節約をしても本当に効果があるのかなぁ。たった1万円程度じゃ大したことが無いよなぁ、と思う人は多いと思います。
私もそう思っていました。
配当利回り約2%の株式を600万円分、1年間保有したくらいの価値になります。そう考えると家計をやりくりしてコツコツ節約した1万円って大きくないですか?
実際は税金がかかるので手取りは減ります。
もちろん高配当な株式を選べば投資金額は減りますが、銘柄選びなど不確実性があるため、当記事では全世界株式VTを例に挙げています。
ちなみに、みんな大好きVT(全世界株式)の直近配当利回りは約2.24%です。(2021年2月14日時点)
現金の強みを感じて頂ければ幸いです。※1分くらいでさらっと読めます。
毎月、配当金1万円のために株式を保有するリスク
下の画像はYahoo!financeの2年チャートです。
投資銘柄はVTはこれ一本で全世界に株式投資ができる最終兵器みたいなものですね。
コロナショックを挟んでいるので参考になりやすいかな、と。
本来リスクとは期待リターンに対する振れ幅のことですが、ここではリスク=危険として書きます。
2年間保有すると、けっこう値動きがあるのが分かりますね。
600万をこれだけ値動きがあるリスク資産に投資をして、やっと月1万円の配当金です。
こう考えると家計のやりくりで生まれた1万円というのは大きな価値がありますね。
やはりお金は良く考えて使っていかなければ。。月1万円の節約は難しくても月3000円の無駄遣いには気をつけます。
株式本来のリスクについて
株式というのは大雑把にいうと、会社の得た利益+経済成長+投資家の期待値で決まります。
基本的に株式会社は利益拡大のための組織であり、長期で見るとプラスなのですが、景気の波をもろに受けます。
myINDEXによると全世界株式の過去20年実績データ(2021年1月末、円ベース)は下記のようになっています。予想の範囲内という事です。
平均リターン | 6.7% |
リスク | 18.9% |
もちろん、リスク資産である以上、儲かる方のリスクもあります。
過去20年は平均すると6.7%程度のリターンがあり、18.9%程度の振れ幅があった、という考えで大丈夫です。
また、68%程度の確率でリスク範囲内、95%程度の確率2倍くらいに動きます。振り子のイメージをすると分かりやすいです。
平均リターン7%、リスク20%でのイメージ図。画像はallaboutマネーで村岡さんの記事より引用しています。
下落している時は、体感的にこれ以上に動いているように思ってしまいますけど。。コロナショックは実際にこの範囲でしたが、現実に暴落の際中は違った印象でしたね。
投資で悩むよりも1万円を削って投資にまわす方が楽チン
全世界株式だけで大丈夫か?
もっと勉強すればうまく市場をだしぬけるのでは?
と悩むより、節約して作ったお金で何も考えずに投資した方が楽チンだと思います。
例えば月3万円を積立投資しているとして、下記のケースを考えてみましょう。
- 普通の結果:20年で2倍 → 6万円
- 投資が成功:20年で3倍 → 9万円
投資が成功ということは失敗もあるので、
無理したり悩んだりするよりも、
節約した1万円をプラスして月4万円を20年で2倍=8万円を狙うほうが個人的には良いかな、と。
管理人はこれ以上の節約がしんどくなっているので、副業で底上げをしているところです。
まとめ|配当金1万円と現金の価値
- 配当金として1万円を得るには大きなリスク資産を買う必要がある
- 月々での節約は株式が生み出す配当金を計算するとかなり大きな金額
- 投資の利回りを上げようと勉強をするより節約したお金を投資する方が効果絶大
ストレートにいうと、節約したお金を投資に回す事で、あなたの資産形成は加速します。
節約した1万円を投資に回せば、徐々に不労所得として入ってきます。
合わせてお金の使い方も上手になれば一挙両得ですね。
無駄遣いをしそうな時はこれを配当金で貰おうと思ったらいくら必要だ?と考えるのはおすすめだったり。。
私も同じですし、コツコツと貯められるよう頑張りましょうね。
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