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iDeCoが月62,000円になったら検討して良いかも知れない

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iDeCoの拠出額上限が大幅に改善すると話題です。

なかなか縁が無いかな、と思っていたんですがサラリーマンでも拠出額が月62,000円(年74.4万円)ともなると控除額だけでも魅力過ぎるので再検討してみます。

ソース記事はこちら。

外部リンク政府 iDeCo掛金限度額引き上げで与党側と調整 来年度税制改正

※リンクは新しいタブで開きます

給料も増えてきたし、拠出額も増やそうというのが理由らしいです。

拠出額の前に給料増やして欲しいし、そもそも社保上がり過ぎで可処分所得増えないのを何とかして欲しいですが、使える制度は使っていきたい所存。

まだ調整の段階ですが、今のうちに皮算用しておくのは無駄ではないはず。2024年12月からはiDeCoの申告も不要になりましたし。

 

過去に一度諦めたiDeCoを再検討しようと思ったのはTwitter(X)で仲良くしてくださっているしんさんのtweetを見たからです。

画像がハイパー分かりやすいので一緒に見ながら検討していきましょう。

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iDeCoが月62,000円になったら検討して良いかも知れない

しんさんのtweetと画像です。

しんさんによiDeCoの重要ポイント。

退職所得控除の改悪の可能性は実はあまり重要ではなくて、やはり肝は「所得控除による課税先送り」でしょう。

結論:不透明な改悪に怯えるよりも、目先の確実な控除を使って運用する方が良さそう!

 

虚弱管理人は定年まで働ける自信がなく、55歳くらいで退職。ここで退職金控除消滅。

その後、iDeCoの退職金控除を受けるには19年あける必要があるという鬼畜ルールがあります。

これはルールが悪いというより先に退職して、あとでiDeCoを使おうと思っている管理人のほうがズレているのかも知れません。

とはいえ、56歳で退職したら、iDeCoは実質75歳までロックする必要がありそう。

ここらへんがネックで3年前くらいに断念したんですよね。

関連記事【挫折】iDeCoの出口戦略が複雑すぎて検討中止しようと思う

※リンクは新しいタブで開きます

 

さて、本題の気持ちが変わったというか揺らいだしんさんの画像。

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※スマホの場合、拡大して見ると良いかも。

ポイントは所得控除された分を特定口座で運用をして計算していること。

iDeCoは出口で課税をされることを一旦脇において、もし改正されてiDeCo月62,000円拠出になったケースでNISAと比較しています。

  • NISA 月62,000円積立
  • iDeCo 月62,000円拠出

20年後の総拠出額、積立額は1488万円。

どちらも利回り4%でシミュレーションしています。ただし、iDeCoは控除された金額を特定口座で運用して、それをオンしています。(iDeCoの口座維持手数料も調整済み)

所得金額が330万円~695万円までは所得税20%、住民税10%なので拠出額の30%が還ってくると大きいですね。年間223,200円を投資に回すことが可能。これを20年続けるだけでも資産効果デカい。

管理人の場合、55歳で退職しても細々と働くのでiDeCoの拠出効果はありますしね。

 

還付金運用を含めたiDeCoとNISAの20年後の金額比較がこちら。

  • NISA 23,041,086円
  • iDeCo 29,400,804円

NISAが非課税とはいえ、けっこうな差ができました。600万円は無視できない金額。

 

管理人は48歳なので、拠出期間が10年で見ておくとして、還付金を運用していくと11,720,786円となります。

拠出額は10年で744万円。

これくらいなら過去の資産を売りつつ何とかなるかなぁ、とか。

 

ただ、問題点はiDeCoの出口戦略部分ですかね。

10年運用で運用部分が9,264,223円。

60歳から使おうとすると退職金控除がないので、1/2された金額が雑所得でかかってくるはず。

一括だと完全無収入としても結構な税金がかかりそう。無職だと国保金額も跳ね上がるレベル。

先に退職したらiDeCoで使える退職金控除は19年後とか悪魔ルール考えたヤツ誰だよ。。

半分を一時金として貰って、残りは年金として分割受け取りをするか。

 

ただ、上記で悩んでるのは管理人が先にリタイアしたいからであって、60歳まで働いて退職と合わせてiDeCoも一時金で貰うとなると一気に改善します。

43歳の時に転職したので、60歳退職だと、17年×40万円の退職金控除で680万円までは無税。そこからはみ出した部分は1/2にしてくれるはず。

はみ出した部分くらいなら分割で薄く薄く貰えば基礎控除でかなり消失させることができそう。

会社の退職金は在籍10数年なので大して期待できないし、60歳まで働くのが理想的なんでしょうね。

 

管理人は使いこなす難易度が高いですが、ただ、iDeCoの出口部分だけ不安で思ってた人がいるとすれば、しんさんの画像は非常に参考になるかな、とも思いました。

給料高い人は還付も大きいので、iDeCoで還付されたお金をNISAに入れても良いワケですし。

というわけで、最後にしんさんの画像をもう一度貼って終わりにします。

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管理人は55歳退職を真剣に考えた場合、どれくらいの金額をiDeCo拠出すれば良いかもう一度考えてみようと思いました。

こんなときに信頼できるFPさんがいると良さそうですね。

というワケで今日はiDeCoが月62,000円になったら検討して良いかも知れないというお話でした。

 

iDeCoにせよNISAにせよ、資産を増やすにはしっかり働いてお給料の余剰金から投資をすることが大切。

お仕事は大変ですが、ともに頑張っていきましょうね。

 

お読み頂きありがとうございました。

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iDeCoはホント複雑ですね。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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