昨年から盛り上がっているインドへの投資信託にeMAXISシリーズも参戦しました。
Slimじゃないのが残念ですが、信託報酬は0.44%とクラス最安に近いレベルです。
知ったのはみらいさんのtweet。
中国がさっぱりという状況なので、インドが盛り上がるのは必然という感じでしょうか。
Twitter(X)で殿が呟いていましたが、ぶっちゃけると成長の点で魅力が薄そうな日本や欧州は欲しくないし、景況ヤバそうな中国も新興国からは外したい。
となるとS&P500とインドだけ持ちたい人がけっこういるのでは?という内容でした、これ、管理人もめっちゃ分かりますw
さて、盛り上がっているインド株投信ですが、新商品のeMAXISインド株式を一緒に見ていきましょう。
eMAXISインド株式インデックスは信託報酬0.44%でNifty50連動の投資信託
スペック|信託報酬、ベンチマーク、設定日
商品名 | eMAXIS インド株式インデックス |
ベンチマーク | インド株式 Nifty50指数(配当込み) |
信託報酬 | 0.44% (税込) |
販売会社 | 楽天証券、マネックス証券 |
設定日 | 2024年2月22日 |
販売会社が今のところ楽天証券とマネックス証券だけになっています。SBI証券のサクッとインドへの措置というか要望でもあったんでしょうか。
しょーもない縛りを無くしてネット証券では色々買えるようにして欲しいですね。
eMAXISインド株式の信託報酬は0.44%だが純資産によって下がっていく
後追いですがeMAXISシリーズの魅力に純資産に応じて信託報酬が下がる点があります。
- 500億円未満の部分 0.44%
- 500億円以上、1000億円未満の部分 0.429%
- 1000億円以上の部分 0.418%
ここらへんは安心感がありますね。
あと普通に人気出そうなので株価次第では期待ができそう。
ベンチマークはNifty50
Nifty50とはどんな指数なのでしょうか。
下記、投信資料館からの引用です。
Nifty50指数は、インドを代表する株価指数で、インドのナショナル証券取引所(NSE)に上場している銘柄のうち、時価総額、流動性、浮動株比率 等の基準を用いて選定した50銘柄の株価を時価総額比率で加重平均し、指数化した指数です。
NSE Indices Limitedが算出しています。1996年4月22日に算出が開始されました。
なお、英語でNifty は「素晴らしい」「粋な」という意味で、投資の世界で「Nifty Fifties」は人気のある50銘柄という意味で使われます。
引用元:投信資料館
50銘柄と少なく感じますが、時価総額加重なのでわりと勝ち馬に乗れるので心配不要な気もします。
米国市場ほど効率的でないことも考えると上位銘柄をしっかり押さえてくれている信頼感のほうがあるかも。
実際の上位銘柄はこちら。
出典:大和アセットマネジメント
情報技術のインフォシスは日本でも名前を聞いたことがある人は多いかも。管理人が投資していた2005年などはタタグループが強かった記憶ですがやはり19年もすると変わるものですね。。
新興国あるあるですが、上位は意外と金融系が多いです。なので金融危機には思った以上に落ちるので気を付けておくと良いですね。米国株が落ちたときの受け皿に、と思っていると先進国以上に落ちるのはこういった傾向だからかも。
超低コスト比較|eMAXISインド株式、SBI・iシェアーズ・インド株式(サクッとインド株)、SMTAMインド株式
超低コストで出ているインド株投信の比較です。
商品名 | 信託報酬 | 連動指数 |
SMTAMインド株式インデックス | 0.308% | Nifty50(50銘柄) |
eMAXISインド株式インデックス | 0.440% | Nifty50(50銘柄) |
SBI・iシェアーズ・インド株式 | 0.464% | BSE Sensex(30銘柄) |
同じ指数で比べるとSMTAMインド株が頭一つ抜けていますね。
とはいえ、一期の運用が終わるまで隠れコスト等も分からないのでeMAXISインド株式も悪くありません。(というかeMAXISシリーズの指数連動性能はしっかりしているけどSMTAMがどんなもんか分からないので。)
あと、SMTAMインド株式は今のところauカブコムでしか買えないという弱点もあります。0.1%程度のコスト差であれば今のネット証券で購入して、さらに超低コスト商品が出てきたら乗り換えで良いのかも。もしかするとSlimシリーズが出るかもですし。
SMTAMインド株式については関連記事をお読みいただけると幸いです。
関連記事【最安】SMTAMインド株式、信託報酬0.308%で爆誕
関連記事【サクっとインド株式】超低コストのインド株インデックス投信が登場!信託報酬は年率0.4638%程度
連動指数でNifty50、SENSEXとあるので、どちらのほうが良いか気になる人もいると思います。
基本的には差がないと思って大丈夫でしょう。
Nifty50とSENSEX、MSCI India Indexとの長期チャート比較では大差なし
出典:大和アセットマネジメント
iFreeNEXTインド株(Nifty50指数=50銘柄)
iシェアーズインド株SENSEX(30銘柄)
MSCIのインド指数に比べてもパフォーマンスが劣っている感じはありません。
コロナショック後のあとに爆上げしていたんですね。
リーマンショックのときは50%以上落ちてますが、ここらへんは全ての株式資産は同じ状況だった記憶。その後の上がり方は米国株がとんでもないことになっていたのは読者様が知る通りです。
参考までに分かりやすい比較表など。
出典:www.daiwa-am.co.jp
どれも時価総額加重なので上位10社の株価に左右されるのが大きいのかも。実際リターンもそんなに変わらないので好みや自分の証券会社で買えるものを優先で良いでしょう。
おわりに|信託報酬0.44%のeMAXISインド株式はサテライトに良い商品
新NISAのコアはオルカンかS&P500で良いと思います。
しかしサテライトでインドへ投資したい人は多いでしょう。新興国を厚くしいたいけど中国へは投資したくない人も一定数いそうですし。。良いタイミングで素晴らしい商品が出ましたね。
- 先進国株式+インド株式
- S&P500+インド株式
というのも面白そう。
ちなみに、オルカンには1.4%程度、eMAXIS Slim新興国株式には13%程度、インド株式は含まれています。
スパイスとしてインド株を買いたい、という人には最良の商品になってくれそうですね。
良い商品も揃ってきましたし、自分の航路を決めてコツコツ続けていきましょう。
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関連記事です。
【動揺】2006年に買ったインド株投信をガチホしたらどうなっていたか【2024年版】
中国に継いで期待されているインド株式。とはいえ、課題が無いわけではありません。
インドルピーが円建てで下がってきたこと、高い実質コストを加味するとリーマンショック前から持っていても期待したリターンはなく、素直に米国株を握っていたほうが良かったです。(次の10年がどうなるかは不明。)
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