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【悲報?】今後10年で日本の人口1100万人減

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少子高齢化で日本もうアカン、という話はお腹一杯なんですが、人口減り過ぎてヤバい。。という話はあまり聞きません。

個人的には減ったほうが雇用面で良いんでは?と思わないこともないんですが、実際には消費者も減るので人口減というのはダメージのほうが大きそうです。

 

さて、あまり減ってる気がしていなかったのですが、日本の人口は順調に減っています。そして今後10年で1100万人が減るとのこと。

1100万人というと、東京が1300万人都市なので地方だとエリア丸ごと消失するインパクトがあります。とはいえ、全国うっすらと減る(地方のが少し濃く減る)ので思ってるほどのインパクトではないのかもです。

 

ネットを見てるとこんな記事がありました。

外部リンク日本人は急速な人口減の深刻さをわかっていない

※リンクは新しいタブで開きます

 

さて、せっかくなので人口減が私たちの生活にどんな深刻さをもたらすかを一緒に勉強していきましょう。

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【悲報?】今後10年で日本の人口1100万人減

まずは数字のカラクリ

あまり人口が減ってる気がしない、というのはネット記事を見てるからでした。ここでの表現にカラクリがあったようです。

実際にはゴリゴリ減っています。

記事によるとカラクリはこんな感じ。

①5年前より94万人余減少(2020年国税庁差を元にNHKが発表)
②じつは日本人の人口は5年間で実は倍近い178万人も減少している
③外国人人口がこの5年間で84万人増えている
④その差し引きで日本の総人口が94万人減少と報道されている

何だか政治的意図を感じます。

 

外国人労働者が増えることで人口減が押さえられているのは事実。でも、他に稼げる国があったり、本国のほうが良いとなったら戻っちゃうように感じるんですよね。

移民を手放しで喜べない声は根強いです。

もちろん働いてお金を稼ぎ、生活のため消費をするので良い面も多いので、老人が増えるよりありがたいですけど。

個人的には底辺労働のためじゃなく、もっと優秀な人も日本に来て欲しいと思ったり。MicrosoftしかりGoogleしかりインド人CEOが実績を上げまくってるのにわが国ではそんな話ぜんぜん聞かないので。。

 

人口減に対する策はDXとはいうけど・・・

記事によると人口減への対応策はDXらしいです。

さて日本の人口減少による社会沈没からの回避策として2つめに検討すべきはDX(デジタルトランスフォーメーション)です。

私は先日もDXに関係してJA(農業協同組合)の方と議論をする機会があったのですが、とくに農村部において人口問題を回避していくためには移民では間に合わずDXを主な解決策として想定する必要があると私は強く思います。

※回避策1は移民による国家再生論。詳しくは元記事を。

 

個人的にはDXという言葉だけ知ってるものの、具体的に何ができるかとか全然イメージができていません。記事を書いていた鈴木貴博さんの意見を見てみましょう。

2040年にはこんな感じになる、という参考。

ちょっと長文になりますが引用です。サラサラっとどうぞ。

2040年の集落には休耕地に太陽光パネルが設置され、農作業用の軽トラックや乗用車はすべて電気自動車となっていて発電と一体化した集落のエネルギーグリッドを形成しています。これら農村の電気自動車はロボタクシー網も形成しており、集落の住民はみなスマホでこれらの乗り物を共有し、運転手不在でも買い出しに出られるようになっています。

無人駅の近くに一軒だけある小さな病院は5Gネットワークで大都市の大病院とつながっていて、住民は地元の病院からネットワークを通じて遠隔医療を受けることができます。ドローンによる配達も普通に行われており、農村に住んでいても市町村の中心部からコンビニ弁当やウーバーイーツによる出前をドローンで取り寄せることが可能です。

農作業もDX化が進んでいて、日ごろの見回りはセンサーや監視カメラ、パトロール用のドローンが高齢化で不足する人手を代行してくれます。集落にはかつてはぽつぽつと空き家があったのですが、最近では大都市の企業でリモートワークをする社員と、遠隔授業を受けるその家族がそれらの家屋を借りて住むようになり、集落の人口減少には一定の歯止めがかかるようになっています。

こういったビジョンはこれから20年後という時間軸であれば腹落ちする内容だと思います。だとすればこれから20年かけて徐々にそちらに向けて進むことで来るべき人口減少時代を明るいものに変えることができるはずです。

具体的にはJA主導でこういった社会変革を行うのが望ましいと思いますが、農村部のエネルギーグリッド化、5Gによる農業のDX化はすぐにでも始められますし、ロボタクシー出現までの間のつなぎ政策として、今でもできるカーシェアの全面解禁など手をつけられる政策はたくさんあると思います。

読んでると地方の農村部でも人口減を乗り切れそうな感じ。

ただ、誰がそのお金を支払い維持するのか。

2040年の若い人なんでしょうかね。

とか思ったりしました。

 

個人的意見|人口減のほうが氷河期世代には良いのでは?

