先日、記事にした普通の人は新NISAにいくら投資をするのかで参考にしたフィディリティのレポートが面白かったのでご紹介しようと思います。
ソースはこちら。
外部リンクフィデリティ・ビジネスパーソン1万人アンケート2023(PDFでデータ大きいので注意)
では、管理人が参考になった部分ですが、せっかくだし一緒に見ていきましょう。
【良PDF】フィデリティ・ビジネスパーソン1万人アンケート2023が面白かった
とりあえず昨日紹介した画像。
ちょっと全体的にスマホだと見にくいかも知れません。数字も紹介しつつ記事にするので雰囲気を楽しんでいただければw
まずは投資金額の予定から。
一般NISA利用者は新NISAでいくら投資する予定か?
つみたてNISAに比べて非課税枠が大きい一般NISAですが、全員が満額使っているワケじゃないみたいですね。それならつみたてNISAで良いのでは?とも思っちゃいます。。
120万円満額勢は新NISAでも360万円満額投資するという割合が大きい様子。やはりお金持ってる層はいるんですね。
では、つみたてNISAはどうでしょうか。
つみたてNISA利用者は、新NISAでいくら投資する予定か?
こちらは満額利用者でも収入によって分かれる様子。
ただ、満額利用組のうち20%は新NISAでは年360万円投資する予定となっています。ひょっとして日本ってお金持ちばかり?
ここから珍しそうな資料に入ります。
今、何に投資していますか?(収入別)
けっこう連戦のインデックス投資家が多いかと思ったら日本の個別株も多いですね。
日本株、外国株の投資信託はインデックス投資と思います。
意外と仮想通貨も多かった様子。とはいえ、毎月分配型に投資している人は少ないので、かなり金融リテラシー高い人が多いのかも。ちゃんと自分で調べて考えてお金を使う人たちなイメージ。
NISAとiDeCoではどちらを優先して利用していますか/利用したいですか?
圧倒的にNISAの人気が強い。
高年収ほどiDeCoも併用が多いという資本主義を見せつけられる結果に。年収500万円あたりから投資との関りが増えてくるようです。まぁ、お金無いと投資できませんし。。
iDeCoについて細かなデータもあったので興味ある人はPDF版をどうぞ。
投資を増やした理由 VS 減らした理由
このご時世なので投資額を増やす人もいれば減らす人もいますね。
この増やした理由、減らした理由は面白かったです。
株式の変動リスクを怖くなった人もいる反面、ポジティブに考える人もいるということ。まぁ、上げ相場が続いたのも要因の一つかも。管理人も新NISAは増額して早く埋めていこうと考えてます。こんな感じのときほど暴落とかきそうですがどうでしょうか。。
また、収入減など思わぬ事態になったことを想定して、投資を増額する人、減額する人に分かれるんですね。リスク許容度で取る行動がけっこう変わるのかな。
管理人は収入減に備えるなら投資を減らしてキャッシュで乗り切る派です。
【現行NISA利用者ベース】昇給の有無と新NISAで投資額を増やす計画との関係
20代、30代は昇給があるから投資額を増やした人が多い傾向みたいですね。
40代、50代も増額してますが、給料が変わらない、さがったの比率が増えていて、生き抜く大変さを実感しちゃいます。
こういった先人を見ているからこその投資が必要、と思う人も増えているのかも知れませんね。
投資しない理由
投資をしない層もいるんで参考までに。
金銭的にまとまった資金が無い、資金が減るから嫌、というのが年齢があがるほど増えるんですね。
上が男女比、下が年代別というのも見やすくて良き。
老後資金尾現在の準備額の分布(年代別)
老後資金という括りが面白いですね。
預貯金から住宅資産引いた金額でしょうか。
- 20代平均 303万円
- 30代平均 524万円
- 40代平均 804万円
- 50代平均 1054万円
- 60代平均 1512万円
とりあえず平均は超えてるけど、家を買ったら平均以下に落ちちゃうのが最近ちょっとコンプレックス。老後までに家は欲しい。。
また、老後資金をまったく用意していないという層も一定数います。
現在の老後資産準備額と「公的年金受給開始年齢」
老後資産が少ない人ほど年金受給開始が早いという。。
お金の準備ができるほど年金繰り下げを選ぶ比率が増えます。5000万円以上の人になると一気に変わりますがw
管理人の70歳までは繰り下げをしようかと考えています。そのほうが投資リターンも安定するし、健康的に老後を迎えられそうかな、と。ただ、働くのはホントゆるいのを選ぶつもり。
読者様はいかがでしょうか?
長くなってきたのでラスト。
「自助努力で準備が必要と思う金額」と「実際の老後資金準備額」とのギャップ
2010年のアンケート開始以降、老後資金準備額は順調に伸びている感じです。今年は珍しく昨年より下がりましたがインフレの影響とかあるんですかね。
自助努力で必要な金額はざっくり3000万円近くを推移。
ただ、これは持ち家の人が多そうなので、ここに3000~4000万円の住宅購入費を入れると、管理人も同じような数字とギャップに陥ります。(まぁ平均的なところまで入れたと自分を褒めても良いかも。)
老後に必要な準備額が3000万円なので、新NISAでコツコツ貯めていけば十分見えてくる金額ですね。
管理人は新NISA3000万円+現金1000万円くらいを今後の目標にしていきたいと考えています。(カウチポテトからズレるけど、それはまた老後に考えようか、と。)
また、ここらへんの考えも記事にしていきたいと思います。
今日はフィデリティ・ビジネスパーソン1万人アンケート2023の紹介でした。
外部リンクフィデリティ・ビジネスパーソン1万人アンケート2023(PDFでデータ大きいので注意)
世間のサラリーマンは意外と老後資金を貯めてますし、しっかり投資の準備もしていると感じました。
やはり投資がないと厳しい時代になってきているんですね。私たちも生き抜くためにコツコツ頑張っていきましょう。
お読み頂きありがとうございました。
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