投資はバイアンドホールドが最適です。
とはいえ、目移りしちゃうのも「あるある」です。
Gazさんが良い記事を書いていたので自分への戒めとして記事にしてみました。
記事はこちら。
外部リンク年利5パーセントの難易度はどれくらい?達成しやすい投資手法を解説
それでは一緒に見ていきましょう。
【年利5%の難易度】握り続けることが大切
いきなり結論画像から。
出典:JPMorgan
2002年から2021年までの20年間の各アセットのリターンです。
意外なことにREITが一番儲かったんですね。
注目したい数字はこちら。
- S&P500 9.5%
- 株式60/債券40 7.4%
- 個人投資家 3.6%
S&P500をバイアンドホールドしていた場合、投資家は年9.5%のリターンを享受できました。(実際にはインフレが2.2%なので差し引いて7.3%が実質リターン。)
しかし、実際には個人投資家が手にしたリターンは3.6%とのこと。インフレを考慮すると1.4%しか儲かっていません。
案外、株式60/債券40も良いリターンを出しています。
この20年間、ハイテクはポンカスになり、新興国に投資しないヤツはバカみたいな状況があり、リーマンショックを経て、GAFAやらハイパーグロースの時代がありました。
理由はというと銘柄乗り換えや、投資手法をコロコロ変えることが言われますね。
そういえばピーク時にARKKとか買いまくった人とかどうなったんでしょうか。。
インデックス投資で年5%の利益を出すことはそこまで難しいことではありません。
しかし、目移りするのが一番の大敵ですね。
管理人はすぐ目移りしちゃいます。。
ただ、褒められたことではないですが、大金は移さないようにしています。お小遣いの範囲内。これなら全滅してもやり直しが可能。
上記の画像が未来を保証するものではありませんが、他のデータでも個人投資家は自らの売り買いによってリターンを引き下げるという話は多いです。
手数料もかかるし、利確したときの税金もあるでしょう。
これはアクティブファンドVSインデックスファンドを見ていても分かります。
儲かりまくる!と思った銘柄に夢中になるよりS&P500だったりオルカンを買って、あとは忘れて人生を楽しむほうが高リターンな人が大半な気がしますね。
目移りしちゃう、という場合は下記の画像をお守りのように時々見返すのが良いです。
出典:JPMorgan
1950年から2021年までの期間で、株式、債券、それぞれ半々を保有した期間によってブレ幅がどうなっていくか、という画像。
保有期間が長くなるほどブレ幅が安定してきます。
20年保有した場合、上記期間内であれば株式は損をしていません。というか一番悪い時期を切り取っても平均6%のリターンなので株式の凄さが分かりますね。(ここからインフレを考慮する必要あり。)
できれば20年間の個人投資家のリターン推移も見たかったw
あと、何気にカウチポテトポートフォリオ強いですね。
ちょっとテキストでも見ておきましょう。
株式 | 債券 | 株式50/債券50 | |
1年 | +47から▲39 | +43から▲8 | +33から▲15 |
5年 | +28から▲3 | +23から▲2 | +21から+1 |
10年 | +19から▲1 | +16から+1 | +16から+2 |
20年 | +17から+6 | +12から+1 | +14から+5 |
マイナス幅が小さいのが良いです。
普段の値動きも若干マイルドなのでメンタルにも優しい。ただ、2022年のように株式も債券もマイナスという年もあるので注意が必要ですが。
すみません、話がブレてきましたね。
株式リターン5%というのは難しい数字ではありません。
しかし、目移りした結果、投資家リターンが3.6%だったというJPMorganのデータを知っておくと、無駄にトレードしたり、手法を変えるのは減ると思います。(今だとNASDAQ100、S&P500主力の人はオルカンに乗り換えたりせず保有し続けるほうが期待値高そうな感じでしょうか。)
というワケで今日は短いですが【年利5%の難易度】握り続けることが大切というお話でした。
目移りしちゃいますが、コア資産はガチホでコツコツ積み上げていきましょう。きっと20年後、30年後にハッピーな結果になっているはず。
その間、暴落で大変な時期もありそうですが一緒に頑張っていきましょうね。
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こちらも個人投資家がリターンを下げるケースです。暴落中に手放すと稲妻が輝く瞬間を逃して悲惨なことに。
わりと銘柄乗り換えや手法変更でも同じようなことが起きてる気もします。(レバナス撤退したら2023年~2024年初旬みたいな暴騰とか。。)
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