Twitter(X)を見ていると、みらいさんが面白いポストをしていました。
アメリカから見たS&P500と各アセットの年度別リターンです。眺めるだけで参考になるので良かったら一緒に楽しみましょう。
ポストはこちら。
S&P500は今年最高のパフォーマンスを出してる資産クラスで前回から4年ぶり https://t.co/c0wHaPRAOs
— みらいよたろう@東北投信🇨🇦🌴🇹🇭🍤 (@instockexnet) September 8, 2023
4年ぶりにS&P500が各アセットのなかで最高パフォーマンスを叩き出している様子。
画像を見てみましょう。
※スマホだと小さくて見にくくてスミマセン。
※画像データ大きいので拡大して見ることはできるかと思います。
出典:https://twitter.com/MylesUdland/status/1700119051832299566
参考までに2023年9月9日時点でのアセット別リターンを書いておきますと、
S&P500 17.6%
MSCI EAFE 10.0%(米国とカナダを除く先進国株式)
Global HY 6.1%(世界のハイ・イールド債券=ジャンク債)
Commodities 5.2%(農業・鉱物などの商品)
MSCI EM 4.9%(新興国株式)
Gold 4.8%(ゴールド)
Cash 3.3%(現金)
Global IG 2.0%(先進国債券?間違ってたらゴメンナサイ)
US Treasuries -0.4%(米国債)
REITS -0.4%(不動産投資)
という感じ。
米国債がキャッシュに負けているのはインフレのせいでしょうか。。(詳しい人いたら教えて下さい。)
この手の画像はスパゲッティチャートとも言われます。画像では横一列ですが、リターンのプラスマイナスゼロを中心にすると複雑に絡み合う感じになるので。
年度別にみると、どのアセットが良いとは一概には言えないように見えるのが特徴ですね。
さて、S&P500がどの年度に1位だったかを頭に置いて、再度確認すると面白いかも知れません。(特に緑のEAFEや、紫のEM=新興国株式と比べると値動きの参考になるかも。)
良く見てみると2000年から2012年までS&P500が1位だったことはありません。どちらかというと米国を含まないEAFEのほうが強く、またそれよりもEM(新興国株式)のほうが魅力的に見えます。
実際にそうでして、リーマンショック前後は米国株なんて不人気銘柄でS&P500を欲しいという人は物好きという感じでした。
個人的には2010年以降で良い時期が続いたので、また10年、20年くらい低迷するかもと思っており、逆張りでコツコツつみたてNISAで仕込みたいと思っていましたが新NISA登場により、これも度胸のいる投資になった気がしますね。
とはいえ、本格的に米国株だけ不人気になったら新NISAではオルカンではなくS&P500でええか、とも思っています。(その代わりに失敗したときは70歳まで現役で働きますし、別の面でリスクヘッジとして何か収入源を探ります。)
個人的にこのスパゲッティチャートというのが好きでして、8資産バランスみたいなのは良く見るんですが、S&P500が入っているのは珍しかったので、つい魅入ってしまいました。
S&P500が良いか、オルカンが良いか。それは時期によって変わりますし、腹落ちした商品を買うのが一番でしょう。
次の10年のスパゲッティチャートがどうなるか分かりませんが、良いときもあれば悪いときもある。悪いときがあれば良いときも当然あるだろう。
こんな緩い気持ちで保有できる商品をコツコツ買っていきたいですね。
というワケで今日はS&P500、4年ぶり、今年最高のパフォーマンスというお話でした。
お互い長期保有メインでゆるく頑張りましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
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