Nightwalkerさんの記事でつみたてNISAとiDeCo、どちらが先かとありました。
Nightwalkerさんと、元になった経済ジャーナリストの酒井 富士子さんの記事はこちら。
外部リンクiDeCoが先か、つみたてNISAが先か。2022
外部リンク税金面ならiDeCoが断然お得だが…経済ジャーナリストが「まずはNISAから始めるべき」と言い切る理由
個人的にはつみたてNISAと思うのですが皆さまどうでしょうか?
管理人の考えなども含め一緒に見ていきましょう。
つみたてNISAとiDeCo、どちらを優先すべきか?個人的にはつみたてNISAです
Twitterを見てるとiDeCoもつみたてNISAも満額が当然みたいな人ばかりですが、一般的な家庭だとけっこう厳しいと思うんですよね。
我が家は零細勤務の一馬力なので、つみたてNISA満額が精一杯です。しかもボーナスでそれを捻出してる状況。
とてもじゃないけどiDeCoまで手が回りません。
つみたてNISAを優先している理由は
- いつでも解約できること
- 完全非課税
という面があります。
iDeCoは所得控除+運用益非課税が魅力ですが、運用益非課税と言いつつ、人によっては受け取り方では課税されちゃうので。
- 一時金で受け取る場合は「退職所得」扱い
- 年金で受け取る場合は「雑所得」扱い
という部分が好きになれないんですよね。
こちらは年金なので、入り口は控除、出口は課税で間違っては無いんだけど、なんだかなぁ、と。
あと単純にiDeCoは始めるまでのハードルもけっこうあって、厚生労働省のお役所仕事感がけっこうあります。
ここらへん金融庁を見習って欲しいけど、役割が違いすぎるのかも知れません。
酒井さんのつみたてNISAとiDeCoの比較表など。
出所:『知りたいことがぜんぶわかる! つみたてNISA&iDeCoの超基本』
ポイントとしては、つみたてNISAはいつでも止められるというのが大きいな、と。
うちもですが子供や妻に何かあった際、お金をずっと拠出し続けるの無理になるかも知れませんしね。(うちの場合は、他のリスク資産を取り崩しつつ、つみたてNISAに変換して続けますけど。)
あと地味にiDeCoはランニングコストもあります。
出所:『知りたいことがぜんぶわかる! つみたてNISA&iDeCoの超基本』
iDeCoはけっこう癖があって、個人的には一度やろうと思ったけど挫折してるんですよね。
カッコ悪い記事ですが、もしお役にたてたら幸いです。
関連記事【挫折】iDeCoの出口戦略が複雑すぎて検討中止しようと思う
Nightwalkerさんの子供さんはつみたてNISAの様子。
理由はふたつあります。ひとつは、ご多分に漏れずリスク資産の蓄財余力。まだ、生活防衛資金が十分ではなく、そんなに回せないんですよね。
もうひとつは、iDeCoは手続きがめんどくさいこと。ムスコたちは就職に苦労したせいもあって、会社に提出しなければいけない書類に対して心のハードルがあります。そのせいか腰が重いまま(^^;)。30くらいになればなんとかクリアして欲しいところ…。
私は40超えても財力不足でiDeCoに進めてません。涙
でも同じような人も多そうな気もします。
年収中央値が400万円くらいだとすると手取りで320万円くらい。ここからiDeCo23,000円+つみたてNISA33,000円はハードル高過ぎる。。(年672,000円を投資に回したら生活キツイでしょう。)
個人的にはつみたてNISAの利点は経済ジャーナリストの酒井さんが分かりやすく書いいました。
つみたてNISAの利点はいつでも止めれること
記事より引用です。
つみたてNISAの場合は、途中で引き出してしまうこともあるでしょう。そうなると、なかなか増えないかもしれません。もともと、運用期間が20年と限られているうえに、必要に応じて、住宅購入の頭金や、子どもの進学費用などとして、引き出す可能性も高いですからね。
~中略~
お金を増やすために、何がなんでも引き出さないようにiDeCoにしようと決めた結果、子どもの教育費がない! といったことになると本末転倒ですからね。
お金増やすためにiDeCo有利ではあるものの、子供がいると将来分からないことだらけなワケで、自分たちの老後だけを優先できない事情もありそう。
国としては子育てイベントしつつ、自分たちの老後もちゃんとして欲しいんでしょうけど、まずは収入が厳しくなっているのが直近30年でして、ここから更に厳しい時代がやってきそうな予感もします。
まさかロシア侵攻とかは完全に想定外でしたし、今のインフレもそうでしょう。このままスタグフレーションが進めば投資に回す余裕がない家庭も出てくるでしょうし。(というか普通に生活が厳しい家庭も多そうで、貯蓄から投資に以前の問題だ、という声も多い。)
というワケで今日は短いですが、つみたてNISAとiDeCoはどちらを優先する?というお話でした。
ただ、どちらの場合にしても、少しでも早く、そして長く続けることが資産形成の必勝法なので、お互いコツコツ頑張っていきましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
応援クリックをして頂けると毎日更新する励みになります。
にほんブログ村
つみたてNISAとiDeCo満額とか無理無理無理という読者様からの応援ポチをお待ちしております。管理人も両方満額できる入金力が欲しいです。
意外と読まれている記事