自分の親を見捨てるような意見ですが、人口減のほうが氷河期世代には生きやすい時代がくる気がしないでもないです。。

仕事に困っている、いま働いていても、老人が安く使えるから給料上がらない、下はドンドン優秀なデジタルネイティブが入ってくる。

こんな世界だと結局安売り合戦に巻き込まれて消耗するだけかな、と。それなら人口減ってくれたほうが食いっぱぐれしないような。。

 

愚痴はこのへんにして。。

実際はどの世代もしんどいです。

 

人口減とか関係なくどの世代も地獄の20年になりそう

ちょっと前にライフシフト2を読み終えました。

前作同様、生き残るために常に努力して、成功するかどうか分らんけど、ずっと頑張れ。国や企業が頑張るべきだけど期待するな。解決方法は個人努力のみだ。健闘を祈る、みたいな、内容でした。(この本、正しいと思うけどあまり好きになれないのです。。)

 

人口減を心配しても仕方ないので、まず良い点を。

少子高齢化が続きますがピークがあります。たぶん2050年くらい?

あと、老人が増えるとは言っても昔と違って健康年齢が底上げされてるので立派な労働力です。人手が足りない問題はここらへんで解決できるかな、と。

ライフシフト2によると、寿命は伸びるが健康年齢が伸び、不健康で過ごす期間は今とあまり変わらない様子。

 

上手くいけば労働力解決しつつ、ゆるく働きたい高齢者が増える。けど今までと同じ仕事を安くするのは割に合わないから働かない。結果として企業は給料を上げて待遇を良くしないと人を維持できない。

というハッピーパターンもあるかも。

まぁ、本書ではあくまで可能性で、実際は企業とかがやってくれるかは分からん。大学とかで学んだスキル・知識は確実に陳腐化する。そしてAIやら技術は急速に人の雇用を奪う。しかし新しい技術が雇用を生むだろう。だから新しいスキルを学びつつ、次の仕事に就くためにひたすら努力しろ。

期間はまぁ60年くらいだ。本業をガチで頑張ってると消耗し過ぎるし、新しいスキルを学ぶとか無理ゲーだから、パートナーと仲良くしつつ、自分が失業してるときや新しいスキルを習得しているときには稼ぎを任せておくと良いぞ。と書かれてました。(管理人の意訳です。)

 

悪いほうの話。

上の意訳でほとんど書いちゃってますが、どの世代もめちゃ個人が努力しないと生き残れない時代がやってきそうです。

怖いのが今持ってるスキルが陳腐化して仕事がなくなることでしょうか。

高所得の人はすべてが陳腐化することはないのであまり影響なくて、低所得者ほど仕事を変えなきゃいけない時代になるようです。

これは何となくイメージできる。。

 

今までは労働期間が長くて40年くらいでした。そして残り10~15年をリタイアで過ごすという人生。

しかし長寿化という厄災が労働期間を60年に延ばしました。そうなると一つの会社で生き抜くのほぼ無理ゲーになってきます。

 

では、どう私たちが生き残っていくかというと、めちゃ嫌なんですがライフシフトで書かれていたようにマルチステージで生き抜くため、色んなことを頑張るのが一番良さそうなんですよね。。

具体的には色んなコミュニティと繋がりつつ、若い世代を尊敬して知識を学び、自分が本気でやりたいと思う仕事を探してスキルを習得したりする必要があります。恐ろしいのは新しいスキルを学んでもそれが使えるかどうかは分からなくて、失敗すると貧困待ったなし、ということですが。。(そのためにパートナーと生き抜くためにしっかり話し合うこと、と書いてましたが陰キャだと無理ゲーじゃない?と。。)

一番有利なのは今から世に出てくる若い世代なんですが、まだまだ高齢者人口も多く、その負担も背負いつつという状況。

しんどいことを分かっていて、めちゃ努力しまくって優秀なゆとり世代も下手するとスキル陳腐化とかの被弾するかも。

世代の真ん中で老後が見えてきている氷河期世代は・・・まぁ、お互い頑張りましょう!

 

管理人は何とか生き残るために本業+副業+投資という三刀流をしていますが、これはなかなか良いと感じています。

副業と投資は普段とちがうコミュニティと付き合ったり、知識を得ているので役立つんじゃないかな、と。実際、副業に助けられているのは実感しており、もし本業がアカンようになったときは、こちらを使いつつ、新しい職を探せるように思っています。

とはいえ、本業+副業ってめちゃしんどいんですけどね。

これをやっていかないと貧困に落ちるかも知れない未来って恐ろしくないですか?

 

ちょっと愚痴が増えすぎたので今日はこのへんで終わります。

おわりに|今後10年で急速に人口が減る。私たちはどう生きていくか

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いろんな考えがあると思いますが、個人的には人口減るのは仕方ないと思います。そのうえで若い人が未来に期待をいだけるような世界になると良いなぁ、と。

ただ、今の感じだと楽な生活はやってきそうにありません。

副業は大変過ぎるかもですが、投資で身を守りつつ、色んなコミュニティと繋がってみると良いかもですね。管理人はけっこう人生変わった感があります。

 

投資だけじゃなく実生活と大変ですが、ともに頑張りつつ人生を楽しんでいきましょうね。

お読み頂きありがとうございました。

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書籍だと大変なので前作のマンガ版とかが良いかもですね。どう生きるかとかは前作読めば十分と思います。

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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