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【これがゴール】新NISA育ててリスク資産3000万円、キャッシュで1000万円

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新NISAでの自分なりのゴールを考えてみました。

リスク資産比率が高いですが、わりと良いんじゃないかな、と。

tweetしたところ、かなり反応がありました。

せっかくなので深堀してみようと思います。

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【これがゴール】新NISA育ててリスク資産3000万円、キャッシュで1000万円

前提として、年金を貰ったあとの老後資産での考えです。

管理人がいつも書いているカウチポテトからはリスク資産比率が大きくズレますが、老後になって年金がベースで入ってくれば十分じゃないかな、とも。

新NISAを埋めるのが大変ですが、1800万円埋めたあと、たぶん15~20年あれば3000万円まで育つと思うんですよね。

3.6%で回れば3600万円くらいになるはず。

市場が低迷してもここらへんは期待して良いかな、と。

 

3000万円のリスク資産があれば4%で回れば年間120万円

で、ここからはハイパー皮算用なのですが、

3000万円のリスク資産があれば4%で回れば年間120万円になります。月額10万円ですよね。

ここに年金を組み合わせれば老後不安はかなり減るのではないでしょうか。

いやいやいや、せやかて暴落きたら資産減るやん。。

こういう声もあるでしょう。

私も暴落前提に生きてるので分かりますw

 

しかし、市場が低迷している時期はキャッシュ取り崩しで何とかなるかな、とも。

 

市場が低迷しているときはキャッシュ取り崩しで耐える

管理人の生活だと月20万円あれば暮らせます。

年金が夫婦で12~14万円ほどあればキャッシュから取り崩すのは月8万円もあれば十分。

株式が低迷しているうちはキャッシュから取り崩して、ひたすら株価回復を耐えるのも案外いけるんじゃないかな、と。

月8万円取り崩しても1000万円あれば125ヶ月、10年以上を生きれます。

世界大恐慌のときは株価回復に25年ほどかかりましたが、実際に配当再投資しているケースだとたしか15年5ヶ月で回復しました。

さすがに大恐慌レベルがきたら厳しいですが、それでも10年間を現金だけで乗り過ごせば、かなりのところまで株式は回復しているはず。

 

参考までにイボットソンの古い画像を見てみましょう。

 

大恐慌レベルがきても10年生き残れると回復の芽が見えてくる

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出典:大恐慌時代のシミュレーションから、資産運用の「王道」を学ぶ(PDF)

大恐慌のときはアメリカの失業率が24.9%という地獄のような時代。これがきたら投資しててもしてなくても地獄です。

とはいえ、さすがにこの規模の暴落がきたらリーマンショック時のように、少ないお金で生活しやすくなると思うんですよね。

老後スタートと同時に大恐慌レベルの暴落が来たとしても、10年を現金で生き残れば寿命も減ってきますし、65歳で取り崩しを始めたらキャッシュ枯渇が75歳時点。寿命が95歳と考えたら20年くらいをリスク資産だけで生活するのはわりといけそうな気もします。

もしリスク資産が半減して1500万円になっていても月8万円取り崩しなら15年以上持ちます。たぶん株価回復+配当を考えると寿命までいけるんじゃないかな、と。

 

株式の強気相場は思った以上に長い

まぁ、最悪を想定し過ぎるのも良くないので、過去の暴落と期間を1980年以降で見ておきましょう。

バンガード景気後退と上昇相場の期間

出典:バンガード

こちらは再投資ナシですが、下落期間が分かりやすいです。

ITバブル崩壊のときでも5年を耐え凌げば一気に株価が回復していきますし、3000万円を大きく超えた部分は貯金して残しておくのも一つの手でしょう。

弱気相場は確かに長く続きますが、それ以上に強気相場も長く続きます。

だから老後も一定のリスク資産を持つ必要があるんですね。

 

リスク資産が半減して回復しなくても全資産2500万円を取り崩しできると考えると気が楽

もしリスク資産が半減して回復しなかったとしても

  • リスク資産1500万円
  • 無リスク資産1000万円

年100万円取り崩しだけで25年は生きれます。

というか、それだけ長期低迷したらデフレ確実なので生活費はもっと少なくなりそう。

最悪の状況でも最低限、生きていけるという安心感はありそうです。

 

