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100年債|インフレの恐怖がよく分かるお話

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正確には100年定期預金のお話ですが、あまりに期間が長いので100年債のようなものとして読んでくださいm(_ _)m

日経さんの古い記事ですがインフレの恐怖が良く分かるネタがあります。(2015年12月29日なので10年前くらい。)

記事はこちら。

外部リンク旧新潟貯蓄銀の100年定期、満期到来 でも…「すずめの涙」

※リンクは新しいタブで開きます

まさかの100年定期。

しかも満期到来でもすずめの涙。

どれくらいインフレが恐ろしいか一緒に見ていきましょう。

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100年債|インフレの恐怖がよく分かるお話

タイトルで100年債と書いてますが、実際は定期預金の話でした。スミマセン。。

でも、まぁ100年定期預金なので許してください。

記事より引用です。

新潟貯蓄銀行(新潟市、現第四銀行)が1915年(大正4年)に募集した「超長期」の100年定期預金が2015年に満期となり、預金証書を受け継いだ子孫から同行へ問い合わせが数件あった。預けた金額の300倍超になる計算だが、貨幣価値の下落により受け取れる金額は「すずめの涙」にしかならないという。

満期で300倍はけっこうな金額な気がしますがどうでしょうか。

100万円預けていたら300倍で3億円。(実際は当時の金額で100万円とかは無理として。)

案外、悪くないよね。

100年で300倍は利回りどれくらいでしょうか。

 

また、記事より引用を。

第四銀行によると、100年定期預金は大正天皇の即位の大礼を記念し募集された。利率は年6%の複利で、1円預けると100年後には339円になる。第1次世界大戦で輸出が伸びた好景気の影響もあり「他の銀行でも同様の募集があったのでは」としている。

年6%複利!!

ふぁあ、勝ち確ですやん。

ちなみに当時の初任給は小学校教員で10~20円程度とありました。

当時の1円は、今の価値に直すと約1.6万円〜2万円相当です。

つまり、今でいう100万円(当時の約50〜60円)を預けたとしても100年後に手元に残るのはたったの約2万円・・・オーマイガー

気合い入れて50円(現在価値80~100万円?)をーーー

6%固定で100年ガチホや!勝ち確や!

・・・100年後・・・ゴゴゴゴゴゴ

2万円!!

\(^o^)/オワタ

物価換算したら大負けですやん。。

なんでリターン6%あるのに、こんなことになってるんや。。

 

まぁ、お分かりのとおりインフレのせいですね。

額面=名目金額は6%で増えましたが、それ以上にインフレが進みました。

1915年(大正4年)から2015年(平成27年)までの100年間で、貨幣価値がどれほど劇的に変化したかを計算しました。

結論から言うと、この100年間の平均インフレ率は 年率約3.5%〜4.5%です。たった4%と思うかもしれませんが、100年積み重なると、物価は数千倍に膨れ上がります。

 

当時と現代の物価比較(代表例)

1915年(大正4年)当時の価格と、2015年前後の価格を比較してみましょう。

品目 1915年(大正4年) 2015年頃(100年後) 上昇倍率
小学校教員の初任給 12円 約20万円 約16,600倍
白米(10kg) 約1.5円 約4,500円 約3,000倍
かけそば(1杯) 0.03円(3銭) 約400円 約13,300倍
新聞購読料(1ヶ月) 0.35円(35銭) 約4,000円 約11,400倍
はがき(1枚) 0.015円(1.5銭) 52円 約3,400倍

モノによって違い過ぎますが、とりあえず1万倍という感じですかね。100年で1万倍を年利にすると毎年約10%のインフレが起きていた計算になります。

それなのに定期預金100年満期で339倍では全然追い付きません。

※日本の場合、戦後の混乱期に物価が爆発的に上がったことで、100年トータルでは数千倍〜1万倍となった可能性は大きいです。

 

さて、じゃあインデックス投資で年6%とかはどうなん?

これも100年後にはインフレに負けるん?

と思う読者様がいるかも知れませんね。

こちらについては株式のリターンはインフレ調整後で6.7%と言われてるので。

分かりやすい画像など。

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シーゲル教授の神画像

ネットで良く見ると思うんですが、改めて下のほうにあるUS Dollarを見てください。

1802年に「1ドル」を持っていたら、2021年には 0.043ドル(約4セント) にまで価値が下がっています。これは、先ほど計算した「100年定期預金」の話と全く同じで、現金のまま持ち続けることは、インフレによって購買力を95%以上失うことを意味していますね。

なので、インフレに負けない資産として株式投資があったのでした。

株式投資はというと、インフレ調整後で配当込みの実質リターンで平均6.7%だった、というのがシーゲル教授が手作業で色々調べた研究成果であり、神画像と言われる由縁。

ちなみにこの期間のアメリカのインフレ率は1.5%くらいだったので、名目リターンは実質リターン6.7%+インフレ率1.5%で8.2%くらいのようです。(ただし金本位制に移行後はインフレが加速し年3~4%となり、名目リターンも当然上昇。)

 

ちなみに現在の定期預金の利息もインフレに勝てていませんね。

銀行の利息がインフレ率に勝てないとき、私たちの資産は数字が増えながら、価値が減っていくという奇妙な現象に巻き込まれます。100年前の教訓は、現代の私たちがNISAなどで株式を持つことの重要性を、何よりも強く物語っているよな、と改めて思いました。

長らくデフレで生きてたので侮ってたけど、インフレ、マジでこえーーー。

 

ちなみに受け継いだ子孫の人が100年定期預金をどうしているかの後日談があったので引用にて。

15年秋ごろ「父の遺品を整理していたら、満期になる証書が出てきた」と同行に問い合わせがあり担当者が調査。「証書は有効だが、解約しても額面の数字しかお支払いできない」と回答した。

現在の貨幣価値は当時の数千分の1以下になっており、多くの場合、わずかな金額にしかならない。問い合わせた人たちは「記念に保管します」などと話したという。

  • 多くの場合、わずかな金額にしかならない
  • 記念に保管します

まぁ、そうなっちゃいますよね。

貨幣価値にして30万円くらいになってたら使ってそうだし、実際には50円(当時の80万円~100万円相当?)とかの大金を突っ込んでそのままというのは少なくて、1円(当時の1.6万円〜2万円相当)とかのケースが多かったのかも。

1円の貯金だと現在価値で339円なので、ホントに記念に保管になりますね。

100年後の子孫にタイムカプセルとして渡すなら、例え1万円でもキャッシュではなく株式が良いな、とも思いました。

100年後の世界がどうなってるか分からないけどオルカンとかは無事生き延びてくれるかな。どうですかね。

 

というワケで今日は短いのですが、100年債|インフレの恐怖がよく分かるお話でした。

インフレは粘着性と言われており、今もずっと私たちを悩ませ続けています。しかし、これを乗り切るための株式投資ですね。

また、インフレが落ち着くときこそ、株式が一気に暴騰してきた歴史があります。

大変なときもありますが、ともに頑張っていきましょう。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理をしております。プロフィールは「ななし」で。

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