ちょっと話題が古いのですが、管理人が亡くなったあと、妻への主力資金と考えている遺族厚生年金が改悪されるかも知れないのでウェブログとして残します。
かなり前のtweet。
え、うちの妻、専業主婦だから遺族厚生年金が一時的な支援とかにされたら老後ヤバそうなんだけど😇😇
たぶん今の世代は逃げ切り、氷河期世代は打ち切りとかになりそう
はぁ…しんど…
「遺族厚生年金」再来年の制度改正に向け議論へ 厚労省審議会 | NHK https://t.co/VJKxbzF4NG pic.twitter.com/jnmGYNARxO
— ななし@氷河期ブログの人 (@_teeeeest) April 23, 2024
ソース元の記事も古いのですがこちら。
外部リンク「遺族厚生年金」再来年の制度改正に向け議論へ 厚労省審議会
ちょっと長いのですが引用にて。
主に家計を担っていた配偶者などが亡くなった場合に支給される「遺族厚生年金」について、厚生労働省の審議会は、男性と女性で差がある受給要件を見直すことも含めて再来年の制度改正に向け議論していくことになりました。
「遺族年金」は、公的年金に加入し主に家計を担っていた人が亡くなった場合に、その遺族に年金を支給する仕組みで「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」があります。
このうち、会社員などが加入する「遺族厚生年金」は、男性と女性で受給要件に差があり夫が亡くなった場合、子どもがいる妻と、子どもがいなくても30歳以上の妻であれば、年金を生涯受け取ることができますが、妻が亡くなった場合は、夫が55歳以上でなければ受け取れません。
また、妻には40歳以上から64歳まで加算される制度もあります。
28日開かれた厚生労働省の社会保障審議会・年金部会では「男女がともに仕事に就くことが一般的になりつつあり、男女差を解消した制度に見直すべきだ」などの指摘が相次ぎました。
そのうえで「遺族厚生年金は配偶者などが亡くなった時の一時的な支援にすべきだ」とか「制度の利用者に配慮して十分な経過措置が必要だ」といった意見も出され、部会では男女差を見直すことも含めて再来年の制度改正に向け議論していくことになりました。
※太字・装飾は管理人がしました。
ほう。
男女ともに働くことが一般的になってきたので、一時的な支援にすべき。
そんなことされたら、専業主婦の我が家、ワイが亡くなったあとの妻の生活、めちゃくちゃ大変になるんですが。。
男女差の問題はスルーして、遺族厚生年金を無くして本当に良いのか。
遺族厚生年金の分かりやすい画像など。
出典:オリックス生命保険
例えば我が家の場合、管理人が明日事故で無くなった場合、会社員なので遺族厚生年金が支払われます。
わりと手厚くて、低年収のななし家でも妻一人、子供一人で月額11.7万円くらい。
さすがに生活は厳しいですが、パートをすれば子供と食べていくには何とかなるかな、と。足りない分は資産を取り崩してくれたら良いし。
まぁ、事故にあわず天寿をまっとうした場合も遺族厚生年金は貰えます。
例えば管理人が75歳くらいで死んだとします。
そうすると妻は私の厚生年金部分の75%が貰えます。専業主婦からこの遺族厚生年金を盗るとなると、生活かなり厳しくなると思うんですがどうでしょうか。(基礎年金=国民年金は貰えないのでおひとり様になると元々生活は厳しくなるけど、それでも遺族厚生年金を頼りにしてるケースは多いのかな、と。)
緊縮財政で盗れるところから何でも盗っていくと、また経済縮小のデフレスパイラルになるしか想像できないんですが。。
Twitter(X)でも同様の声が。
遺族年金、配偶者に永久支給を廃止っておかしくない?
亡くなった配偶者は高い厚生年金を何十年も掛けていて、もらわずに亡くなってしまったのなら、残った配偶者が老後は2人分の年金で暮らす予定だったんだから残った配偶者が亡くなるまで支給するのが当たり前じゃない?
なんの為に老齢年金分を— 青空 (@blue_sky_1231) April 22, 2024
亡くなった配偶者は高い厚生年金を何十年も掛けていて、もらわずに亡くなってしまったのなら、残った配偶者が老後は2人分の年金で暮らす予定だったんだから残った配偶者が亡くなるまで支給するのが当たり前じゃない?
