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【続、下落のお話】10年に一度▲30%程度なら耐えれそう

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先日、10年に一度、▲50%級の暴落があった場合、どうなる?という記事を書きました。

こちらの記事。

関連記事【衝撃的?】暴落を考えると、どれくらいのリターンが必要なのか

※リンクは新しいタブで開きます

年14%で上がり続けても幾何平均で5%くらいの利回りになってしまうという救いのない話でした。(年7%だと元本割れしてしまうレベル。)

 

さて、tweetしたところ普段仲良くしてくれているはるかさんから、こんなリプが。

50%の暴落は、前の10年を無にするぐらいのダメージがありますね

逆を言えば、30%ぐらいのダメージなら、めっちゃめちゃ痛いけどなんとか生きていけそうですね

10年に一回、▲50%級の暴落より、こちらのほうが現実的な感じですね。

というワケで早速エクセル先生にやってもらいました。

 

まずはリターン9%、10年に一度30%下落のパターン。

リターン9% 10年に一度30%下落
年数 リターン 年度末株価
1年目 9% ¥10,900
2年目 9% ¥11,881
3年目 9% ¥12,950
4年目 9% ¥14,116
5年目 9% ¥15,386
6年目 9% ¥16,771
7年目 9% ¥18,280
8年目 9% ¥19,926
9年目 9% ¥21,719
10年目 -30% ¥15,203
11年目 9% ¥16,572
12年目 9% ¥18,063
13年目 9% ¥19,689
14年目 9% ¥21,461
15年目 9% ¥23,392
16年目 9% ¥25,497
17年目 9% ¥27,792
18年目 9% ¥30,293
19年目 9% ¥33,020
20年目 -30% ¥23,114
21年目 9% ¥25,194
22年目 9% ¥27,462
23年目 9% ¥29,933
24年目 9% ¥32,627
25年目 9% ¥35,564
26年目 9% ¥38,764
27年目 9% ¥42,253
28年目 9% ¥46,056
29年目 9% ¥50,201
30年目 -30% ¥35,141

これなら何とか生きていけますね。

幾何平均4.2%くらい。

実際にはこんなキレイに動かず、もっとアップダウンをしながらでしょうけど。リターン4.2%なので、そこそこ低迷した20年、30年という感じですが、毎年9%上がって、10年に一度30%級の下落を受けるとこうなるのは何となくイメージと変わりますね。

というか、▲30%下落って普通にダメージ大きいのかも。。

 

投資していてリターンが4.2%だと夢が無いので、もう少し利回りを上げていきます。

リターン14%、10年に一度30%下落のパターン。

リターン14% 10年に一度30%下落
年数 リターン 年度末株価
1年目 14% ¥11,400
2年目 14% ¥12,996
3年目 14% ¥14,815
4年目 14% ¥16,890
5年目 14% ¥19,254
6年目 14% ¥21,950
7年目 14% ¥25,023
8年目 14% ¥28,526
9年目 14% ¥32,519
10年目 -30% ¥22,764
11年目 14% ¥25,951
12年目 14% ¥29,584
13年目 14% ¥33,725
14年目 14% ¥38,447
15年目 14% ¥43,829
16年目 14% ¥49,966
17年目 14% ¥56,961
18年目 14% ¥64,935
19年目 14% ¥74,026
20年目 -30% ¥51,818
21年目 14% ¥59,073
22年目 14% ¥67,343
23年目 14% ¥76,771
24年目 14% ¥87,519
25年目 14% ¥99,772
26年目 14% ¥113,740
27年目 14% ¥129,663
28年目 14% ¥147,816
29年目 14% ¥168,511
30年目 -30% ¥117,957

今みたいな株式リターンが続きつつ、10年に一度級の暴落が▲30%だと資産はゴリゴリ増えていきますね。

これで幾何平均8.5%くらい?

実際には何回かはプラマイ0に近い年があったり、暴落があったりして年6.7%の長期リターンに近付くんでしょうけど、これだとはるかさんが言うように

めっちゃめちゃ痛いけどなんとか生きていけそう

と思いました。

 

実際に過去のS&P500リターンを見ておきましょう。

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出典:https://x.com/charliebilello

過去100年近くで▲30%を超えた年は1931年、1937年(この2つはたぶん仮想S&P500)、2008年の3回だけ。

1931年はNY大恐慌による続落、1937年はルーズベルト大統領が財政赤字を急速に収束させた結果不況入りしたようです。

1930年代はマジで地獄のようなリターンでした。

それ以降は意外にも2008年のリーマンショックまで▲30%級の下落は無かったんですね。

そう考えると暴落をマイナス30%で考えて良さそうな気もします。

関連記事【画像】改めて見るS&P500の恐るべきリターン

※リンクは新しいタブで開きます

 

なので、あまり暴落に怯え過ぎず、自分で取れるリスク量の資金をS&P500にコツコツ積立投資しておく、で良いかな、と再確認になりました。

まぁ、実際には為替もあるし、未来は分からないんですけどね。

とはいえ、良い落としどころかな、と思いました。

 

というワケで、今日は短いのですが【続、下落のお話】10年に一度▲30%程度なら耐えれそうというお話でした。

今から平均回帰が怖いですが、低迷期の積立は効果バツグンですし、ともにコツコツ頑張っていきましょうね。

 

お読み頂きありがとうございました。

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関連記事です。

【衝撃的?】暴落を考えると、どれくらいのリターンが必要なのか

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大きい下落を食らっても続けられる資金量で投資しておくのが一番良さそうな気がします。

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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