みんな大好きたぱぞうさんが新しく本を出版しました。
タイトルは『年収400万円の私にできる投資の正解を教えてください! 』と、完全に管理人をターゲットにしてるだろ、と感じていました。
で、早速読んだのでレビューを記事にしました。。
【レビュー】年収400万円の私にできる投資の正解を教えてください
たぱぞうさんを知らない人は少ないと思いますがブログとYouTubeはこちら。
外部リンクたぱぞうの米国株投資
外部リンクたぱぞう投資大学(YouTube)
数年前に始めたYouTubeで知ったという人もいるかもですね。チャンネル登録者数を見たら22万人を超えていました。
ちょっと異次元過ぎてビビりましたw
執筆協力をしたみさきさんのブログはこちら。
外部リンクのんびりコツコツ投資生活
ベストバイストック等のイベントなどでいつもお世話になっております。
執筆協力もしてるし、FP1級で不動産投資もやっててマルチに活躍されてて凄い。うちも頑張らなきゃ。。
さて、本の感想にいきましょう。
全体的に初心者向けな内容です。
しかし年収400万円で資産形成が大丈夫なのか、と不安になる人は多いと思うんですよね。
本書でも実際に投資を始めた人にたぱぞうさんがインタビューをしたり、数年後の状況などが書かれていたりと、自分の状況に照らし合わせて読んでいけるというのは良かったです。
投資をまったく知らない人が、まずは最初に読んでみる一冊、という感じ。なにより新NISAなど新しい情報が網羅されているのもポイント。
Amazonでの紹介をみると本書の性格が分かりやすいですね。
最近では、ファッション誌やテレビのワイドショーなどでも「投資」に関する特集が組まれる機会が増えてきています。
そのため、「つみたてNISA」「iDeCo」「株主優待」「高配当株」などの言葉を目にする機会が増えているのではないでしょうか?
久しぶりに会った友人との飲み会や、職場の仲間たちとのランチタイムなどで、思いがけず投資の話題が出てきて「私もやらなきゃな……」と思うものの、日々の生活に余裕はないし、知識も経験もないし……と不安に思っている方も多いことでしょう。
私が本書で紹介する投資法は、誰でもカンタンにできて、何よりも手間がかかりません。
「正しい考え方」を知ったうえで「良い投資」を始めることができれば、老後資金2000万円を形成することも夢ではないのです。本書を読み終わる頃には、「私にもできる」と思っていただけることでしょう。
さぁ、共に学びましょう!
目次はこんな感じ。
1章 すべての人に投資が必要な理由
2章 「良い投資」の始め方
3章 投資に回すお金の考え方
4章 投資を始めた後の心構え
5章 さまざまな投資術との向き合い方
6章 ライフステージに応じた投資の考え方
全体的に一問一答形式で書かれているので、自分事として捉えやすいのも初心者向けの本としては読みやすいのではないでしょうか。
投資本って知らない言葉とか、わけの分からないルールが多いじゃないですか。普通に人は一般NISAと新NISAとか言われても何のこっちゃなんで。。
文章もブログ同様に優しい口調です。
また、ブログ同様にあやふやな言い方でなく、しっかり言い切っているのもたぱぞうさんらしいな、と思いながら読みました。
例えば月500円といった少額で投資を始めるケースなどはそうでした。
最初の一歩としては素晴らしいですが、実際にシミュレーションをして、金額のインパクトを見ることを進めています。
実際にはこういうことですね。
年率5%で30年積立投資をした場合の違い。
積立金額 | 投資元本 | 運用収益 | 最終積立金額 |
月1万円 | 360万円 | 472万円 | 832万円 |
月2万円 | 720万円 | 945万円 | 1665万円 |
月3万円 | 1080万円 | 1417万円 | 2497万円 |
月4万円 | 1440万円 | 1889万円 | 3329万円 |
月5万円 | 1800万円 | 2361万円 | 4161万円 |
まずは何年後に、いくらくらい用意をしたいか。
こういったことが大切というのを優しく書いています。
しかし投資金額のインパクトは凄いですね。
何とか月5万円を作り出して積立投資すれば、新NISAもあるし、かなり老後不安は取り除けそうです。
節約をすることである程度はできる人も多いでしょう。
本書では節約法には触れていませんでしたが、先取貯金の重要性はしっかり書かれていました。
ホント、資産形成で一番大切なのはコレと思います。
一方で投資本なのに、今しかできないことに自己投資もしていよう、とも書かれており、たぱぞうさんらしいな、とか。
投資情報ばかりに触れていると、それが常識のように感じてしまうので、俯瞰で物事を見られるように、ということでした。
これは私もあるので気を付けなきゃな、と。
また、たぱぞうさんは米国株ブログの第一人者なので、投資先については米国株を推していましたね。
ここらへんも普段のブログと同じ。
オルカンに投資をしてもS&P500に投資をしても、米国株が世界に占める比率は50%を超えており、濃淡の違いという表現は参考になりました。
下落相場との付き合い方など初心者にも分かりやすく書かれていました。
ライフステージに応じた一問一答もあり、共働き、保険、FIRE、マイホーム、介護、教育資金など個人的にはこっちのほうが勉強になったり。
あとは初心者本とはいえ、日本株が難しい話や、米国株への信頼など、やはり人によってカラーが出るな、と。
私はたぱぞうさんの文章が好きなので書籍で読めるのも嬉しかったです。
年収400万円の人間が投資で稼いで億り人になる、というような本ではありませんが、読んでいて心地よいです。
インデックス投資をすでに始めている人には知っている情報もあるかと思いますが、スラスラと読めて良い一冊でした。
たぱぞうさんのブログを知っている人も、知らない人も興味がありましたら是非どうぞ。
今日は短いですが、年収400万円の私にできる投資の正解を教えてくださいを読んだ感想でした。
書籍に書かれていたことですが、お金は有効期限付きの「幸せ引換券」です。ただ、上手に引き換えられるかは自分次第。
本などを読みつつ、知識に触れながら、コツコツ資産形成をしていきましょう。
お読み頂きありがとうございました。
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私事ですが、第3回米国株などを語る会in大阪に当選したので楽しみにしています。
オフ会ばかりだったのでワークショップというのは久しぶりかも。
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