読者様より疑似ジュニアNISAでの還付について質問をいただいたので記事にてシェアします。(今回TwitterDMで回答済み。)
こちらの記事を読んでの質問とのこと。
関連記事実質非課税?子供の特定口座を還付金狙いで確定申告をしました【疑似ジュニアNISA】
確定申告時期ですが、還付申請は思っている以上にカンタンなので利確した人は練習としてやってみるのをおすすめします。
ちなみに還付申請は5年前に遡って申告が可能です。
内容は確定損とインカムの合計が所得なのか?という基礎的な質問でした。
初心者だと意外と悩むポイントかも知れないので記事にて一緒に見ていきましょう。
【擬似ジュニアNISA】子供名義の未成年口座をキャピタルマイナス10万円、インカムプラス40万円で確定申告・還付申請とすると、30万円×20%=6万円が戻ってくるのでしょうか?→原則還付される
まずは読者様からの質問から。
実質非課税?子供の特定口座を還付金狙いで確定申告をしました【疑似ジュニアNISA】
ブログ見させていただいています。
教えて頂きたいことがあるのですが、 子供名義が、キャピタル−10万、インカム+40万とすると、 30万×約20%の6万が戻ってくるのでしょうか?
その際は、配当は総合課税を選ぶのでしょうか?
記事を読んでくださってありがとうございます。
国語力が無いことで有名な管理人ですが、これはインカム40万円の申告をするときに確定損をぶつけて相殺できるか?ということですね。
こちらは特定口座のトータル部分でその年の差損が出ているので、その数字を使えば問題ありません。
基本的には申告分離課税となっているため総合課税など悩む必要がないのも特定口座のメリット。
実際に口座を確認して、相殺されたあとのインカム収入を所得として申請して、30万円に20.315%の税金を取られた記録を元に確定申告すると、6万ちょいの還付が得られる、という流れですね。
参考までに管理人が使っている楽天証券でのキャピタルマイナスの画像や、見方など。
まずはマイメニューから特定口座損益(譲渡益税)をクリック。
すると今年の譲渡益+配当の総額が出ます。
管理人だと80,404円ということに。
その下を見ると、年次別での確認ができます。
2024年は18,864円の損出しをして、3,762円の還付があったことが分かります。
20.315%と少しズレがありますが、まぁ20%くらいなので、何か処理してくれるんだろうと思っておきます。
あと配当金が74,064円ということはないので、海外ETF(一般口座)は別カウントになってそう。
とりあえず上記画像でキャピタル損は配当から相殺されているのが分かればOKかな、と。
この金額が分かればあとは確定申告で還付申請をするだけですね。
参考までに管理人が未成年口座で還付申請したものがこちら。
利益410,080円に対して所得税62,803円、住民税20,503円。
さすがに子供に83,306円の税金は鬼畜。
これを還付申告するとこうなります。

所得税還付

住民税還付
まずは所得税の還付がされます。
住民税はちょっと遅れての還付になりますがキッチリ還ってきます。
これは所得がない専業主婦のかたでも出来るので、制度を上手く使って資産整形していきたいですね。
ご質問ありがとうございました。
管理人は無職になったら
- 相続税の範囲内で妻に株を譲渡
- 妻の基礎控除内で利確
- 妻の還付申請
- 自分も基礎控除内で利確
- 自分の還付申請
という流れを考えています。
基礎控除58万円ということは、利益が58万円まで非課税なので、今の投資リターンと元本を考えると実際2倍くらいの現金化が可能。
妻116万円、管理人116万円。
わりと基礎生活費として使えそうですね。
問題はアルバイトとかすると控除が無くなっちゃうので完全リタイア用なことですが。。
まぁ、こんな方法もある、という参考程度で。
というワケで今日は確定損とインカム、還付申請のお話でした。
いろいろ使いながらお互い資産形成を頑張っていきましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
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関連記事です。
実質非課税?子供の特定口座を還付金狙いで確定申告をしました【疑似ジュニアNISA】
今年から基礎控除が変わるので、子どもの特定口座で運用すると実質非課税の範囲が広がりますね。
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