で、悪いときばかりじゃなくて、もちろん良い時代もありますよね。歴史的に株式は6.7%で成長をしてきましたし、強気相場は思っている以上に長く続くので。

もしリスク資産が3000万円から3240万円(8%上昇)になったら240万円取り崩しておき、120万円は生活費、残り120万円は貯金して市場低迷時に生活費として使うなり、株式を安く買い戻すなり自由に使えます。

翌年、株価が下がっていたらリスク資産は取り崩さずに前年の貯金で生活もできますし。

S&P500だと歴史的に連続でマイナスになったのは3年だけです。老後が30年と考えた場合、意外と現金で耐える期間は少ないのかも知れません。

 

実際には定率取り崩しが良い

リスク資産の取り崩しですが、定額と定率という考えがあります。

リスク資産3000万円の場合、

  • 定額取り崩し 毎月10万円を取り崩す
  • 定率取り崩し 毎月0.33%を取り崩す
    ※年間4%の12分割

という感じですね。

定率だと株価変動で月々使えるお金も変わります。

ここらへん、年金が最低限のベースとしてあって、そこにリスク資産の収入で生活を作っていく感じです。

  • 儲かっているときは裕福に
  • 損しているときは清貧に

管理人はこんな生き方が好きなので問題ありませんが、固定しているほうが良い人も多いですよね。

 

それでも定率が良いというのはドルコストの逆をしているからです。

ドルコストの場合、

  • 株価が高ければ少なく買う
  • 株価が低ければ多く買う

という感じでした。

 

取り崩しの時期になると、

  • 株価が高ければ取り崩しが多い
  • 株価が低ければ取り崩しが少ない

こんな感じ。

 

定額の場合、株価が低いときに多く取り崩してしまうので、低迷期の資産減少ダメージが大きくなります。

参考までに資産4000万円、S&P500と現金カウチポテトでリーマンショック前後から取り崩したシミュレーションなど。

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市況が悪いと定額取り崩しのダメージが分かるかと思います。

とはいえ、市況が良いときは使っても全然減らなかったりしますけどw

シミュレーションに興味ありましたら関連記事をお読みいただけると嬉しいです。

関連記事老後4000万円で大丈夫だろうか?老後、リーマンショックが来た設定でシミュレーションしてみた

※リンクは新しいタブで開きます

 

定率と定額はカンさんの記事が分かりやすいです。

外部リンク積立投資は「定額」なのに、どうして取り崩しは「定率」にこだわるのか?

※リンクは新しいタブで開きます

 

余談|高配当も良いのでは?と悩む

余談ですが、意外と現金1000万円あれば生き残れることがイメージできました。

で、新NISAは別にして、それ以外の部分では高配当も良いな、と最近思っています。

老後になっても子供にご飯連れていったり、妻と旅行にも行きたいし、そういったときに配当分だけ贅沢するという生活がしたいな、と。

 

今、古くから一般口座(利益出たら確定申告が必要)で海外ETFなどが1000万円近くあります。

ここの部分をなんとか取り崩さず新NISAを埋めることができたら、ETFからの配当は自由に使えるんじゃないかな、とか。

15年後くらいも1000万円のままでも配当利回り2%あれば年間20万円。老後にはけっこう大きい金額です。

余力があればキャッシュフロー増やすETFも育てたいけど難しいなぁ。。

 

おわりに|まずは新NISAを育ててリスク資産3000万円、キャッシュで1000万円をゴールにして頑張りたい

老後の年金状況や生活費で大きく変わりますが、管理人の場合、リスク資産とキャッシュ1000万円でそこそこ生き延びることができそうです。

新NISAを埋めるのはしんどいですが、ある程度ゴールが見えてくると頑張れるかな、と。

なので、今のところ目指すのは

  • 新NISA 3000万円
  • 現金 1000万円

をゴールにしたいな、と。

あと、配当があると生活に潤いが出ると思うので、ここにリスク資産1000万円をオンして配当だけを贅沢に使えたら嬉しいです。(最悪お金に困ったら売りますw)

 

というワケで今日は新NISA育ててリスク資産3000万円、キャッシュで1000万円というお話でした。

目指す金額は人それぞれですが、お互い頑張りましょうね。

 

お読み頂きありがとうございました。

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関連記事です。

老後4000万円で大丈夫だろうか?老後、リーマンショックが来た設定でシミュレーションしてみた

4000万円でもリーマンショック食らうとヤバいんちゃうか、と思って作った記事です。意外といける、というのも参考になるかと。

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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