老後の心配は減ってきたものの、次は55歳でセミリタイアしたいなぁ、という欲が出てきています。
目標としては55歳で7000万円。
みらいさんのシミュレーターを使って試してみました。こういうの定期的にやってみたくなるんですよねw
過去にやってみた記事はこちら。
では一緒に見ていきましょう。
55歳までに7000万円貯められるか計算してみた
55歳までに7000万円貯められるか計算してみた
結論からワンチャン何とかなるかも。
管理人は今年49歳になるのですが、今のところ老後資産はざっくり5800万円でした。(そのうち持っているリスク資産は米国株やオルカンなど。残りは個人向け国債とキャッシュです。)
関連記事6000万円が見えてきた?資本主義のバグに乗り続けたい2024年12月度【老後資産】
55歳で7000万円を目指している理由
老後資産としてNISA満額+個人向け国債1000万円を作っていっています。
たぶんNISAを全部埋め終わるのが55歳頃(6.5年後)で金額としてはNISA2000万円、個人向け国債1000万円、計3000万円くらいかな、と。
NISAについては70歳くらいまで放置して3000万円(15年で1.5倍)に成長してくれたら、と考えています。
で、残り4000万円を使ってセミリタイアできたらなぁ、というのが最近の妄想。
ただ、管理人は家を持っていないので、55歳あたりで中古物件を買うと資産がぶっ飛ぶので、結局は60歳くらいまで働く可能性が高そうです。
しかし老後資産とは別に4000万円の資産があると人生の自由度が高まりますよね。65歳から老後として、年金を貰いながら資産を取り崩せば何とか生活はできそうだし。
4000万円を10年で全部使い切って良いなら年間400万円。
税金を払うから手取りが減るにしても、年間100万円くらい働けば生活を維持できそうです。
55歳で住宅ローンを組んで65歳まで運用しながらローン返済するとかできたら良いんですが。。ここらへん誰か株クラで相談乗ってくださる人いたら嬉しいです。
ツールはみらいさんのアセロラを使いました。使い方含め、ちょっとずつ見ていきましょう。
55歳までに7000万円貯められるかシミュレーション
初期パラメータの入力。
初期投資額5800万円、毎月の投資額5万円、運用継続年数6年。
次に保有資産の配分を入力。
VT持ってたり、S&P500持ってたりするので先進国株式で代用しました。
2018年に作ったツールなので、今みたいにイケイケの数字じゃないのでシミュレーターとしてはこのくらいの数字が良さそうですね。米国株期待リターンが3.5%というのは、先取りし過ぎたリターンを考えると実際になりそうな数字でもあります。
個人向け国債と現金はそのまま入力しました。
このポートフォリオのリスクとリターン。
キャッシュ40%ということもあり、意外と厳しいリターンとリスク。
まぁ実際はリバランスでもう少し改善されるとは楽観してます。
お待ちかねの予想結果!
乱数シミュレーターはけっこう厳しい中央値を出してきます。
期間が短いこともあり元本割れ確率も高い。。
リスク高めのものを幾何平均でやると中央値の結果は投資初心者が思ってるような数字にならないことも多々あったり。(算術平均>幾何平均なんですけど、いつも上手く説明できないんです。。)
しかし中央値で6866万円なのでヨシとしましょう。134万円くらいは追加で現金貯めるチャンスあるかもですし、老後にマンション欲しいとなったら妻も働くかもですし。
ちなみに元本割れ確率は34.5%あります。
マジで?と思うかもですが、計算結果の分布なども。
投資元本で3500万円ぶちこんでる計算になるので、まぁ下位10%に終わっても老後資金としてはそれなりの数字でしょう。
今の資産より減ってるけど。。
ただ、この結果が出たときは相場としては非常に厳しいときなので、65歳まで働いて年金貰いつつ市場回復を待ってれば良いかなぁ、とも。
単年に惑わされ過ぎず、長く相場に残っておき、良いときも悪いときも受け入れるほうが結果としては満足いく気がします。
最後に出現頻度の分布なども。
上振れすれば良いけど、読み間違えると老後を悲惨な結果で向かえてしまう可能性もあります。
もし良ければ読者様もお使いください。
明治安田が提供している投信アシストも似たような感じです。(こっちの方がもう少し厳しめな気もします。)
外部リンク資産形成将来シミュレータ「アセロラ」
さて、管理人の厳しすぎる将来予想はこのくらいにして、みらいさんが老後までに5000万円貯める理由や考えなども見ていきましょう。
なぜ老後に5000万円必要なのか?
