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新登場3つ紹介|石油王ETF、Slim先進国(日本含む)、Tracers S&P1000インデックス(米国中小型株式)

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新しい投資商品がどんどん発表になっているので今回は3つ一気に紹介します。(毎日1つずつ書く気力が無かったw)

石油王ETF、Slim先進国(日本含む)、Tracers S&P1000インデックス(米国中小型株式)です。

では、どんな商品か一緒に見ていきましょう。

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SBI サウジアラビア株式上場投信(273A)~石油王ETFと思いきや銀行ETF

知ったのはお馴染みみらいさんのtweet。

というか、基本的には投資情報はみらいさんをウォッチしていれば困ることがないはず。

投資対象はサウジアラビアの株式。

信託報酬は0.1925%と新興国単体に投資する商品のなかでは格安。

外部リンク新規上場の承認(ETF):SBI サウジアラビア株式上場投信(SBIアセットマネジメント)

※リンクは新しいタブで開きます

 

石油王ETFなんてステキ!と思うかもですが、オイルセクターだけに投資をしているわけじゃないことには注意が必要です。

またまたみらいさんのtweet。

画像を見ていきましょう。

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過去リターンは新興国株式指数より良いです。

しかし買ったり負けたりなので過度な期待はどうかな、と。

 

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上位銘柄はサウジアラコム(石油最大企業)がトップと思いきや金融でした。

国有銀行なんですかね。オイルマネーでガッチリなのかも。

他にも記入がズラリと並んでいます。

 

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セクター比率を見ても

  • 金融 42.59%
  • エネルギー 10.6%

でして、期待してた石油王ETFにはならない感じですね。

 

で、新興国株式にありがちなパターンなんですが、金融セクター比率が大きいので、好景気には強いけど、金融危機にはめっぽう弱い可能性があります。

イメージだけで買うより中身を見ておくのは大切。

 

eMAXIS slim 先進国株式(含む日本)<オール先進国>

お次は投資信託。

eMAXIS Slimから新しい商品ですね。

オルカンでなくオール先進国。

古くからMSCI KOKUSAIとして日本を除く先進国指数があったのですが、日本込みの先進国株式は要望があったのかも知れません。

できれば10年前に欲しかったけど、今からNISAで進めていく人もいるので、ここらへんは三菱UFJアセットさんの企業努力を誉めるべきでしょう。

新興国はここ10年くらい先進国(というか米国株)に大きく水をあけられているし、地政学リスク(主に中国)などで先進国だけ欲しい人も多そう。

できるなら信託報酬をオルカンと合わせて0.05775%にして欲しかった。。

コストの高い新興国株式が無いのにオルカンより信託報酬が高いのは競合が無いからですかね。もしくは売る気が無いか。

ここらへんを最初から業界トップを狙う企業に育ってくれたら日本のバンガードになるかも。

 

Tracers S&P1000インデックス(米国中小型株式)

最後は米国株式。

S&P1000というマニアックな指数に投資ができて信託報酬は0.10725%です。

TracersシリーズなのでSBI証券、楽天証券、マネックス証券で買えるはず。

今までS&P500を積み立ててきた人が中小型株を補完するとかで使えそう。

 

単体でもわりと面白い商品なので画像多めで見ていきましょう。

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構成としてはS&P500に入りきれなかった中小型になりますね。

とはいえ、ある程度の格付けをされている企業でもあります。

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S&P500に入れないとはいえ、S&P1000指数だけで全米株式の時価総額7.7%、4.45兆ドル=600兆円以上です。(ちなみに日本プライム市場で895兆円なのでアメリカのデカさにビビりますねw)

 

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S&P500との過去リターン推移。

1999年1月を起点とするとS&P500に勝ってます。

小型株効果?

 

とはいえ、小型株が強い時期、弱い時期があるので個人の好みが出ます。(私は好きw)

直近10年は大型株優位なのは皆さまご承知の通り。

棒グラフで年度別を見てみましょう。

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2014年くらいまでの好調があったおかげでトータルリターンが勝っているという感じ。

 

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小型株優位と大型株優位の時期等。

 

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S&P500とS&P1000のセクター比率。

情報技術が飛びぬけているS&P500より分散が効いている感はあります。

 

最後に分かりやすいS&P500、S&P400、S&P600という指数の紹介を。

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S&P500は皆さんご存知のヤツです。

S&P400はミッドキャップと呼ばれてるクラス。

S&P600はマイクロキャップと呼ばれるクラスで、ガチ小型株という感じですかね。

S&P400は割とS&P500の入れ替えがあるので回転コストがあるので、マニアックな人はS&P600を好むということで、管理人はS&P600に連動する海外ETF(IJR)を保有しています。

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17年放置して配当含まずで4.5倍。

わりと良いリターンになってます。

放置できる人向けな投資信託と思いますね。

 

どんどん良い商品が出てきますが、NISAでコア資産は決まっていると思うので、サテライトとして考えると良いかな、と。

eMAXIS Slimオール先進国は信託報酬次第ですかね。

今のままじゃオルカンをすすめたくなります。

 

とはいえ、良い商品が出ているから投資家である私たちの環境が良くなっているのも事実。

運用会社に感謝しつつ、引き続きコツコツ投資を続けていきましょうね。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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