Twitter(X)を見ていると興味深い投資信託が登場していました。
いつもお世話になっているみらいさんのtweet。
あとで訂正されてますが、Vシリーズではなく、SBI・iシェアーズですね。まぁ、略すならSBI・AGG(分配あり)という感じでしょうか。
AGG(米国総合債券)を買うだけの投資信託はすでに開発されており、猛烈な人気とは言えないものの、純資産も45億円くらいに育っています。
外部リンクSBI・iシェアーズ・米国総合債券インデックス・ファンド
では、一緒に見ていきましょう。
SBI・iシェアーズ・米国総合債券インデックス・ファンド(年4回分配型)が便利そう|愛称:サクっと米国総合債券
AGGというのは米国総合債券に投資する海外ETFで、バンガードのBNDに相当する商品ですね。
為替リスク、金利リスクはあるものの、株式に比べると変動幅は少なく、ポートフォリオのバランスを取るのに優れた商品と思っています。
AGGではありませんが、参考記事なども。
関連記事BNDは米国債券市場へまるっと投資する海外ETF【安定した利回りが魅力】
関連記事BNDやTLTは金利が上がったら、どれくらい損失が出るのか?
スペックとしては
投資先:AGGを買うだけ
信託報酬:0.0938%程度(AGGコスト含む)
分配あり:年4回(3,6,9,12月)
というもの。
魅力としては分配金ですかね。
管理人も債券ETF持ってますが、値動きは少ないのにチャリンチャリンと入ってくるのは少額でも嬉しいです。
こちらは海外ETFのSPAB(ステートストリートのAGG)とTLT(米国長期債)の配当。
金額はショボいですが、それでも不労所得として250円入ってくると何故かテンションがあがりますw
SBI・AGG(分配あり)は年4回ですが、基本的にはETFを通して生まれた利子を吐き出すだけでしょうし、安定的な不労所得を得られるのではないでしょうか。
管理人は海外ETFの配当金を円建てで貰っていますが、地味に為替手数料を取られています。
投資信託の場合だと、ここらへんもお得かなぁ、と。(為替手数料は信託報酬のなかに組み込まれてると思ってますが違っていたらゴメンナサイ。)
参考までに東証ETFでもAGGは買うことができます。
信託報酬も年0.088%程度と少し安く、指値で買いたい人はこちらもどうぞ。
あと、何より、株式だけで運用していると値動きがしんどいのでポートフォリオの一環として組み込むのに最適です。
とはいえ、債券投信だと値動きを見てしまうと、為替や金利の影響でわりと下がってることもあるし、コツコツ持ち続けるのはけっこうメンタル強くないと難しいと思うんですよね。
そういった時に、こういった分配金は良いのかな、と。
暴落のときは債券投信を売って、下がっている株式を買えば良いし、海外ETFを使わなくても、カウチポテトポートフォリオができます。
理想を言うと、SBI・AGGの全世界債券版があれば、と思うんですが、こちらも分配ナシ版はすでに登場しているので、そのうち出てくる気もします。
関連記事信託報酬0.1%の全世界債券が爆誕。しかし問題あり?
上記はサクッと全世界債券という名前で登場しましたが、じつはEXE-i 先進国債券の中身を変えて新興国債券も入れて全世界株式に魔改造した商品。とはいえ、良い商品ではあります。
米国総合債券に近い10年債はわりと良いリターンを上げてきました。
下記画像の10-Yrが10年債です。
※スマホだと小さくてスミマセン。
株式のような爆発力はありませんが、大半の人が思っているより良いリターンではないでしょうか。(ただ、日本から見ると為替も考える必要があるのでちょっと複雑ですが、まぁ、これは米国株も同じことではあります。)
個人的には債券投信単体で持つのはしんどいので、こういった形で分配金を貰いつつ、暴落のときの弾丸にするのは良いな、と思いました。
ただ、自分でリバランスするのは、なかなか難しい(上がってるときは欲が出るし、下落相場だとまだまだ下がりそう、と恐怖を感じる)ので、できれば全世界株式&債券均等型がコスト格安で出て欲しいですね。
SBIの商品提供力を見てると、そのうち登場するような気もします。(ただ、楽天で買えないのが難点。)
金利がある世界になってきましたし、債券への投資も人気が出てくるかも知れませんね。海外ETFに頼らずとも超低コストな投信が出てきたことは素直に嬉しいです。
というワケで今日はSBI・AGG(分配あり)が便利そう、というお話でした。
良い商品が揃ってきたので、自分が腹落ちした商品をコツコツ買い続けていきましょう。
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