長期ウォッチ用に保有している投資信託を確認しました。
下記の投資信託は2019年1月1日に1万円ずつ買って長期ウォッチをしています。早いもので丸2年になりますね。
※リンクは詳細記事が新しいタブで開きます。
コロナショック以降はすっかり株式100%のオールカントリーVSバランスファンドをウォッチする記事になっていました。
米国株一強が続いていましたが、相場の調整もあり新興国株式、日本株式が伸びてきたように思います。そしてバランスファンドはその恩恵を十分に受けています。(バランスファンド大好き派として嬉しい。)
では、実際に保有している投資信託がどうなっているか見ていきましょう。
追い上げる新興国と日本株
ファンド名 | 損益(%) | 評価額 |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | 22.35 | 12,235.67 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | 39.88 | 13,988.91 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 45.91 | 14,591.98 |
eMAXIS Slim国内債券インデックス | -0.19 | 9,982.15 |
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 | 24.01 | 12,401.47 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | 27.25 | 12,724.78 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が良いベンチマークになっていますね。
2月下旬からNASDAQ銘柄を中心に調整がありましたが、実際のところでは依然株高は続いています。ここ数年で投資を始めた人はみんな儲かってるんじゃないでしょうか。
2019年、2020年と大きな調整もありましたが、どちらも終わってみればバイアンドホールドが報われていますね。
2021年最初の調整もリスク許容度を見ながら投資を続けた人が良い結果で終わる気がします。
コロナショック前は相場の過熱感でいつ暴落がくるかハラハラしていました。反対に今はコロナが納まらない限り財政出動するからという理由で楽観に包まれています。株式の上げ下げは後にならないと理由が分からないけど、まさかこんなことで上昇するとは思いもしませんでした。
金額は小さいのですが、2019年1月1日に買ったオールカントリーは2年2ヶ月ちょっとで利回り45%にもなっています。
ちなみに暴落前の最高潮だった2020年2月23日。
商品名 | 現在値 | 損益% | 評価額 |
Slimバランス8資産均等型 | 10,302 | 16.3% | 11,983 |
Slim全世界株式(3地域均等型) | 9,416 | 17.6% | 11,801 |
Slim全世界株式(オール・カントリー) | 9,694 | 26.2% | 12,241 |
Slim国内債券インデックス | 10,147 | 1.7% | 10,323 |
ニッセイ4資産均等型 | 10,850 | 12.7% | 12,228 |
楽天バランス均等型 | 9,565 | 16.1% | 11,107 |
何買っても儲かってた時期ですね。
今はそれを大きく超えているので個人的にはいつ弾けても諦めるつもりです。
おまけで暴落中も。
商品名 | 損益 | 損益(%) | 評価額 |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | -728 | -7.29 | 9,271 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | -605 | -13.85 | 8,615 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | -1,210 | -12.10 | 8,790 |
eMAXIS Slim国内債券インデックス | 120 | 1.20 | 10,121 |
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 | -456 | -4.56 | 9,544 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | -287 | -2.88 | 9,712 |
関連記事長期ウォッチ|eMAXIS Slim国内債券インデックス以外全てマイナスに
オールカントリーはピークから40%くらい下がった感じでしたね。売らずに投資を続けた人はめちゃ凄いです!
コロナショック前の高値 26.2%
現在の損益率 45.9%
やはりバイアンドホールド最強。
バランスファンドは暴落と急回復を通してみても安心してみることができました。コロナショックでのマイナスが小さかったのも好印象。
投資なんて、ちょっと退屈くらいで良いと思います。
実際、管理人もカウチポテトポートフォリオというリスク資産半分、現金半分といった比率なので同じような感じです。
オールカントリー購入来チャート
2019年1月1日以降のチャートです。
コロナショックを含め、結果としてはドルコストなりバイアンドホールドが大正解でした。
しかし暴落の最中で大きく買い増しができた人は少ないでしょう。暴落が落ち着くまでは1年?2年?と思って資金を抜いているうちに回復の速さに置いていかれた人もいるかも。
そう考えると、つみたてNISAは初心者にも継続しやすい設定だな、と思いました。
好調な新興国株
直近の新興国株式(VWO)と全世界株式(VT)の比較です。
米国株の調整に引きずられる形で大きく下がりましたが、昨年から新興国株式への資金移動が起こっています。
ここ1ヶ月で1ドル109円付近まで伸びたことから米国株へ資金が戻っていますが、金融緩和で刷りすぎたドルは、どうしてもドル安に向かうでしょう。そうなると新興国株や日本株といった市場へ資金は移りやすいです。
この影響を受けて、ニッチすぎる商品ですがオールカントリー(3地域均等型)が徐々に純正オールカントリーに値を近づけています。
あとは日本株の恩恵を受けてニッセイ4資産均等型が楽天バランス均等型にジリジリと追い上げています。
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 | 24.01% |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | 27.25% |
この2商品、けっこう差があったんですけど日本株25%が効いてるんですかね。
ちなみにニッセイ4資産均等型とGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のポートフォリオはほとんど同じなので世界最大の機関投資家と同じ運用が超カンタンにできる名品です。
やっと報われるターンが来ました!
