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老後のために「貯蓄しすぎた人」が陥る3つの落とし穴とは?

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DIE WITH ZEROの著者がネット記事で老後資産の落とし穴を語っていました。

資産形成を頑張っているけど、わりとこのケースはあるかも知れませんね。

せっかくなので当サイトでもシェアします。

記事はこちら。

外部リンク老後のために「貯蓄しすぎた人」が陥る 3つの落とし穴とは? 『DIE WITH ZERO』の著者による指摘

※リンクは新しいタブで開きます

DIE WITH ZEROのざっくり内容。

将来のためと節約し過ぎていると自制してしまい、今しかできない経験をする機会を逃してしまう。現在貯金している人には、貯金だけでなく出費についても、長期的なプランを考えよう。

管理人は若いころは生きるのに必死で今しかできない経験とか考える余裕はなく、やっと今になって家族で旅行などにお金を使えるようになりました。。

 

では一緒に見ていきましょう。

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老後のために「貯蓄しすぎた人」が陥る3つの落とし穴とは?

まずは結論から。

まとめると下記3行になります。

  • 若い時しか経験できない機会を逃す
  • 子どもが老成してから相続しても無駄になる
  • 必要以上に働くことになる

管理人に置き換えつつ、それぞれ見ていきましょう。

 

若い時しか経験できない機会を逃す

ちょっと長いですが引用にて。

パーキンス氏は著書で、将来使いきれない未知の出費のためにお金を貯めておくより、生涯をかけて賢く使う方が良いと説く。そして、老後のために貯金しすぎることが問題である理由の1つとして、若い時に人生を楽しむ能力を制限してしまうからだと主張している。

「早いうちに投資する方が得だ。投資を始めるのが早ければ早いほど、思い出という配当を受けられる時間が長くなる」

歳を取るとさまざまなしがらみや責任、身体的な理由でできなくなることも、若い時はできる。若いうちに経験する機会を逃すということは、二度とない思い出作りのチャンスを逃すことになるのだ。若いうちにしかできない思い出作りこそが、お金をかける価値のあるものだとパーキンス氏は主張する。

※太字・装飾は管理人がしました。

 

思い出の配当理論ですね。

ただ、冒頭でも書いたように管理人は生きるのに必死で思い出作りのためにお金を使うとか意識する余裕はありませんでした。

しかし何か体験をすることに必ずしも大金が必要なワケでもありませんね。

自分に何か理由を付けて縛るよりは、やってみたいこと、興味があることはとりあえずチャレンジしてみても良い、そんな風に思えるようになってきました。

 

最近だと高校時代からやり直せたらなぁ、とか思うんですが、そんなことできないワケで。

代わりに子供が何かやりたい、となったときにお金くらいは出せるよう頑張りたいと思っています。

 

あと、最近になって思い出の配当を実感することも増えてきました。

お金ないけど死ぬまでに行かなきゃと突撃したラスベガス、リーマンショック被弾後に行ったバリ島、悪夢の民主党政権で超絶円高のなか行ったフランス。

たぶん今ならお金の余裕的に無理すれば行けるけど、当時ほど衝撃は受けないだろうし、何でも楽しめるかというとちょっと違ってそう。

あと、体力・気力も10年、20年経つと全然違いますね。

そういった意味で海外旅行はしておいて良かったことです。

実際、今でも思い出の配当になってますし。

きっと老いていったときに思い出すのは子供との思い出なので、老後資産を取り崩して毎年子供との家族旅行に突っ込んでいます。

関連記事【金より思い出】老後資産100万円を取り崩そうと思う→理由は子供との旅行

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あとはブログや副業もやってみて良かったです。

もちろん失敗とかしんどいことも山ほどあったのですがそれも含めて思い出。

60歳になってから副業チャレンジとか絶対無理。

ブログを通じて行ったオフ会とかも老後に思い出してニヤニヤできるはず。

 

子どもが老成してから相続しても無駄になる

こちらも意識しておきたいこと。

アメリカでは遺産相続者の大半は60歳前後で、実際にお金が必要な時期をとっくに過ぎている人がほとんどだ。

60代の人の多くは老後資金の準備ができていて、お金を必要としていないと彼は指摘する。「子どもたちの年齢が上に行けば行くほど、お金をあげても彼らには必要ないものとなり、ある時点を過ぎると親からもらうお金などほとんど無用になってしまうのだ」。

 

