米国USテック20、FANG+、M7に投資できる商品が人気です。
しかし、管理人は時価総額加重で単純にアメリカ上位10社=S&P10を出してくれないかなぁ、と思っていました。
海外ETFならあるかもだけど、さすがに投資信託では期待薄だろうと過ごしていたら、いつもお世話になっているみらいさんが特大級の情報をぶっ込んできました。
tweetはこちら。
キタ―――(゚∀゚)―――― !!
まさかのS&P10で信託報酬も格安!
さすが俺たちのTracerシリーズ。愛してる!
では、早速どんな商品かを見ていきましょう。
【S&P10爆誕】Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)は信託報酬0.10725%でアメリカのトップ10社に投資できる商品
商品スペック|S&P10投信=Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)
ざっくり書くと、S&P500の上位10社だけに投資する商品。
勝ち馬銘柄に乗るので強いときはバチクソ強く、2022年のような相場だと思った以上に下げる商品と思っておくと良いですね。
S&P500の亜種というより、現在の銘柄だとNASDAQ10みたいなイメージをしておくと良いかも。
なので、USテック20、M7、FANG+などに投資している人向けです。
また、ポイントとしては、時価総額加重なのがありますね。変に均等投資されるより、強い銘柄に乗り続けるほうが個人的には好み。
NISAを埋めながら、少額でコツコツ買っていこうかな、と思っています。
ざっくり商品スペックなど。
商品名:Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)
信託報酬:年0.10725%(税込み)
設定日:2024年5月16日
【投資方針】
- 主として、「インデックス マザーファンド 米国株式トップ10」受益証券に投資を行ない、別に定める米国の時価総額上位銘柄で構成される指数(S&P500トップ10指数(税引後配当込み、円換算ベース))に連動する投資成果を目指して運用を行ないます。対象指数の選定および変更にあたっては、当ファンドの商品性および運用上の効率性を勘案し、委託会社の判断により決定するものとします。
- マザーファンド受益証券の組入比率は、高位を保つことを原則とします。なお、資金動向等によっては組入比率を引き下げることもあります。
- ただし、市況動向に急激な変化が生じたとき、ならびに残存信託期間、残存元本が運用に支障をきたす水準となったとき等やむを得ない事情が発生した場合には、上記のような運用ができない場合があります。
Tracerオルカンが爆誕したときは指数インデックス費用を計上せず、というやらかしがあったので、信託報酬は実質コストを見たほうが良いかもです。
急がずに1年後まで様子見もおすすめ。
商品特徴なども見ていきましょう。
S&P500トップ10指数について
画像が荒くてスミマセン。
S&P10だけでS&P500の33%を占める様子。
原則として年1回の銘柄構成の見直しがあり、年4回、構成比率の調整が行われます。
時価総額加重なので、強い銘柄は伸び、弱っていく銘柄はそのうち排除されます。
また、alphabetのように2社上場や、スピンオフされるケースもあり、厳密には10社ではありません。現状だとalphabet(Google)とJ&Jからケンビューがスピンオフされたので、12社となっています。S&P12やん。
あと気付いたらNVIDIAが序列3位になってますね。すごい。。
日本の投信なので、S&P500トップ10指数(配当込み)に連動します。
為替ヘッジはなく円高の影響をもろに受けますね。もちろん今後も円安継続なら恩恵もあり。
Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)の構成銘柄と比率|2024年2月時点
- マイクロソフト 21.9%
- Apple 18.8%
- エヌビディア 13.9%
- Amazon 11.4%
- alphabet 10.8%(2社合計)
- META 7.7%
- バークシャー 5.3%
- テスラ 4.0%
- ユナイテッドヘルス 3.2%
- ジョンソンエンドジョンソン 2.8%
- ケンビュー 0.2%
NASDAQ10に近い気もしますねw
調べてみたところ、微妙に違いました。
うーん、個人的にはS&P10のほうが好みな感じ。
とはいえ、マイクロソフト、Apple、エヌビディア、Google、Amazon、META、テスラの値動きに身を委ねるのは同じなので、買ったら忘れるか天に祈るのがおすすめ。
アメリカの勝ち馬を信じる人は積立投資もありかもですね。
ベンチマークであるS&P500とS&P10(S&P500トップ10指数)の比較チャート
発売前資料なので当然ベンチマーク(S&P500)に買ってるデータを出しますw
ただ、GAFAMがつよつよの期間なので注意も必要。2022年あたりを見ておくと良いかもですね。
NASDAQ100よりボラティリティあるかも知れません。
※NASDAQ100との比較データがあったので関連記事で紹介します。(後述)
データが好きな人はS&Pグローバルで10年分のデータが見れます。
外部リンクS&P 500 Top 10 Index
S&P10とNASDAQ100との比較を見ると微妙な商品かも
いつもお世話になっているみらいさんが早速NASDAQ100との比較をしていました。
画像で見てみましょう。
出典:https://twitter.com/instockexnet/status/1785987927945916628
うーん。素直にNASDAQ100で良いかも。
分散も出来てますし。
詳しくは下記の関連記事にて。
関連記事【悲報】S&P10のリターンはNASDAQ100に負けていた?【Tracers S&P500トップ10インデックス】
Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)のNISA対応は?
成長枠は問題ないとして、つみたて枠での取り扱いは一定の時間がかかるかも。
ただ、S&P10という指数もあるので、普通に積立できるようにして欲しいですね。(インデックス指数で)
Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)はどこで買える?(取り扱い証券会社)
Tracersの商品ということで、SBI証券、楽天証券、マネックス証券で買えます。SBI証券専用、楽天証券専用みたいな縛りが無いのは嬉しいですね。
余談|S&P10戦略とダウの犬は違う
みらいさんのリプ欄を見てるとほぼダウの犬戦略やん、と書かれている人がいました。
ただ、これは違います。
ダウの犬:ダウ30銘柄のうち、配当の高い10社へ投資。どちらかと言うと負け組企業への逆張り。(バリュー投資に近い)
S&P10:S&P500のうち、上位10社への投資。完全順張り。(グロース投資に近い)
まぁ、どちらもハマったときには爆裂なリターンが出ますが、外したときには悲惨な結果に。。
おわりに|Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)はS&P10に投資できる商品
ざっくりした商品まとめです。
- 商品名:Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)
- 信託報酬:年0.10725%(税込み)
- 運用開始日:2024年5月16日
- ベンチマーク:S&Pトップ10インデックス
時価総額加重平均でS&P10に投資が可能な商品、かつ、信託報酬は0.10725%と激安。
勝ち馬に乗る商品なので、強いときは強い、アカンときはダメダメという感じになりそう。
とはいえ、管理人は勝ち馬中の勝ち馬に乗る商品がずっと欲しかったので、これを機にちょっと買ってみようと思います。
もう十分過ぎるくらい投資環境が良くなったと思っていたのに、どんどん魅力的な商品が登場しますね。
コア商品にはおすすめできないけど、サテライトにはもってこいと思います。
Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)の状況は当サイトで引き続き追っていきますので、また何か進捗等あれば記事にしますね。
お読み頂きありがとうございました。
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関連記事です。
【悲報】S&P10のリターンはNASDAQ100に負けていた?【Tracers S&P500トップ10インデックス】
S&P10は個人的に好きな商品ですが、普通にNASDAQ100で良いかも、というお話ですw
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