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貧困から抜け出すには何世代かかるのか→4世代必要

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Twitter(X)を見ていると興味深い画像を見つけました。

貧困から抜け出すには、何世代必要か、というもの。インデックス投資をしている人達には縁遠いかも知れませんが記事にてシェアしたいと思います。

知ったのはセミリタイア九条さんのtweet。

元ネタ画像を調べてみるとOECDの資料の様子。

外部リンク社会階層のエレベータは壊れているのか(PDF)

※リンクは新しいタブで開きます

では、一緒に見ていきましょう。

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貧困から抜け出すには何世代かかるのか→4世代必要

まずは結論の画像から。

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スマホで見にくかったらスミマセン。

所得階層の最下層に生まれた場合、平均的な所得を得るのに4世代分の時間がかかる、というもの。

日本で普通に生きていると意識しにくいですが、親の財産やその社会的優位性は相関があるのですね。。

OECDの資料ではこれを「粘着力のある」床と天井と表現していました。

意外なことにアメリカより短い期間なのも驚きました。(結果を見ていると、やはり先進国のほうが平均的所得までのエレベーターはしっかり稼働しています。それでも大変なんですが。。)

 

いやいや、貧乏でも国立大学出て、ええ会社入ったら一世代で平均どころか上位層いけるやん、と思う人もいるかもですが、大きな数字で見ると「粘着力のある」床と天井があるようです。

世界平均ではもっと露骨で、これはその画像。

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親が両方とも高等学校を終了していないと子供の教育レベルはなかなか大学卒業とまでいかないのが現状の様子。

親が子供を大学に行かせる必要性というのを意識する、しないで子供の将来所得が大きく変わるのはありそうですね。実際に両親のうちどちらかが大学を出ていると子供も大学を出ています。

ただ、こういった意識は子供の教育費がプレッシャーとなって少子化を促進している気もします。

 

また、この粘着性はけっこう厄介です。

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OECD資料の引用です。

  • 所得五分位の最下層(所得配分の最下層の20%)にいる人々には、4年間で上位に移動する機会はほとんどなく、54%の人々が4年間最下層から抜け出せない。
  • 最上層ではその持続性がより強く、収入上位20%に含まれる人々のうち65%が4年間同じ位置にとどまっている。
  • 中間所得層の所得流動性はそれより高いが、これもまた、下方流動性のリスクがあるということを意味している。4年間で36%の人々が所得階層の最下層に転落しており、これはOECD諸国と比較すると高い割合である。

一番最後の下方流動性リスクは、日本固有のもので、出産後にパートタイマーになることが大きそうですね。

 

と、ここまで書いていて暗くなってしまいますが、とはいえ、本人次第というもの大きいでしょう。

ロナルド・リーさんの例であればガソリンスタンドの店員、晩年は清掃員として働きつつも大きな資産を作った例もあります。

情報を知るということ、継続できることが重要そうです。(もちろん、この情報へのアクセスや、継続する力というのも階層による粘着性があるのですが、個人的には本人の意思が大きいと思いたいところ。)

外部リンク平凡な清掃員が「9億円」もの資産を築いたシンプルな方法

※リンクは新しいタブで開きます

 

幸いにして私たちはインデックス投資のチカラを知っていますし、継続の大事さも実感していますね。

管理人は失業でマジのピンチがありましたが幸運にも貧しいながら何とか生活ができています。不満が無いかと言えば嘘になりますが、どちらかというと感謝のほうが大きいので、こういったことも忘れず過ごしたいところ。。

あとは子供が大学行きたいと言ったときに問題なくお金を出せるようには資金を貯めておきたいです。

 

今日は何となく暗い話題になりましたが、しっかり投資を続けていれば未来は明るいはず。お互いコツコツ頑張っていきましょうね。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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