コツコツと投資を続けておかげで、何とか老後資産4000万円が見えてきました。(まだ足りてないんですが、このままいけば大丈夫でしょう。)
さて、貯まったは良いものの、どれくらいの期間取り崩せるかとかはあまり考えてないんですよね。
今日の本題。
4000万円あったら、毎月どれくらいの金額を取り崩していけるんだろう。
自分が何となく思ってみたので調べてみました。けっこう意外な結果だったので記事にてシェアしようかな、と。
ざっくりでも数字で知ってると資産形成していくイメージ付けがしやすいと思うんですよね。
ちなみに2000万円、3000万円バージョンもあります。
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では、記事にて4000万円の取り崩しを見ていきましょう。
4000万円あれば老後にどれくらい取り崩しできるのか
まずは結論からテキストで紹介を。
利回り3%で運用した場合、こんな感じで取り崩しが可能です。
- 月10万円 → 60年以上
- 月15万円 → 36年
- 月20万円 → 21年
月10万円なら永久機関みたいに減らずにいけます。
月15万円を使ったとしても36年持つので遺産を残すことも可能。
さすがに月20万円を使っちゃうと厳しい。
4000万円とはそんな金額なんですね。
今回はブロガーさんの中では良く使われているセゾン投信の取り崩しシミュレーションを使いました。
セゾン投信に入ってなくても良いし、登録なども不要なので興味のある人はどうぞ。
外部リンクセゾン投信|取り崩しシミュレーション
ちなみに今回は65歳からの取り崩しシミュレーションです。
利回りは3%に設定していますが、4資産均等型のGPIFが直近リターン3.61%なので大幅に厳しい数字ではないかな、とも。
リバランスをきっちりすればS&P500やオールカントリーと現金でのカウチポテトポートフォリオも同じくらいで回るんではないでしょうか。
管理人はこれくらいの利回りで、60歳くらいには半隠居しつつ、65歳くらいから年金貰ってゆっくり過ごせたらなぁ、とか考えています。
では、画像なども入れて見ていきましょう。
資産4000万円、月10万円取り崩しのパターン
毎月10円取り崩し | 資産寿命 |
利回り0% | 33年4ヶ月 |
利回り3.0% | 60年経っても寿命尽きず |
まずは月10万円の取り崩し。年金で足りない生活費として良い感じの数字では無いでしょうか。
そして恐ろしいことに年3%の運用で回ればお金減らないんですね。。永久機関や。
実際には暴落や低迷期にガンガン減るので実際はそんなうまい話は無いんですけどね。
しかしリスク資産とキャッシュで分けていた場合、低迷期は現金だけ取り崩すなどすれば多少目減りは抑えらる、とも思っています。株価は下がるのも早いですが、戻るのもやはり早いので。
ここらへんは分析好きなブロガーさんの記事を待ちましょう。(私は得意じゃないので。)
あと、月10万円を取り崩すなら運用しないという方法もアリですね。
33年4ヶ月使えるので98歳までは無リスク運用できますね。過去の金利とインフレだと、じつは定期預金でもインフレ負けしないというのもあります。今だと個人向け国債変動10年もあるし。
管理人の年金だと10~13万円くらいをイメージしてるので、月10万円だとインフレとか考えると生活ギリギリラインかも。。
利回り3%で減らないなら、もう少し取り崩しを増やそうと思い、毎月15万円も調べてみました。
資産4000万円、月15万円取り崩しのパターン
毎月15万円取り崩し | 資産寿命 |
利回り0% | 22年3ヶ月 |
利回り3.0% | 36年3ヶ月 |
これがなかなか良い数字でして87歳まで運用ナシで毎月15万が使えます。
3%運用できた場合、36年持つので100歳以上まで資産を生き延びさせることができますね。これだと贅沢はできないけど、今と同じ生活レベルはキープできる感じでしょうか。
老後に入ったら月20万円あれば生活できる人も多いでしょうし。(私が貧しいだけかも知れませんけど。)
もはや4000万円を4資産均等型にぶち込んで脳死取り崩しでいける気がしてきました。
実際は非課税枠との関係もあるし、新NISAで2000万円、現金で2000万円。もしかすると普通の人が目指す理想郷はここらへんにあるのかも。
せっかくなので散財パターンも調べてみました。
資産4000万円、月20万円取り崩しのパターン
毎月20万円取り崩し | 資産寿命 |
利回り0% | 16年8ヶ月 |
利回り3.0% | 22年11ヶ月 |
毎月20万円取り崩し。年金ゼロでも生きていくことができる金額。
ただ、こちらは使い過ぎでした。。
3%で運用できても22年11ヶ月で資産寿命が尽きます。
これはさすがに却下。
ただ、今のペースだともう少し貯まってる気がするので資産の方を増やしてみました。
資産5000万円、月20万円取り崩しのパターン
毎月20万円取り崩し | 資産寿命 |
利回り0% | 20年10ヶ月 |
利回り3.0% | 32年5ヶ月 |
マジですか!
5000万円パワー恐るべし。。
運用せずに85歳まで取り崩せるし、運用してれば多少遺産が残せそうですね。
年金支給が70歳になっても副業+20万円取り崩しをすれば余裕で対応できそう。副業が無理でも5~10万円くらいの仕事は見つかるでしょう。
月20万円は贅沢だから月15万円の場合だとどうなるんだろうか。。
資産5000万円、月15万円取り崩しのパターン
毎月15万円取り崩し | 資産寿命 |
利回り0% | 27年10ヶ月 |
利回り3.0% | 58年4ヶ月 |
これまた5000万円パワー恐るべし。。
個人的に月15万円というのは文化的最低限で生きられる金額と思うんですよね。年金無くても生きていける気がします。(実際、無職のころは家族3人で月17万円生活してました。)
もしインフレが続いているなら株式資産も増えているし、デフレなら少ない金額でも生活できるし。
5000万円を運用しつつ老後に取り崩すというのが私にとっての理想郷なのかも知れません。
セミリタイアとか考えなければ何とか老後を生き抜くことは大丈夫そうです。
副業を続けつつ、コツコツとS&P500、オルカンを積み立て、まずは5000万円を目指したいと思います。
おわりに|4000万円あれば、運用→取り崩しでほぼ老後の不安を取り除ける
思い付きで調べたのですが、4000万円あると老後の不安はほとんど取り除けると思いました。
運用しつつ、生活をコンパクトにしていけば老後を乗り切る目安にできる人も多いかも知れません。
もちろん人によっては退職金もあるでしょうし。(私は転職ばかりなので無いものと考えてます。。)
というワケで、今日は4000万円の取り崩しシミュレーションのお話でした。(次回は実際の過去チャートと合わせてやってみます。)
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外部リンクセゾン投信|取り崩しシミュレーション
関連記事です。
実際に老後4000万円で大丈夫だろうか?ちょっとシミュレーションしてみた
実際にITバブル崩壊~リーマンショックという暗黒時代が老後スタートでシミュレーションしてみました。
右肩上がりの固定利回りで取り崩し計算するよりも、こういった最悪の時代で見ておくのも良いと思います。
セゾン投信、中野社長の本ですね。低コスト投信全盛の時代でもセゾン投信の人気があるのはこの人のおかげかと。
運用しながら使っていくという考えに納得したのは中野さんの本か記事でした。
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