同じようにSlim8資産もこれからの回復が楽しみです。
完璧な商品というのはありませんが、
- 2018年の下落局面で買い増しができなかった
- 2019年の上昇局面で予定通りリバランスできなかった
- 2020年のコロナショックで買い向かえなかった
という人はけっこう多いと思うのです。
こういった時、やはりバランスファンドは楽で良いな、と。当サイトが初心者にバランスファンドをおすすめする理由はこのへんにありますね。
ニッセイ4資産とSlim8資産は今後が楽しみ。
バイアンドホールドを改めて実感
今は米国株、中でもハイテク小型の個別株が人気です。
管理人は無能なので個別株は触っていないんですけど、仮に何度もトレードしたとして、運以外の要素でオールカントリーをバイアンドホールドしたより上手く運用できたでしょうか。
たぶん難しいだろうなぁ、と思います。
2019年1月1日に買った投信ですが、
- 純正オールカントリー:45.91%
- 楽天バランス均等型:27.25%
と、かなり高リターンなんですよね。お気楽運用の楽天バランス均等型も年10%以上で回ってますし。。
よくあるパターンとして、瞬間的には爆益が出ていても、
- 銘柄乗り換えをミスしたり
- 分散している銘柄が足を引っ張ったり
- 調整後すぐに資金投入できず上昇を逃したり
- 税金や手数料を取られたり
といったことで、頑張ったのにオールカントリーどころか楽天バランス均等型にすら勝てないという結果に終わってそうです。
というか、実際に楽天バランス均等型に勝ててない投資家さんも多いかも。。
オールカントリーを持っているだけで2年で45%というのは、インデックス投資の基本と凄さを思い出せてくれるに十分な数字でした。
これを忘れず、コツコツと買いながら、大きな調整や暴落がきたら余剰金で淡々と買い増しをする。そんな風に投資を続けていきたいですね。
おわりに|今後も長期ウォッチをしていく
管理人のつみたてNISAはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)なので、まったく長期ウォッチと関係ない商品です。
しかし実際に保有をしてみると
バイアンドホールド最強
となったので今後もウォッチしていこうと思います。
S&P500も過去最高値を更新しました。チキンな管理人はいつ風船が弾けるかビクビクしていたりします。。
とはいえ、暴落で逃げずに投資を続けた人が勝利したのは記憶に新しいです。悲観しすぎずにコツコツと一緒に頑張りましょうね。
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ワクチン効果の情報も徐々に出てきました。もしかすると一層の株高がくるのかも。。こうなってくると米国株や海外ETFに投資をしたくなる人も多いのではないでしょうか。
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ホントに無料で良いの?と思うレポートが読めますし、週に一度なので面倒にもなりません。
最近では、1万円の積立投資で資産を300万にする方法といったレポートが良かったです。
外部リンクモトリーフール
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15年以上投資をして分かったこと|不労所得を手にすることが一番大切だった【海外ETF】
投資信託は完全ほったらかしで資産形成ができるので、つみたてNISAを使った投資が最強と思います。
しかし管理人はアホなので、年々豊かになってくるというのが分かりませんでした。(積立投資は最強ですが、取り崩すまでキャッシュフローマイナスなのでそりゃ日常生活はお金少なく余裕もない。。)
そういった意味では配当を強制的に受けとる海外ETFは金額の大小に関わらず、資本主義を体感しやすい良い商品と思います。
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