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もし楽天証券が破綻したら資産はどうなる?分別管理で問題なし

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SNSで、もし楽天証券が破綻したらどうなる?というネタが回っていました。

たぶん発端はコレかな、と。

外部リンク楽天ドル建て債、利率年10.250%に決定 約700億円発行

※リンクは新しいタブで開きます

ドル建てとはいえ年10.25%ってジャンク債やん。。ホンマ大丈夫かいな、と管理人も思いましたw

 

もし楽天証券が破綻したら私の資産どうなるんだろ。

分別管理で安心とは聞いてたけど。。

でも実際よく分かってない。。

こんな心配をする人もいるかも。

 

結論から言うと問題なしです。

仮に破綻したとしても、楽天証券で買った「国内株式」「外国株式(海外ETFなど)」「投資信託」などは原則として守られます。

 

今さらという読者様も多いかもですが、改めてどうなるかを一緒に勉強していきましょう。

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もし楽天証券が破綻したら資産はどうなる?分別管理で問題なし

一番確実なソース元として楽天証券の分別管理を見ておきましょう。

証券会社は、お客様からお預かりした有価証券や預かり金については「顧客資産」として、証券会社自身の資産と区別して保管することが法令で義務づけられています(これを「顧客資産の分別管理」といいます)。

お取引証券会社が分別管理をしっかりおこなっていれば、万一破綻した際でも、お客様の有価証券や金銭はお客様へ確実に返還されます。

楽天証券では、従前より法令に従い、お客様の大切な資産を安全確実に保管・管理しております。

引用元:楽天証券|分別管理

 

ちょっと文字が多いのでサラサラとお読みください。

後述で分かりやすいインスタの画像など紹介します。

国内株式

お客様の保有する国内株式は「証券保管振替機構」に預託しており(一部個別管理が必要なものは除きます)、弊社自身の保有する株式と区別して管理がなされています。

お客様個々のお預かり分は、帳簿によって直ちに判別できるよう管理しています。

 

投資信託

お客様の保有する投資信託は「証券保管振替機構」に預託しており(一部個別管理が必要なものは除きます)、弊社自身の保有する投資信託受益証券と区別して管理がなされています。お客様個々のお預かり分は、帳簿によって直ちに判別できるよう管理しています。

また投資信託の仕組み上、販売会社(当社)、委託会社(運用会社)、受託会社(信託銀行)といった各機関が破綻したとしても、投資家が預けたお金は制度的に守られるようになっています。詳しくはこちら

 

国内債券

お客様の保有する地方債、事業債は「証券保管振替機構」に預託しており(一部個別管理が必要なものは除きます)、弊社自身の保有する地方債、事業債と区別して管理がなされています。

お客様個々のお預かり分は、帳簿によって直ちに判別できるよう管理しています。また、個人向け国債については「国債振替決済制度」に基づき日本銀行に預託し保管しています。お客様個々のお預かり分は、帳簿によって直ちに判別できるように管理しています。

 

外国株式、外国債券、外貨建てMMF等の外国証券

お客様の持分を正確に管理した上で、国内及び海外の保管機関で混蔵して保管しています。

お客様個々のお預かり分は、帳簿によって直ちに判別できるよう管理しています。

 

基本的には楽天証券に何かあっても分別管理しているので安心ということですね。

 

文字だけだと分かりにくいので画像でイメージを掴んでおきましょうか。

小林亮平さんのインスタ投稿を一部お借りしました。

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出典:もし楽天証券が倒産したら資産は0円に?

販売会社→楽天証券

運用会社→楽天投信投資顧問や三菱UFJ国際投信など

信託銀行→三井住友信託銀行三菱UFJ信託銀行

目論見書などで書かれているヤツですね。

運用会社、信託銀行はそれぞれ楽天VTなどのシリーズや、eMAXIS Slimなどの例です。

なので、販売元の証券会社が破綻しても、そこに投資信託などがあるワケではありません。

株式現物だと「ほふり」などで管理されています。

 

でも運用会社が倒産したら?というケース。

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こちらも問題ありません。

運用会社が破綻しても投資信託は他の運用会社に引き継がれるか繰り上げ償還されることになります。

そういえば、つみたてNISAをはじめた当時、楽天VTIのほうが個人的には好みだけど、取り崩しを含めると40年くらいの付き合いになるから、三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slimにするか、と決めたのを思い出しました。

 

信託銀行が破綻した場合も同様です。

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こちらも安心で、信託銀行で保管されていますが、信託銀行自身の財産とは区別して管理することが義務付けられています。

預かってるお金を使って商売したらダメなんですね。ちゃんと資産は返ってくるのでご安心を。

 

ここでちょっと注意点。

一部、保証されないものもあります。

代表例としては貸株。

これは楽天証券が破綻したら保護されないので、資産が戻らない可能性もあります。

あとは、デリバティブ取引、オプション取引、CFDなどですが、ここらへんは投資してる人はいない気もします。管理人もしていません。

 

ただ、投資信託などのようにパーフェクトな防御はないけど、日本投資者保護基金というものもあります。

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分別管理がされていなかった場合も1000万円を上限に補償されます。

なので、基本は安心して投資をできるのですね。

 

というワケでまとめをして終わります。

  • 楽天証券が破綻しても資産がゼロになることは基本的にはない
  • 理由は分別管理をしているから
  • 注意点としては貸株は補償外
  • 分別管理されていない資産も日本投資者保護基金がある
  • 安心をして投資をしていこう!

 

管理人は楽天証券のUIが使いやすく気に入ってるので、このまま使えるのが一番です。

とはいえ、もともとはDLJディレクトSFG証券が前身ですし、そのうち買収されて社名変更とかもありそうですけどね。

それでも利用者にとってはあまり変わらず投資を続けられるんじゃないかな、とか。

 

なので、過度に不安にならず、私たちは本業をしっかりしつつ、余剰金をコツコツ投資していきましょう。

今日は楽天証券がもし破綻したら、というお話でした。

 

お読み頂きありがとうございました。

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そういえばこういった制度だったわ、と思い返した読者様からの応援ポチをお待ちしております。管理人はまさかこの初歩的なことを記事にするとは思いませんでしたw

早よ楽天モバイル損切りしたほうが良いんじゃないでしょうか。

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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