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幸せはお金で買える?幸福度は年収800万円で頭打ちではなくあればあるほど良い

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年収800万円を超えると幸福度はあまり変わらない、という話を聞いたことがあると思います。しかし最新の研究ではその数字がインフレしまくっているようです。

知ったのはいつもお世話になっているきしやんのtweetから。

幸福は年収800万マデーってのは2010年の研究結果やしね。そこから13年も経てばインフレで収入も異なるから、幸福感じられる水準もそら増えるでしょうよ。

幸せはお金で買える、7000万円までならあればあるほどいい-最新研究

 

年収800万円までが幸福感を得られる金額というのはノーベル経済学賞を受賞した心理学者ダニエル・カーネマン達が言っていましたが2010年の研究で、これはリーマンショック後のことも関係しているのかも知れません。

2012年くらいからの10年間でアメリカ株は絶頂を極めてましたし。。あと日本以外の先進国はちゃんとインフレしているので、いつまでも年収7万5000ドル(2010年当時)が幸福度の基準というのもおかしな話。

 

では、元記事なども見ながら最新の研究結果を見ていきましょう。

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幸せはお金で買える!幸福度は年収800万円で頭打ちではなくあればあるほど良い

元記事はBloombergです。

外部リンク幸せはお金で買える、7000万円までならあればあるほどいい-最新研究

※リンクは新しいタブで開きます

 

ポイントは2つ。

  • 従来は年収約1000万円を境に幸福度が頭打ちになると考えられていた
  • 2010年のダニエル・カーネマン氏の有名な論文と相反する内容

年収1000万円になっているのは7万5000ドルが円安で膨れ上がった結果ですね。(1ドル133円計算っぽいです。)

 

幸福度の頭打ちは7万5000ドルを超えても相関関係は続き、年収10万ドルを超えるとむしろ加速するようです。(過去に超有名になってるのに、覆った研究結果を発表するカーネマン先生凄い…)

幸せがお金で買えるというのは真実で、年収が高いほど幸福感が大きくなる上限とされていた7万5000ドル(約1000万円)を超えてもこの相関関係は続く。

こうした研究結果がノーベル経済学賞を受賞した心理学者ダニエル・カーネマン氏を含む科学者のチームによって発表された。カーネマン氏は10年余り前、年収7万5000ドルを境に幸福度が頭打ちになるという説を発表していた。

その人がもともとある程度の幸福感を抱いていることが前提となるが、幸福度は年収と共に着実に高まり、年収が10万ドルを超えるとそれがむしろ加速することが、米国に在住する3万3391人を対象に実施された研究で明らかになった。

 

管理人は今年度は年収が下がりそうでして、ざっくり420万円で計算すると31578ドルなので、稼げば稼ぐほど幸福感は爆上がりしそう。

とはいえ、たまに副業で稼げても超絶ラッキーだったなので、幸福度が上がった感じはありません。本業でしっかり稼げないと安心感や幸福度に繋がりにくいのも、と思いました。

ただ、老後資産が3000万円を超えたあたりで悲壮感は減った気もしますね。年金が出るまで食べていけたら良い、というのはメンタルに優しいです。

 

さて、ではいくら稼げば幸福感は頭打ちになっているのでしょうか。

答えは分からないでした。笑

年収50万ドル(年収7000万円級)以上の人も参加していたのですが、超高年収でも高風土との相関関係はしっかり存在し、それ以上はどこまで続くか研究ができていない様子。

今回の調査対象は米国在住で職を持つ18-65歳の成人で、年齢の中央値は33歳、家計年収の中央値は8万5000ドル。参加者は自身の幸福度について、キリングスワース氏が開発したアプリを使って1日に数回回答した。

調査には年収50万ドル超の参加者も含まれていたものの、研究者らは50万ドルを超える人にも年収と幸福感の相関関係が当てはまると確言することはできないという。

キリングスワース氏はブルームバーグ・ニュースへの電子メールで、年収と共に幸福度が増す「傾向は、私のデータでは最高所得グループ(50万ドル)まで着実に高まっているが、それ以上でどの水準まで続くかは不確実だ」とし、「これを解明するための作業に取り組んでいるが、まだ完了していない」と説明した。

 

3人家族としては貧乏といって差し支えない管理人には想像がつかない世界です。

しかし、この記事を読んで少し安心したことも。

アメリカではコロナショック後にFIREした人が多く、今でも労働現場に戻ってくる人がすくなくて人手不足からのインフレが燻っています。

しかし年収の過多が幸福度に相関するのであれば、まだまだ若い人も高年収目指すんじゃないかな、とか。そうすると資本主義はまだまだ膨張をして株式も成長してくれたら嬉しいなぁ、と思いました。

 

日本は平均賃金が下がっている(今はスタグフという地獄)なかで、お金ではない幸福という声もあり、資本主義が成長するというイメージが湧きにくい感じではありますが、まだまだ世界の株式は成長してくれて私たちの長期投資もうまくいきそうですね。

というワケで今日は年収800万円では幸福度は頭打ちしない、というお話でした。

市況は大変な感じになってるようですが、ここらへんも資本主義の宿命として受け止めつつ、人間の幸福感や欲望に期待しながらコツコツ投資を続けていきましょうね。未来はきっと明るいはず!

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

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