先日、日本が円安に耐えきれず市場介入、ダウは週末に30,000を割り込み不況の影がチラホラ見えてきました。
S&P500も年初来▲23%で弱気相場続行です。
私たちがやってきた米国株は試練のときが来たかも知れません。
個人的にはいつも市況を悲観的に捉えており、それでも生き残れる資金でやりくりしています。(いつも書いてるカウチポテトですね。)
さて、試練のときとは、ということで悲観的な記事を読みました。
こちら。
外部リンクこれから投資家は「飢饉の7年」を経験することになる!?
記事によると、今後10年間の米国株の実質的なトータルリターンはゼロに近いとのこと。
管理人も米国株は低迷すると長いので逆張りでずっと続けようと書いてきましたが、実際にこんなこと書いてるのを見ると震えますね。。
では、一緒に見ていきましょう。
【悲報】米国株投資家は今後10年ゼロに近いリターンになる?
米国株が低迷する理由としては、今までの株価がバブル過ぎたので今後10年くらいかけて是正されるというもの。
バリュエーション的に最悪で今は投資するタイミングでは無いようです。
S&P500種指数と歴史的なイベント
黒:S&P500種指数 緑:成長トレンド
緑色が米国株の成長トレンドとするとリーマンショック以降の上げ方が異常値だった様子。
個人的には2019年あたりに上がり過ぎ・・・と思ってましたが、コロナショックで以降の伸びは怖さを感じるレベルですね。
要因としてはお金を摺り過ぎたせいかも。
連銀の総資産・QEとS&P500の推移
分かりやすい画像なんですがPCでもスマホでも画像小さくて見にくくてスミマセン。
コロナショック以降、市場に供給したお金を急速に減らしていますが、S&P500はそれを織り込んで下落といった感じ。
これが現在です。
同じような画像をもう一つ。
米国の負債と政策金利の推移
インフレ退治を頑張っているけど、この負債額を抱えながらどう対応するの?という感じ。
個人的にはお金の総量は50年前と変わってるから、上のグラフ通りに読むのが正しいのかは分かりません。
徐々に下がり始めた株価ですが、それでもバリュエーションはまだまだ高いです。
バフェット指数を見ても余裕で割高な様子。
株価などを思い出してみると買い場だったのは2009~2012年くらいまでだった感じですかね。
ただ、2016年、2017年で買った株式も報われているので、10年も上がり続けないというのは大袈裟かも。
代わりに今までのような年10%近いリターンは無理だろうと思っていて、ここ数年で買った株式は10年後に見たらプラマイゼロの年はありえるかな、と。
ちょっと昔の記事から。
こんな感じの相場が続いていたのが近年ですよね。
でも誰もずっとハイリターンが続くなんて思ってるわけがなくて、実際はこんな感じになるでしょう。
こう考えると次の10年がリターン低迷してもしゃーないのでは?と管理人は思う派です。
記事は最近見たなかでは悲観のオンパレードでして、最後の言葉はついついリスクオンしがちな投資家が気を引き締めるに良いな、と思いました。
個人投資家がバブル相場につぎ込んでいいのは、失ってもいいお金だけである。
そもそも、大多数の人間が飛びつくものに、ろくなものがあったためしがない。流行とかブームに乗ると、最後にはしっぺ返しが待っている。
相場で一番大切なことは、大きな損をしないことだ。相場で最も重要なルールは防御である。
ふむふむ。管理人にも心当たりが。。
ただ、下落しなかったらどうする?とか、暴落で買い向かえるかというとそれも難しいはず。上記は確かにあってると思いつつ、株式投資の本質は別のところにあるかな、とも。
管理人が思ってる株式投資のイメージはこちら。
短期的にみるとマーケットは投票機にすぎないが長期的で見れば計量器
引用元:バフェットからの手紙
5年は短期、10年も短期、15~20年で中期、30年で長期投資とか勝手に思っているんですが、それくらいのスパンで考えると、結局は企業が儲けた利益がリターンと似たようになるのかな、と。
というワケで、いつが底とか分からないので現金比率を見つつ、コツコツ積み立てるのが最良と思います。
相場を予想するより、支出の最適化であったり、本業を頑張るほうが楽だし確実に資産が増えます。
そして買い場(大体不況です)になったときに買い向かえる状態をお互い目指していきましょう。
記事は面白かったのでイチからどうぞ。
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