長期ウォッチ用に保有している投資信託を定期確認しました。
下記の投資信託は2019年1月1日に1万円ずつ買って長期ウォッチをしています。早いもので気付けば4年を超えました。そろそろ5年になります。
※リンクは詳細記事が新しいタブで開きます。
2018年に副業で稼いだ6万円がこんな育つとは思ってなかったけど身銭切りつつ遠目から確認できるのは良い体験になってます。(バランスファンド中心で6万円→9万円と大満足。)
コロナショック以降はすっかり株式100%のオールカントリーVSバランスファンドをウォッチする記事になっています。
【最初に結論】
調整かと思ってたけど終了?
オルカンは前回比+8.1%と大きく回復しました。
バランスファンドは回復もマイルド。
何だかんだいってオルカンを保有しつつ、大きく下がったらキャッシュで買い増しをして人生を楽しむのが楽で良いかも。
リセッションやむなしみたいな雰囲気でしたがSNSを見てると楽観的。恐怖指数であるVIXも先月の21.7をピークに14.1まで下がる状況。しかし良いときも悪いときも合わせての平均リターンを忘れずにいたいですね。
大半の人にとっては、資産形成して使うのはもっと先の老後であり、趣味投資はアトラクションとして楽しみつつ、数十年後に使う資産なんて気にせず普段の生活を過ごすのが良いかな、と。
では、実際に保有している投資信託がどうなっているか見ていきましょう。
またもやオルカン最強となってしまう一ヶ月【長期ウォッチ投信】
ファンド名 | 損益% | 評価額 | 先月比% |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | 44.0 | ¥14,395 | 4.02 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | 77.6 | ¥17,757 | 6.60 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 108.7 | ¥20,865 | 8.10 |
eMAXIS Slim国内債券インデックス | -6.3 | ¥9,376 | -0.14 |
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 | 48.3 | ¥14,829 | 3.88 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | 36.9 | ¥13,690 | 2.97 |
オルカンは先月比+8.1%と大幅回復。
このままだと年初来+30%とかいっちゃいそう。。
こういったときは勝手に買っていてくれる積立投資はありがたいですね。手動だと「また下がるかも…」といったスケベ心で手出しできないまま相場がスルスル上がるかも知れませんし。実際乗り過ごした人もいそう。。
Slim8資産バランス、楽天バランス均等型もリスク通りに堅調。為替ヘッジのある楽天バランス均等型とニッセイ4資産でけっこう大きな差となってきました。個人的にはちょっと意外な差。(36.9%と48.3%)
とはいえ、長期で見れば為替は読めないので保有リスク通りのリターンになりそう。
国内債券はデュレーションが長いので金利上昇があるとダメージがありますね。景気悪くなると一気に回復するかもですが、わざわざリスク背負ってまで持つ必要はなく、個人向け国債変動か定期預金で良いと思います。
Slim8資産バランスもそこそこ良いリターンになってきました。コロナショックではダメージ大きかったのですがリスク通り。
長期でREITや新興国を含まないニッセイ4資産均等型とどれくらいの差になるのか楽しみです。
5年ホールドしているだけでバランスファンドは36%弱、オルカンだと100%超のリターンです。
買ったタイミング良かったのもあるけど、オルカンと現金だけで十分に思いますね。
何だかんだでコレが一番強い。
その他思ったことなど。
NISAが統合されて、戦略が大きく変わるかも。。
今まで非課税口座の商品は一度売ってしまうと非課税枠は回復しませんでした。しかし生涯上限というのが出てきたことで、売却をしても上限枠以内であれば再度購入ができるというもの。
こうなってくると新NISAでオルカン買って、現金でバランス取ってるのがええんじゃないかな、と。。
リバランス面倒な人はニッセイ4資産均等型や楽天バランス均等型も良いと思います。
金額は小さいのですが、2019年1月1日に買ったオールカントリーは約4年11ヶ月で利回り100%超えとなりました。
とはいえ、本来の株式リターンを考えると5回連続でサイコロ高めが出た感じです。買ったタイミングもラッキーでした。
国内債券インデックスは金利上昇局面でしばらくマイナスが続きそうです。しかし暴落となった時はコイツより頼りになる投信はありません。
現金と何が違うの?と思うかもですが、コロナショックのときは一気に+1.2%とかになっていました。
金融危機にリターンが出て、そのタイミングでリバランスを考えると、単品で持つよりもバランスファンドの中に入っててくれると助かる商品ですね。
ちなみにコロナショック前の最高潮だった2020年2月23日。
商品名 | 現在値 | 損益% | 評価額 |
Slimバランス8資産均等型 | 10,302 | 16.3% | 11,983 |
Slim全世界株式(3地域均等型) | 9,416 | 17.6% | 11,801 |
Slim全世界株式(オール・カントリー) | 9,694 | 26.2% | 12,241 |
Slim国内債券インデックス | 10,147 | 1.7% | 10,323 |
ニッセイ4資産均等型 | 10,850 | 12.7% | 12,228 |
楽天バランス均等型 | 9,565 | 16.1% | 11,107 |
3年前でさえ「もう株価は限界だ…」と暴落が叫ばれていましたが何だかんだでバイアンドホールドの勝利ですね。
おまけで暴落中も。
商品名 | 損益 | 損益(%) | 評価額 |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | -728 | -7.29 | 9,271 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | -605 | -13.85 | 8,615 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | -1,210 | -12.10 | 8,790 |
eMAXIS Slim国内債券インデックス | 120 | 1.20 | 10,121 |
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 | -456 | -4.56 | 9,544 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | -287 | -2.88 | 9,712 |
関連記事長期ウォッチ|eMAXIS Slim国内債券インデックス以外全てマイナスに
オールカントリーはピークから40%くらい下がった感じでしたね。売らずに投資を続けた人はめちゃ凄いです!
