米国株人気はまだまだ強いです。
ちょっと前までは米国株単騎なんてアホのすることでしたが、今では一大宗教になった気もします。さて、それが悪いかというとそんな悪くもなさそう、というお話。
昨日の続きみたいな感じですね。元ネタは山崎先生の動画です。初心者からベテランまで思わず納得なので是非。
動画で紹介されていたのはインデックスファンドの選択方ですが、個人的に興味深かった部分を紹介していきましょう。
山崎先生の超分かりやすい採点から。
国内株式と外国株式インデックスを組み合わせるのが最良ではあるんですが、手間とか考えるとオールカントリーでええやろ、というのが結論。
今までこの選択肢がなかなか出てこなかったので、国内外の株式を半々(もしくは4:6)くらいで持つのを進めていましたが、これから出す本ではオールカントリー推奨にするようです。
オルカン除く日本はつい最近までホンモノが出るまでのメインウェポンでした。しかし点数的には日本があっても無くても変わらないのは面白いところ。
私が投資を始めたころは日本が世界の株式時価総額に占めるシェアは10%くらいありましたが、今や6%程度に低下しており、点数的には大きく下がらない様子。
先進国株式だけとなっても大きな点数ダウンにはならないようですね。
我らがS&P500の評価は?
我らが米国株はというとS&P500単独だと82~83点という評価。山崎先生曰く、テストの点だとギリギリAだけどもっと良いものがあるぞ、と。
個人的には勉強できない民だったので、何もせずにA評価貰えるとか凄くない?と思うんですがどうでしょうか。
好きなものを選んで一番ではないけど、そこそこ高得点。私的にはこれで十分嬉しかったり。
個人的にはオールカントリーが一番薦めやすいけど、まぁ好みの問題よね、と思っています。それよりもリスク管理と続けることの方が100倍くらい大切かな、と。
あと米国株だったら20年くらい平気で低迷するので、そのときも辛抱する気持ちは必要かも。他の国が盛り上がってるときにボコボコになってるアメリカを買うからこその6.7%が得られるので。
さて、山崎先生がオールカントリーをすすめるようになってきた理由も語られてました。
一番大きなところだと相関係数が高くなってきたこと。
日本株式と外国株式の相関係数が0.8くらい(正確には0.79)になっており、このくらいになっちゃうと標準偏差20のリスク資産を半々で持ってもそこまでリスク低下にならないようです。
標準偏差20が19になる程度。
算数苦手なのでざっくりした数字で語ってくれるのホント助かります。
相関係数も知っておこう
せっかくなので画像で見てみましょう。
円建てで見たインデックスのリスクと相関係数。
新興国は昔より落ち着いてきたみたいでリスク17.5%になってますね。
赤枠で囲んでいるところが日本株式と外国株式の相関係数。世界株と米国株もほとんど変わらないんだなぁ、と思い緑で囲んでみました。
S&P500単独の方がリスクは大きくピーキーな印象。
とはいえ、どれも株式資産なので、年20%くらい損する可能性を覚悟して投資をしてると気楽じゃないかな、と思います。
いわゆる標準偏差でいうと68.3%の可能性で上下20くらい動く。95.5%以内の可能性では上下40くらい。それを超えるのは100年に一度級というもの。
せっかくなので標準偏差の画像。
出展:書籍「お金は寝かせて増やしなさい」改
現金とリバランスした場合のリターン図とか欲しいけど、あまり作ってるところ無い気がしますね。管理人はゆるゆる投資なので、S&P500半分、現金半分でもまぁええんちゃうかな、という派です。
82点も貰えるなら十分かと。
投資失敗したら少し長く働けば解決する問題ですし。
ETFか投資信託か
さて、動画公判ではETFと投信のどちらが良いか、という話題も出てました。
結論から言うとどっちでも良いレベル。昔ほど圧倒的な差は無くなっており0.1%程度なら気にすることないので、つみたてNISAとか投信で良いのでは、とのこと。
山崎先生のスライドより。
最後のところが重要ですね。
細かな違いには、こだわらなくていい!
素晴らしい時代になったものだと思います。
徐々に話がブレてきたので、今日はこのへんで。個人的には昔から欲しくて買えなかったS&P500が高得点で嬉しかったです。
お読み頂きありがとうございました。
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動画あまり見る方じゃないんですけど、初心者からベテランまで楽しめると思うので是非どうぞ。
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