オルカンが信託報酬引き下げを発表しました。
これによりノムカンを抑えてコスト最安に躍り出ました。(トレカンは隠れコストの諸費用上限を0.03%と表明してますので実質コストを見ないことには分かりませんが、それは後の楽しみにしましょう。)
すでに多くの株クラやブロガーが話題にしていますが超めでたいことなのでウェブログとして記事に残します。
三菱UFJ国際投信のプレスリリースはこちら。
参考:業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』 信託報酬率の引き下げを実施(リンク切れ)
では、一緒に見ていきましょう。
【朗報!】オルカンの信託報酬が0.05765%に引き下げ!2023年9月8日より
まずは結論の画像から。
0.1133%以内→0.05775%以内ということで一気に半額近くに引き下げとなります。
除く日本だけでなく3地域均等型も引き下げになりました。(TOPIX、新興国が1/3ずつ含まれているので費用はどう吸収するんだろう。。)
新興国株式も一気に下げてきましたね。
VTの経費率が0.07%なので、ドル転して海外ETFを買わなくても十分に超低コストのインデックスファンドを買うことができます。
というか、アメリカでも全世界に投資ができて、ノーロードのインデックスファンドって無いかも。。eMAXIS Slimホント凄い。
新NISAはオルカンでええなぁ、と思った人も多いのではないでしょうか。
トレカンのときは指数使用料などを外置きにしていたのでスルーでしたが、「のむカン」への徹底対抗と見て良いでしょう。
「公正な比較の対象となる他社類似ファンド」というeMAXIS Slimルールが発動です。
中の人、たぶん超大変だったと思うのですが本当に感謝です。
個人的にはさすがに追随しないかなぁ、と思っていましたが流石eMAXIS Slimシリーズ。
そういえばSBI・VOOが信託報酬0.1%切りで登場したとき、eMAXIS Slim米国株式は0.16%だったので、このときも無理だろうなぁ、と思っていました。
しかし当時も類似ファンドには徹底対抗する、というルールを見せてくれました。
地味に大変だろうな、と思ったのが販売会社の取り分を減らしたこと。オルカン人気あってこその交渉だったのかも知れません。
ノムカンと同じく、委託会社、販売会社、受託会社のコストを横並びにしてきました。
また、5000億円以上、1兆円以上の部分に対しては資産規模に応じてコストを下げるので実質コストでは最安になるでしょう。
他社は規模の経済を出されるとどうしようもない。。これがオルカンの強さでもあります。
あと、目論見書にも実質コストが出るようになってきましたね。
※スマホでは見にくくてスミマセン。
2022年4月26日~2023年4月25日における実質コストは0.14528%でした。次年度の目論見書、運用報告書では更に下がった実質コストが見れますね。
今後は総経費率の表記が必要になってくるので、他社との比較が楽しみ。
できればeMAXIS Slim米国株式(S&P500)や先進国株式もコスト引き下げをお願いしたいところですが、さすがにコレは厳しいですかね。
先進国株式を持っているより全世界株式持ったほうがコストが安い、とか昔では想像もできない時代になりました。。
というワケで、今日はオルカンの信託報酬が0.05765%に引き下げ!というお話でした。今後もeMAXIS Slimを応援していきたいと思います。
良い商品も揃っているので、私たちはコツコツ投資を続けていきましょう。
お読み頂きありがとうございました。
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