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【米国株今昔物語】ニフティフィフティの暴落と回復【バリエーションが大切】

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インスタを見ているとみらいさんがニフティフィフティのことを書いてました。

過去を知るというのは大切なので記事にてシェアしたいと思います。

ニフティフィフティとは何ぞや、という方のために引用などを。

ニフティフィフティとは、1970年代前半のアメリカ株式市場で起きた、プチバブルを指します。直訳すると「素敵な50(銘柄)」となり、当時のアメリカの優良銘柄を集めた50銘柄に、投資家の人気が集まった現象のことです。

引用元:海外投資データバンク

今でいうGAFAですかね。

IBMはもちろん、若い人だと知らないポラロイドも素敵な企業としてあげられていました。

 

さて、みらいさんのインスタ投稿はこちら。

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出典:バブル崩壊に巻き込まれた投資家の末路(Instagram)

 

結論から言うと暴落に巻き込まれますが、歯を食いしばってホールドしていれば相場も回復したし、素敵な企業(イケてる企業というほうがしっくりくるかも)はその後の株価も素敵だった、と個人的には思います。

では、一緒にニフティフィフティがどうなったか見ていきましょう。

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【米国株今昔】ニフティフィフティの暴落と回復【バリエーションが大切】

1970年にイケてる50社は暴落しました。

イケてる大型株が市場をけん引していましたが、インフレによる金融引き締めの結果、ニフティフィフティを含めた相場全体が下落することに。

高過ぎたPERは株価によって修正されるんですね。

何だか今を見ている気分。。

 

さて暴落したニフティフィフティですが、その後アホールドしていると意外な結果に。

こちら、またみらいさんの画像で見てみましょう。

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ニフティフィフティの暴落半端ないですね。

銘柄によっては高値より70~90%という大暴落です。

テスラやAmazon掴んでる人は似たような感覚があったかも。

とはいえ、高過ぎたPERが正常に戻っただけで全体としてみればS&P500に負けたワケでは無い様子。

正常な株価に戻ったあとは金ぴかの大型株50社の実力を見せてくれました。(ポラロイドのように無くなった銘柄もありますが。)

 

シーゲル教授は株式投資の未来(赤本)のなかで、PERが高いときに投資したケースなどを多く書いていました。

ニフティフィフティの件も赤本で読んだ気がします。

なので個人的にはブームのときは恐る恐る買い、オワコンのときはガツガツ買うという感じで今後も続けたいな、と。

 

というワケで、上の画像を見ての教訓として、

  • 大型株の集合体だと全滅はない
  • 上がり過ぎたものは修正される
  • 企業の稼いだ金額はその後の株価に反映される
  • 慌てて売らない

なのかな、と個人的に思いました。

 

ちなみにニフティフィフティはどんな銘柄があったのか。

 

ニフティフィフティはどんな銘柄群だったのか

企業名 ティッカー
フリップモリス※ MO
ファイザー PFE
ブリストル・マイヤーズ BMY
ペプシコ PEP
ゼネラルエレクトリック GE
メルク MRK
ヒューブライン HBL
スクイブ SQB
ジレット GS
アンバイザーブッシュ BUD
イーライリリー LLY
ジョンソン&ジョンソン JNJ
シェリングブラウ SGP
ファーストナショナリシティ FNC
コカコーラ KO
アメリカンホームプロダクツ AHP
アメリカンホスピタルサプライ AHS
P&G PG
テキサスインスツルメンツ TXN
AMP AMP
ダウケミカル DOW
チェスブローポンズ CBM
マクドナルド MCD
アップジョン UPJ
アメリカンエクスプレス AEXP
バクスター BAX
シュランバーガー SLB
3M MMM
IBM IBM
ウォルトディズニー DIS
インターナショナル・テレフォン&テレグラフ ITT
ルブリゾル LZ
シアーズローバック S
シューリッツジョーブルーイング SLZ
エイボンプロダクツ AVP
インターナショナル・フレーバーズ&フラグランシズ IFF
ハリバートン HAL
レブロン REV
ルイジアナランド&エクスポロレーション LLX
JCペニー JCP
ブラックアンドデッカー BDK
シンプリシティパターンズ SYP
イーストマンコダック EK
ディジタルイクイップメント DEC
ゼロックス XRX
クレスゲ KM
バローズ BGH
エメリーエアーフライト EAF
MGICインベストメント MGI
ポラロイド PRD

※一番上のフィリップモリスは、2008年3月28日、アルトリア・グループのタバコ事業国際部門のフィリップ・モリス・インターナショナルとしてスピンアウトされました。ティッカーシンボルはPM

当時のダウ30を調べたら半分くらい入ってそうな勢いですね。

今も現役がチラホラ。

 

将来を信じる大切さ

みらいさんもインスタで書いていたのですが、相場が不調になると不安や焦りを感じますよね。

  • この銘柄はもうダメかも
  • 別の銘柄に乗り換えたほうが良い

これはS&P500に投資をしていても同じことが言えるかも。

なので投資商品をおすすめする場合にはオルカンですし、それよりマイルドなバランスファンドを当サイトではよく紹介しています。

しかし、腹落ちして米国株に投資をした人なら、こういった危機は何度も乗り越えてきていますし、これから何度も経験するはず。

米国株オワコンと言われ始めたときこそ積立投資をするチャンスとも思っていますw(実際、そういったときに海外ETFでコツコツ買ってました)

 

というワケで今日はニフティフィフティという昔話でした。

レバナスの話も聞かなくなりましたし、NASDAQ推しの声も小さくなってきた気がします。もしかすると再来年くらいは米国株の話も減るかも知れませんね。

とはいえ、投資は何十年も続けるもの。

良いときも悪いときも株式会社アメリカを信じて、一緒にコツコツ投資を頑張っていきましょうね。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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