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【動揺】2006年に買ったインド株投信をガチホしたらどうなっていたか【2022年版】

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管理人が初めて買った投資信託はPCAインド株式オープンという商品でした。

当時はBRICsこそが明るい投資計画という時代でしたね。米国株最強時代が10年以上続きましたが、これが次の10年でどうなっているか考えると興味深いです。

そろそろ新興国株比率を増やそうかな?と思っている読者様もいるかも知れませんね。

関連記事新興国株式がどれくらいの熱狂だったかを思い出してみる

※リンクは新しいタブで開きます

 

以前、Twitterで下記のことを呟いたところ興味ある人が多かったようです。

 

頂いた反応はこちら。

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皆さん気になるようなので記事にしました。ちなみにかず先生の言ってる為替はめちゃくちゃ影響あるので参考になるかも。

さてさてどうなっていたでしょうか。

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【悲報】2006年に買ったインド株投信をガチホしてたら3倍くらいになってたかも

いきなり結論から。

ホールドしてたらそこそこ儲かってた感じがします。

チャート画像はこちら。

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出典:イーストスプリング・インド株式オープン

元々はPCAインド株式オープンという商品でしたが2011年に社名変更したようです。この記事を書いてて初めて知りました。笑

スマホで見ている人は画像見にくくてスミマセン。

13,000円くらいで買った記憶がありますが、今の基準価額は21,369円です。(2022年12月29日時点)

ただし分配金を再投資すると46,354円になるようです。

しかしリーマンショック、コロナショックを受けて16年ガチホしてもたった3.5倍ちょいです。しかし同時期にQQQへ投資していたら10倍くらいになっていました。

次の10年が新興国の時代だと、意外とこのストーリーはあり得るかもですが、中国リスクをどう考えるかですかね。もしくはベトナムやインドネシアといった単騎で勝負もありますが、そこまでリスクを取れる人は少なそう。。(というワケで管理人はそれなら米国株で良いや、と思ってます。)

 

当時200万円くらい買っていて、20%くらい上がったところで

さすがにこんなカンタンに儲かるのは危なくない?

と思って売却しちゃいましたが、結果としては良かった気がします。

ななし
ななし

ちなみに投資家失格ですがインド株売った利益でバイクを買いました。

 

その後、いろいろ調べてると王道であるインデックス投資にたどりつきます。(PCAの投信はほとんどSENSEX連動でしたけど。あと当時は先進国株式ですら信託報酬1.0%というような時代でした。)

さて、乗り換えた理由を紹介していきましょう。

 

2006年に買ったインド株投信から国際分散インデックスに乗り換えた理由は信託報酬と為替

PCAインド株式オープンに投資を続けていてリーマンショック後の絶好調の時期を切り取って2倍というのが分かりました。

インドの代表的株価指数SENSEX自体は好調です。

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リーマンショック後の最悪期から6倍以上に伸びています。指数自体に問題があるワケではないのが何となく分かりますね。

 

で乗り換えた理由はこちらです。

 

インド株投信の信託報酬(実質コスト)が鬼高い

今は良質な投資信託や海外ETFがありますが、15年くらい前は信託報酬が1.3%くらいでした。ついでに買付手数料も1.5%くらい取られた気がします。

今運用しているイーストスプリング・インベストメンツ株式会社の運用報告書をみたところ、これまた衝撃的な数字を知りました。

PCAインド株式の実質コスト

出典:イーストスプリング・インベストメンツ株式会社

信託報酬は1.3%ほど。一番下の赤いのが実質コストです。

年2%くらいかかってます。。

マイナス複利15年はダメージデカいですね。

 

これだけでは15年で3倍はまだ納得できませんね。もう一つの為替要素も見てみましょう。

 

インドルピー/円のチャートがけっこう悲惨

高金利通貨の定めなんですが、基本的に金利が高い通貨は長期で見ると下がります。

ここ10年くらいのインドルピー/円チャートを見てみましょう。

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出典:ファイナンシャルスター

ここ10年で15%くらいルピー安になっています。

信託報酬で地味に2%複利で削られて、為替で15%減を受けます。これを長期投資はちょっと厳しい。。

 

ちなみに新興国通貨、高金利通貨が長期でどれくらい報われないかはインドルピーの超長期チャートを見ると分かりやすいかもです。

円だけじゃなくてドルとの関係も載せておきましょうか。

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うん。もう何が理由かよく分からないレベルで下げてます。

 

個人的には通貨安と実質コストなどもあり、最近までは新興国株式への投資はしていませんでした。

最近はオルカンを通じて増やしている感じでしょうか。

とはいえ、ロシアの暴挙を見て、新興国指数の中国比率を考えると、果たしてオルカンで良いのか、と悩むことも増えそうな気もします。ここらへんも含めて諦めの境地が必要かもですが。。

 

ちょっと話がズレましたが、昔のインド株投信を持ち続けても信託報酬と為替であまり儲からなかったと思います。

新興国株式自体がここ10年は振るわなかったので、今から海外ETFで買ってみるには良いかもと思っていましたが、管理人などが思うということは市場ではすでに織り込まれていて割高だったりするので注意が必要です。

実際に管理人が2021年に手を出したCXSE(非国営中国ETF)はホントに織り込み済みで損切りを余儀なくされましたね。。

 

おわりに|2006年に買ったインド株投信をガチホしても大して儲からなかった

幻想的|夕焼けと落ち込み気味に歩く男性

結果としてはあまり儲からなかったので、米国を中心とした世界分散にして良かったと思います。

ただし、次の10年が米国株が強いかというと分かりませんね。反動で20年くらい低迷する可能性もあります。(低迷期こそ安く買うチャンスと捉えられるかはメンタルと資金管理次第!)

とはいえ今やっている投資を取り崩すのは20年後くらいなので、焦らずコツコツやっていくのが大切ですね。

 

以上、2006年に買ったインド株投信をガチホしたらどうなっていたかというお話でした。

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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