コロナショック前の高値 26.2%
現在の損益率 108.7%
バイアンドホールド最強ぅ!
バランスファンドは暴落と急回復を通してみても安心してみることができました。コロナショックでのマイナスが小さかったのも好印象。
投資なんて、ちょっと退屈くらいで良いと思います。
実際、管理人もカウチポテトポートフォリオというリスク資産半分、現金半分といった比率なので同じような感じです。
何だかんだでオールカントリーが強すぎるので改めてチャートを確認してみました。
オールカントリーVSバランスファンド
青色:オールカントリー
ピンク:楽天バランス均等型
緑色:ニッセイ4資産均等型
2023年に入ってからオルカンの稲妻が輝く瞬間すごいですね。
上述しましたが持ってるリスク通りの感じ。
バランスファンド対決では為替ヘッジで勝ったり負けたり。
それにしてもオルカン強すぎですね。。半面、円高・株安になったときの覚悟もしておきましょう。(管理人は諦めて積立して忘れておく予定。)
ただ、永遠に上がり続ける相場は無いし、株式の平均リターンは超長期で6.7%と考えるとバランスファンドが輝くターンもきっと来るでしょう。
しかし、ここ数年相場が好調だったので含み益バリアもあり、意外とメンタル大丈夫な人も多いのではないでしょうか。
今思い出すとコロナショックで管理人が平気だったのは、過去に買っていた資産がほとんどマイナスにならなかったのが大きいのかも。
ガンガンお金は溶けてたけど、長い時間かかってもそのうち回復するやろ的な何かがあったと思います。
バイアンドホールドを改めて実感
管理人は無能なので個別株は触っていないんですけど、仮に何度もトレードしたとして、運以外の要素でオールカントリーをバイアンドホールドしたより上手く運用できないでしょう。
しかし2019年1月1日に買った投信ですが、
- 純正オールカントリー:108.7%(先月100.6%)
- 楽天バランス均等型:36.9%(先月33.9%)
と、かなり高リターンなんですよね。お気楽運用の楽天バランス均等型も年6%以上で回ってますし。。
よくあるパターンとして、瞬間的には爆益が出ていても、
- 銘柄乗り換えをミスしたり
- 分散している銘柄が足を引っ張ったり
- 調整後すぐに資金投入できず上昇を逃したり
- 税金や手数料を取られたり
といったことで、頑張ったのにオールカントリーどころか楽天バランス均等型にすら勝てないという結果に終わってそうです。
というか、実際に楽天バランス均等型に勝てない投資家さんも多いかも。。
雑談ですがアクティブ運用してるとS&P500ベンチマークは嫌になるほど強いです。味方にすると超心強いけど、敵にすると恐ろしい子。
S&P500じゃなくてオルカンでも十分過ぎるリターン
青色:オールカントリー
ピンク:eMAXIS Slim米国株式
これを見てS&P500を魅力と見るか、オルカンで十分やな、と見るか。
あと、今まで米国株優位が続いていたので、オルカンのほうに優位が続くんちゃうかな、とか。
個人的には米国株が落ち目になったら逆張りで安いところを拾っていきたいから新NISAはS&P500で埋めたいという誘惑にかられています。
しかしオルカンで十分という気持ちもありますね。
実際にはオールカントリーだけでなく暴落時のキャッシュも必要
オールカントリーを持っているだけで約4年11ヶ月で100%というのは、インデックス投資の基本と凄さを思い出せてくれるに十分な数字です。
ただ、投資をしていると必ず大きな調整や大暴落と付き合う必要があります。損するタイミングだけ上手く逃げるとかはできませんので。というか、逃げることができても暴騰の瞬間に飛び乗るのは不可能。
これを忘れず、コツコツと買いながら、大きな調整や暴落がきたら余剰金で淡々と買い増しをする。そんな風に投資を続けていきたいですね。
この考えをコツコツやっていくなら難しい商品選びとかは何も考えず、オールカントリーと現金だけで十分なんではないでしょうか。。
おわりに|今月もオルカン握ってるだけでええやんとなる一ヶ月だった
管理人は新NISAの非課税枠をオルカンかS&P500で埋めるか再度悩みはじめています。(S&P500で失敗しても良いように他の収益源などを作ろうかな、とか。)
ただ、実際に保有しているオルカンを確認してみると
オルカン、マジで強い
を感じる毎月ですw
過去にコロナショックがあっても4年11ヶ月も経てばそこそこリターンが期待できるのが分かりやすくなってきました。あとはTPOIXが1/4も入ってるニッセイ4資産均等型ってどうなの?と思ってましたが抜群の安定性だなぁ、とか。
今月は圧巻でしたが、まだまだ油断できない市況が続きます。
しかし暴落で逃げずに投資を続けた人が勝利したのは記憶に新しいです。今月などは稲妻が輝く瞬間で、まさに航路を守れを見せつけてくれました。
なので、浮かれず怖がらず、コツコツと一緒に頑張っていきましょう。
お読み頂きありがとうございました。
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