コツコツ長期積立投資をしているけど、高配当株式も気になる。
そんな事を思う人は多いのではないでしょうか。私もそうです。
実際に、米国高配当株式ETFのVYMという銘柄を買っています。
サテライト的な存在ですね。
記事の内容は、読者様よりタイトル通りのご質問を頂きました。
投資をしていると、時折くるサテライト運用の欲求です。
分かる人もいるのではないでしょうか。
人の投資方針や考えを見ると勉強にもなります。
自分に置き換えて考えたり、時には羨んだり。
ただ管理人は市井の人ですので、あくまで私ならこうする、という一つの意見です。
読者様には記事の承諾を頂いております。
ちょっとした参考になれば幸いです。
楽天VTIの積立をやめて、米国株配当貴族インデックスにしたい。大丈夫でしょうか?
以下、読者様からの質問です。一部、管理人が装飾をしております。
いつもブログにお邪魔し、
読者様の積立状況。(2018年~現在)
- ideco(SBI証券):iFreeダウ 23,000円
- つみたてNISA(SBI証券):eMaxis slim S&P500 毎日積み立てで年間40万円
- 特定口座(SMBC日興証券):米国ゼロクーポン債毎年12,
000ドル分(8年分保有済) - 特定口座(松井証券):SMT米国株配当貴族インデックス(毎日積立250円)、楽天VTI(毎日積立250円)、iFreeダウ(毎日積立500円)
SMT米国株配当貴族インデックスは連続増配25年以上の企業に投資をするものです。
信託報酬は0.59%と高いけど、めちゃくちゃ良い指数です。
関連記事SMT米国株配当貴族インデックスの実質コストは年率0.68%と優秀
外部リンク米国株配当貴族インデックス・オープン(交付目論見書PDF)
特定口座は単純につみたてNISAの金額に合わせて年40万円ほどに投資金
今回質問させて頂いたのは、「つみたてNISAでS&
楽天全米株式は小型株も入っていますし、
ただ、構成銘柄が気に入っている、
ななし様のご意見を伺えたら嬉しいです。
どうぞ宜しくお願い致します。
季節の変わり目、ななし様ご家族様のご自愛を願っております。
お優しいお言葉ありがとうございます。以上が、読者様からのご質問です。
余裕を持った投資をしている
管理人がこうするだろうな、と思う前に簡単なまとめです。
まず、余裕資金をしっかり確保した上で投資をしている事。
1000万円の現金とゼロクーポン債は余裕があって良いですね。羨ましいです。
ゼロクーポン債とは、クーポン(利金)が無いかわりに額面金額よりも低い単価で発行される債券のことです。
償還日に額面どおりの金額が償還されることにより、利金相当額を償還差益としてまとめて受け取ることができます。
引用元:エイチ・エス証券ーゼロクーポン債
非常に手堅い運用をしています。
質問のポイントは3つ
まとめると、以下のような感じになりますね。
- 特定口座で月5千円積み立てている楽天VTIをやめて、月1万円分を配当貴族で積立したい
- 楽天VTIには小型株が入っているので持っていた方が良いのか
- 楽天VTIをやめた場合、売ってダウと配当貴族を一定期間ふやして投資した方が良いのか
では、私ならこうするな、という対応を紹介していきます。
管理人なら配当貴族を選ぶ
高配当株式は好みによりますね。管理人は好きです。シーゲル教授も好きですし。
なので、楽天VTIをやめて配当貴族へ集中しますね。
読者様の状況は、iDeCo+つみたてNISAで十分な投資額をしています。
特定口座はサテライト的な部分かと思われます。
であれば、好きなものを買うでOKかと。
好みというのは投資への好奇心ですから、
- よほど集中投資をしない
- 変なものに投資をしない
という条件ならサテライトは自由と思います。
メインにはダウが3.3万円、S&P500も3.3万円。
そこから1万円というなら、私は配当貴族を選ぶでしょう。
実際に、HDVという高配当ETFも保有しています。
関連記事【海外ETF】長い付き合いの老後資産HDVを紹介【実際の配当金画像あり】
小型株が欲しいなら、海外ETFを使う
高配当が良いか、小型株効果が良いか。
将来は誰にも分からないので、欲しい場合は海外ETFで買いますね。
私はIJRという海外ETFを保有しております。
関連記事【海外ETF】米国小型株IJRの紹介。配当も成長していて良い商品
幸い、SBI証券は米国株の最低手数料が無料になりました。
1株単位から買っても手数料は買い付け金額の0.45%と為替コストだけです。
楽天VTIに利益が出ているなら保有し続ける
利益が出ているなら税金を支払うのが嫌なので保留します。
マイナスなら全額売って、同じ金額を配当貴族へ投資するでしょうね。
ここは好みの部分です。
おわりに|管理人の所感
読者様は金融リテラシーが高いように感じますので、大きな失敗はしないと思います。
配当貴族が楽天VTIに劣後するとしても、米国株が上がる時はある程度上がります。
その上で10数年後に失敗していれば、老後の部分をどうしていくかは、十分に考えたり対策をする時間もあるでしょう。
投資歴2年ということは2018年末の急落を経験しています。
あの時に株を売らなかったのは、本当に素晴らしいと思います。
今後、同じレベルの急落は何度もやってきます。
資産も経験も、焦らず育てていきましょうね。大変ですが一緒に頑張りましょうね。
ご相談いただきありがとうございました。
高配当の魅力が良く分からない。でも興味はある、という方は一度読まれると惹きこまれるはずです。
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