みらいさんが老後までに5000万円作りたい理由など。
みらいさんは5000万円をざっくり4%で運用し、税引き前200万円をイメージしているようですね。
国内外の株式、債券に25%ずつ分散投資しているGPIFのリターンが、暴騰、暴落の波を漂っているのをみてると3~4%で推移しているので、良い感じのところだと思います。
資産収入200万円と年金があれば生活はかなり楽になりますね。年4%で月15万円の不労所得とかヤバい。(語彙力。。)
65歳までに5000万円を作る方法
- まずは老後に必要な資産をざっくり計算する
- それにはどれくらい毎月用意すれば良いか逆算する
- 1と2を満たせるようなアセットアロケーションをつくる
- 3を満たせる投信信託をコツコツ積み立てる
非常に分かりやすいですね。
逆算の仕方などはインスタ投稿にてご確認ください。
さて、私の場合、55歳で7000万円用意できなかった場合、60歳定年まで働くことを想定してシミュレーションを続けてみました。
60歳まで働いた場合、資産は7700万円になりそう
60歳まで働いて投資を続けると中央値で7700万円になりそうです。
ただし、元本割れ確率も31.1%と高く、もはや相場次第。
55歳で6800万円だったので、5年間長く仕事を頑張っても900万円しか増えないなら、体調などと相談してゆるい職場を探すのが良いなぁ、とも。
計算結果の分布。
平均値8200万円、中央値7700万円、下位10%4900万円。
10年に一度級の相場にぶち当たった場合でも5000万円近くあるので、老後は何とかなるのがメリットですかね。
ただ、ここからNISAと個人向け国債1000万円を引くと2000万円くらいの物件しか買えないので、かなり古い家になりそうな予感。
景気低迷してるなら住宅価格も低迷してくれることを期待しておきます。
60歳まで働いてしまった場合、残り5年を生きれば年金もあるし、わりと満足いく老後を過ごせそうな気もしますね。
おわりに|55歳で7000万円を貯めた後、こんな感じで生活していく
上述しましたが、55歳で7000万円になったとしても、NISA満額+個人向け国債1000万円を抜いて残りは4000万円。
4000万円を全部使い切らなくても資産収入だけでけっこうな生活もできそうな予感。
昔書いた記事を読んでいると、
利回り3%で運用した場合、けっこうな取り崩しが可能です。
- 月10万円 → 60年以上
- 月15万円 → 36年
- 月20万円 → 21年
月15万円を使ったとしても36年持つので遺産として残すことも可能。
月20万円でも21年持つので、55歳で住宅ローン2000万円組む、70歳まで月20万円取り崩してローンを払う、足りない生活費分だけ働くということもできそう。(2000万円を今の変動金利で返そうとすると月12万円くらいの返済。)
もしくは一生賃貸生活の覚悟を決めてゆるく生活するのも良いかも。実際には65歳くらいまでは何やかんやで副業とかしてそうですし。
というワケで、今日は55歳までに7000万円貯められるか計算してみたというお話でした。
将来のざっくりした必要額を見積もって逆算するのは超有効なので、もし良ければツールなど使ってお試しください。
投資初期は絶望するような数字ばかりですが、コツコツ続けていると何となく積み上がっているものです。これは管理人が実体験しているので断言できます。
大変な時期もあると思いますが、ともに頑張っていきましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
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良かったらこちらのツールもお使いください。
外部リンク資産形成将来シミュレータ「アセロラ」
関連記事です。
6000万円が見えてきた?資本主義のバグに乗り続けたい2024年12月度【老後資産】
最初は5000万円とか無理と思ってましたが何とかなるもんですね。55歳で7000万円は無理にしても、老後までに何とかクリアしたいと思います。
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