2019年8月に失業をしました。
せっかくなの前向きにとらえて、家族と過ごせる時間が増えるし1年くらいセミリタイアの練習をしようと思うことに。
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2019年9月は、再就職にむけて資格の勉強をしたりとバタバタしていましたが、10月に入りやっとのんびりモードになりました。
食費などは気にせずどんどん使い、お小遣いを減らして様子を見た結果、生活費は17万円ほどでした。
年金や保険を考えないといけませんが、案外セミリタイアできるんじゃないかな、と思い始めてきました。
リストラ後の生活費は月17万円。セミリタイアできるかも
まだ1ヶ月くらいしか生活費を見ていませんが、15年くらい清貧生活をしてきたので、ほぼブレることはなさそうです。
普通に働いていた時も生活費が20万円ほどでした。
そこからお小遣いを削った感じですね。3万円を1万円に減らして、貯蓄用保険を解約しました。
かかった金額を見てみるとこんな感じでした。
2019年9月の生活費明細
食費&雑費 | ¥59,745 |
家賃 | ¥50,000 |
光熱費(水道代を1ヶ月分に調整済み) | ¥12,986 |
お小遣い(私、妻、各1万円) | ¥20,000 |
医療費 | ¥7,000 |
通信費 | ¥13,000 |
教育費 | ¥8,000 |
小計 | ¥170,731 |
ちょっと超えていますが、まぁOKといったところです。
通信費は正確に調べていませんが、失業すると電話代が意外とかかる事があるので、ちょっと増えています。
光熱費は10年ほど見ていますが、月に均すと15,000円を読んでおけば外しません。(真冬が一番増えますが、春・秋は安くなります)
教育費は2019年10月より幼児教育・保育の無償化がはじまるので、これくらいで済むのが大きいですね。無かったらちょっと厳しい。
9月に支払ったものは2019年8月(夏休み?)の費用なのか安かったです。
これくらいなら、
とか思っちゃいます。
幸い、複業(副業)でWebライターのお仕事も順調ですし。
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ただし、年金・保険料は別途必要。投資もしたい。
ただし、年金を含めた税金が必要です。けっこうな重税だったりします。
- 住民税14,000円
- 保険料34,000円(任意継続)
- 年金34,000円(二人分)
分かっていた事ですが、毎月82,000円なのでけっこう重税です。
生きているだけで貯金がゴリゴリ削られます。
保険料と住民税は、2020年以降、所得が下がるにつれて負担も減ってきますけどね。
あと、つみたてNISAも続けたいので、やはりもう少し稼ぐ必要はあります。
今のところ2年分(80万円)を準備していますが、子供が大きくなるにつれて支出も増えてきそうですし。
最適な場所を考えると社保付きで低ストレスな職場を見つける事が良いかな、と思っています。
社保ありのパートと複業(副業)でセミリタイアは可能かも
労働を完全にしないフルリタイアなら無理ですが、必要なお金を稼ぐだけのセミリタイアなら射程圏内に入ってきた気がします。
これは管理人だけでなく、
仕事で消耗してもう少し楽な生き方をしたい
そんな人の選択肢にもなるかな、と。
反対が多いパートへの社保負担106万円の壁と呼ばれるものですが、反対にセミリタイアをしたい人には追い風です。
画像は厚生労働省と財務省の資料です。
ざっくり書くと以下の条件で働くと社保がつく、という感じです。
- 週労働時間20時間以上
- 月額賃金8.8万円以上(年収換算で約106万円以上※)
- 勤務期間1年以上見込み
※所定労働時間や所定内賃金で判断し、残業時間(代)等を含まない
もちろん、社保で手取りが減りますが、健康保険と厚生年金が会社折半になります。
月100時間くらいを目安にして働いて、他では複業(副業)で別枠で収入を確保しても良いことになりますね。
精神的に楽な働き方ができるのではないでしょうか。
管理人の場合、副業とパートを合わせて200時間くらいの労働なら、わりと手取り18万円くらいは現実的なセミリタイア策として見えてきました。
子供の教育費とかは、妻に少し助けてもらうかも、ですが。
大学費用とかは用意しているのですが、中学・高校と部活しだしたりするとお金かかりそうなので。
人生が思ったより長くなってしまうので楽しく生きよう
想像以上の長寿化で、私たちが子供の頃に思っていた老後は遥か先になってしまいました。
代わりに健康寿命が長くなっているので、楽しく生きられるなら恩恵ですよね。
人生100年時代という中で、学習・労働・老後という3ステージだけで対応しようとすると、ひたすら労働のステージを長くするだけになります。
マルチステージという考えでいくなら、学習・労働・セミリタイア・低ストレス労働・セミリタイア・老後で6ステージです。
読みやすく、今後の人生を考える中で勇気が貰える一冊になっています。労働が辛い人は読んでみると良いかな、と。
セミリタイアの前に低ストレス労働を加えるのはオススメで、複業(副業)という考えはけっこう合ってると思っています。
20年くらい頑張ったので、ちょっと休憩して、また違うステージで働くというのも全然ありと思いますしね。
低ストレスという生き方なら、人気の事務職でなく3Kと呼ばれる業務も狙い目なのかな、とも。
私の実体験でもありますし、読者様からも熱いメッセージを頂いています。
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おわりに|リストラされても絶望してないしセミリタイアという選択肢がみえた
退職勧奨(リストラ)をうけた時はショックでしたが、自分の貯蓄や支出を考えると、そこまで追い込まれていないと考えられたのは大きいですね。
あとは、あまり稼がなくても許してくれる妻に感謝です。
20年くらい働いて疲れたので、少し休んで新しい労働ステージを考えながら、しばし緩々とすごしていきます。
お読み頂きありがとうございました。
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