、基本お答えしますし頂いたメッセージはすべて有難く読んでおります。

 

さて、管理人からの回答です。超私見となりますがご容赦下さい。

 

iシェアーズS&P500【1655】は諦めて、つみたてNISA+特定口座を続ける

私ならば…という前置きをしますが、つみたてNISAを維持しながら特定口座を続けます。

 

ご相談を頂いた感じでは非課税期間をとにかく有効利用したい、との思いがありそうです。

  • 積立nisaの枠が年40万円と特定口座が年36万円を運用
  • 免税効果を長くしたかったから

年76万円の投資を予定だと判断をしております。

 

一般NISAを使わない理由は非課税期間終了時に元本割れした場合があるからです。

そして、そうなった場合、自分の投資に後悔をしそうなので。

 

今から10年が低迷期に入ったとすると、非課税期間終了時の払い戻しは元本割れしたものが基準価格になる可能性があります。

(参考例)

一般NISA購入時76万円 → 非課税終了時70万円になって特別口座扱いに

売却したらマイナスのまま終わりますし、ホールドして76万円に戻った時点で売っても6万円は利益として20.315%=約1万2千円のマイナスです。

5年という非課税期間は難しい、というのが所感です。

 

やはり凸凹しながら何だかんだで運用負けしないだろう、と思えるのが20年で、つみたてNISAの非課税期間も20年です。

 

投資の目的は「金額」であるべき

投資の目的はお金ですので、

  • 効率的で絶対に損したくない
  • とにかく得をしたい

となりがちですが、「非課税口座を使い切る」が目的ではないはず。

 

目標としている金額やリスク許容度までは分かりません。

しかし下記のように、

  • 年間40万円=つみたてNISA✕20年分
  • 年間36万円=特別口座で期間は自由

という金額を20年間積立投資→20年に渡って取り崩せば手堅い投資だと思います。

 

余裕があればバイアンドホールドで運用先期間を伸ばして利用したい時期から取り崩せばOK。

以前書いた記事ですが、よく読まれているので参考になる部分があるかもです。

関連記事つみたてNISA|20年後に儲かっていれば贅沢をする。損をしていれば清貧に暮らす

※リンクは新しいタブで開きます

 

年76万円投資をしている人は少ないだろう

一般的なお仕事をしていて年間76万円を投資につぎ込める方はかなりレアだと思います。

十分なマネーリテラシーがあるので、王道中の王道で投資をするのが良いでしょう。

 

非課税口座はお得ですが万能ではありません。

また儲かってしまった場合が損と思わず、儲かったから税金払ってやんよ、くらいの気持ちでいたいですね。

 

iシェアーズS&P500【1655】には投資しない

さてiシェアーズS&P500【1655】ですが、こちらには投資をしません。

上述のとおりeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の方が使いやすく今後も信託報酬が下がることもあるでしょう。

 

海外ETFで直接S&P500ETFのVOOを買うのも良いですね。

関連記事海外ETF|超朗報!楽天証券でVTI、VOOの買付手数料が無料に

※リンクは新しいタブで開きます

一株当たりの単価が高いとなるなら、やはり1円単位で購入ができる投資信託の方が便利です。

eMAXIS Slimシリーズの安心感もありますね。

 

ブラックロックは世界最大の運用会社ですが、1655償還の可能性は僅かですがあります。

最近の償還リストはこちら。

1581iシェアーズ 先進国株ETF-JDR(MSCIコクサイ)
1582iシェアーズ エマージング株ETF-JDR(MSCIエマージングIMI)
1583iシェアーズ フロンティア株ETF-JDR(MSCIフロンティア100)
1587iシェアーズ 米国超大型株ETF-JDR(S&P100)
1588iシェアーズ 米国小型株ETF-JDR(ラッセル 2000)
1589iシェアーズ 米国高配当株ETF-JDR(モーニングスター配当フォーカス)
1590iシェアーズ 米国リート・不動産株ETF-JDR(ダウ・ジョーンズ米国不動産)
1361iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF-JDR(iBoxx ドル建て LHYC)
1362iシェアーズ 新興国債券ETF-JDR(自国通貨建)
1363iシェアーズ 米国債ETF-JDR(米7-10年国債)

引用元:iシェアーズETF-JDRシリーズの信託終了(上場廃止)のお知らせ

太字にした商品は個人的に残っていたら欲しかったかもです。

ななし
ななし

間違っていたらスミマセンですが、高配当ETF【HDV】も国内ETFで出ていて償還されたような。。

まとめ|iシェアーズS&P500【1655】には投資しない

  • iシェアーズS&P500【1655】は悪い商品ではない
  • しかしeMAXIS Slim米国株式でも良いのでは?
  • 一般NISA→つみたてNISAに戻るよりも一貫した運用を心がけたい

3年前なら状況は違ったかも知れませんが、つみたてNISAが始まって以来、投資信託の低コスト化が一気にすすみました。

年間76万円を投資に使える時点で、一般的に見てかなり頑張っている or 恵まれた状況だと思います。

ご自身の行動が損ではないか?と思わず、

  1. 投資方針を決める
  2. 腹落ちした商品を決める
  3. 愚直に続ける

の順番でやってみるのが近道なのかな、と。

 

コツコツ投資は意外としんどいのです。

ご相談はいつでも歓迎ですので一緒に頑張りましょうね。

ご質問のメッセージありがとうございました。

 

2015年の発行で、つみたてNISAも無く少し不便な時代の本です。

しかし投資の基礎を思い出すなら、この本を読むのも良いかもですね。

 

ちなみにですが私は下記のオーディオブックで聴きました。笑

ななし
ななし

ちゃんとした声優さんが話しているので、めちゃ頭に入りやすいです。

1冊目は無料で使えるので通勤のお供におすすめです。

お得に使う記事もありますよ。いつまで無料キャンペーンがやっているか分からないので是非どうぞ。

関連記事本を聴く?Amazonでオーディオブック【一冊無料】の神キャンペーンが実施中

 

関連記事です。

VOOはアメリカだけでなく全世界で売上を出しまくる優良企業の海外ETF【評価と将来見込みあり】

海外ETFになりますがS&P500ETFだとバンガードのVOOが一押しです。

eMAXIS Slim米国株式などに投資している方も、改めてS&P500の記事を読んでみるか、と思って頂けると嬉しいです。

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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