なんの為に老齢年金分を
そうなんです。
残った配偶者の老後計画が全然変わるんです。。
検討してる人たちは逃げ切り確定でどうでも良いんでしょうけど。
思うに共働きを増やして年金財源を増やすことしか考えてなさそう。
結果として生活苦しいから共働きは良いとして、一生共働き前提で、でもお前たちは結婚して子供を作れ、年金財源が足りないから現役から保険料徴収で賄うぞ、とずっと言われてると、そら少子化改善するワケがありません。
Instagramでも話題に上がっていたので、もしインスタ民がいたらこちらも是非。
外部リンク知らないとヤバイ 遺族年金廃止?(Instagram)
この議論は2023年7月にされており、再来年の制度改正に向けて議論を進めていく、と書かれていたので、早ければ来年にも動きがあるかも知れません。
そうなったら我が家の生活、また貧しくなりそう。。
子供小さいうちは一緒にいてあげて欲しいんですけどね。
それも許したくないけど、少子化はどうにかしてくれ、とか無茶はやめて欲しいです。
マジで医療費全員ニコニコ3割負担。こども家庭庁解体して結婚した世帯には控除山盛りとかしないとどうにもならないんじゃないかな、と思ったり。
まぁ、愚痴言ってても仕方ないので選挙行くしかないですね。
最悪、遺族厚生年金が無くなって私が急死した場合は、今ある資産を現金化しつつ、妻実家に住みつつパートをして子供が大学を出るまで育ててもらう、でしょうか。
今のマンションに住んでも生活は何とかなるかな。
児童扶養手当もあるだろうし、ジュニアNISAを売れば大学資金も問題ないはず。
出典:母子家庭が受けられる児童手当・児童扶養手当とは?条件や金額など紹介【2022年度版】
パートで月8万円、児童扶養手当で月4万円。
足りないお金は資産取り崩し。
4000万円が3%で回れば毎月10万円取り崩しても子供が成人して、妻が年金貰うまで何とでもなるはず。
自分が死んだ場合、NISAはそのままで残りはニッセイ4資産買って、自動取り崩しするように書いておこうかな。。
関連記事4000万円あれば老後にどれくらい取り崩しできるのか
関連記事【360万円の威力】子供の資産が凄すぎて笑う|ジュニアNISA、未成年口座所感2024年1月7日
妻の老後は国民年金満額だと月6万円程度なので、3000万円くらい資産が残っていれば、それを30年かけて自動取り崩しという形でしょうか。
子供に財産残さなくて良いなら、3%で運用できれば生活は何とかなるはず。
- 月7.5万円 → 60年以上
- 月10万円 → 45年6ヶ月
- 月15万円 → 22年11ヶ月
年金+月10万円を取り崩しで生活ギリギリ。
やっぱり老後資産の申し送り書に急死した場合、ニッセイ4資産均等型を自動取り崩し、と書いておこう。
関連記事3000万円あれば老後にどれくらい取り崩しできるのか
まだまだ妻が安心して生活するには遠いので、引き続き健康でお仕事頑張りつつ、投資も育てていこうと思います。
ちょっと愚痴っぽい話になってしまったのでそろそろ終わります。
今日は遺族厚生年金ピンチ!無くなったら妻の老後どうする?というお話でした。
何でも庶民から奪うような時代になりましたが、過去に頑張って作った資産は家族を守ってくれそうです。
私たちが老後になるときにもこれは同じはず。
しんどい時代ですが、ともに頑張っていきましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
応援クリックをして頂けると毎日更新する励みになります。
にほんブログ村
政府と書いて盗賊と読むべし!という読者様からの応援ポチをお待ちしております。貴族とは制度化された盗賊のことだ、とロイエンタールも言っていましたね。
関連記事です。
【360万円の威力】子供の資産が凄すぎて笑う|ジュニアNISA、未成年口座所感2024年1月7
遺族厚生年金が無くなると多少は困りますが、それでも資産運用していたのでギリギリ何とかなりそう。
マジで資産作っておかないと老後がとんでもないことになりそうです。(70過ぎても薄給で嫌々働くとか…)
意外と読まれている記事