うちの場合、子供に相続するほど資産はないけど、支援できることは早めにやってあげようと意識はしています。

とくに子供世代になると投資をしている、していないで格差ができそう。

そういった意味では満額とか全然無理でしたが子供へジュニアNISAをプレゼントできたのは良かったかな、と。ヘソクリ全滅したけど。。

できることは少ないけど、成人後に人生の選択肢を増やす一手になれば嬉しいなぁ、と。

ちなみにジュニアNISAは終わっちゃいましたが、超簡単な確定申告(実質10分)をするだけで庶民なら実質非課税で運用はできます。

関連記事【420万円の威力】子供の資産が凄すぎて笑う|ジュニアNISA、未成年口座所感2024年6月10日

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必要以上に働くことになる

使われないお金は失われたも同然であり、それと同時にそのお金を稼ぐために費やした時間も無駄になる

これも意識しておきたいですよね。

こちらもちょっと長いですが引用にて。

彼はエリザベスという架空の女性を例に説明する。エリザベスは老後資金として貯めた32万ドル(約4500万円)のうちの13万ドル(約1800万円)には手を付けていない。「この13万ドルで彼女はどれだけの経験をすることができただろうか。それほどのお金を貯めるのに費やした時間を見れば、事務職の彼女が必要以上に何時間働いたのかが分かる」

エリザベスの年収を6万ドル(約840万円)として、この触らない貯金のためにトータルで何時間無駄にしたかを計算した彼は、「13万ドルを時給19.56ドル(約2700円)で割ると、約6646。エリザベスは使うことのないお金のために6646時間も働いたことになる」と記している。

パーキンス氏は、年収の2倍以上に相当するお金を使わないなんて「2年半ただ働きしたようなものだ」と言う。お金を必要以上に貯めている人は、貯蓄・出費ともに改めて自分の長期プランを見直しても良いかもしれない。

 

このまま飲み込んで良いものか分かりませんが、やりたいことを我慢して貯金や投資にまわしても、老後にはその期間分の楽しみを取り戻せるかどうか怪しいのはあります。

管理人が老後に時間とお金を得ても、体力、気力、感性のすべてが落ちています。とくに感性ですね。今でさえ昔ほどの感動をしなくなった感はあって、これもどんどん衰えていくんだと思うと、やりたいことは早めにやっておきたいところ。

ただ、年収2年分の貯金は大きいですよね。

使わないとタダ働きになりますが、私たちが自分の死期が分からない以上、余裕があるほうが人生は楽しめると思います。

そういった意味では、ある程度資産形成をして老後資産の目処を付け、あとはゆるく生きるのが良いかな、と。

過去記事で使った画像ですがこんな感じ。

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利回り5%の投資商品を想定(オルカンみたいなもん?)

Aさん:30~40歳まで毎年100万円を積立(計1000万円)

Bさん:45~65歳まで毎年100万円を積立(計2000万円)

前半超がんばるマンをしたら、40歳以降は浪費生活をしても良いし、ゆるい仕事に就いても良い。

選択肢があるのは大切。

関連記事【良画像】40歳でリスク資産1000万円あれば老後不安オール解決

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管理人は低所得過ぎたのとNISAを満額埋めたいので、55歳まで頑張ってみようと思っています。

NISA埋めたあとは資産次第。

ゆるく生きるか、引き続き家族のために頑張り続けるか。

資産運用してなかったら選択肢も無かったので良かった。

 

まぁ、書かれているのは当たり前っちゃ当たり前のことなんですが、日々忙しく働いたり、資産運用を頑張り過ぎているとついつい忘れてしまうことでもありますね。

というワケで長くなってきたのでそろそろ終わります。

 

おわりに|資産運用も大切だけどバランス良く生きていこう!

貯金や資産運用だけを頑張り過ぎると下記の落とし穴があります。

  • 若い時しか経験できない機会を逃す
  • 子どもが老成してから相続しても無駄になる
  • 必要以上に働くことになる

極論的な部分もありますが、1番目の若いときにしか経験できないことは意識したいですね。

その歳でしか感じられないこともあるので大切にしていきたいところ。(もちろん歳をとったからこそ楽しめたり満足感を得られることもあるでしょうけどイメージ伝わるはず。)

 

管理人は働いたら負け、とまでは思ってませんし、無職になってずっと家にいると妻との関係が悪くなりそうなので細々と働いてるのが良いとも感じています。(何だかんだで働いてるから良い関係なんだろうな、と。無職おじさんがずっと家にいたら嫌でしょうし、世の中のためにも良いはず。)

ただ、これも資産運用がある程度うまくいっていて思えることですね。

インフレや今後も上がっていくであろう社会保険料を考えるとしっかり資産は作っておきたい。

大変なこともありますが、資産運用で徐々に楽になっていくことも増えるので、そこまでは一緒にコツコツ頑張っていきましょう。

 

お読み頂きありがとうございました。

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ゼロで死ぬ必要もないし、適度に働くのが良いと思ってますが、資産運用は自分を助けてくれるので、今後も頑張っていきます。

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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