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VTI半分、AGG半分のポートフォリオが優秀でビビった話【海外ETF】

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ふと米国株半分、米国債半分のポートフォリオはどんな感じだろうと思ったので簡単な備忘録にしました。

管理人が好きなカウチポテトポートフォリオは元々株式半分、債券半分なのです。

では、調べてみた結果をざっくり見ていきましょう。

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VTI半分、AGG半分のポートフォリオが優秀でビビった話【海外ETF】

はじめに|VTIとAGGとは?

カンタンにお話すると

VTI=全米株式インデックス

AGG=米国総合債券インデックス

に投資をする海外ETFですね。

AGGはあまり馴染みがないかもですが、ウェルスナビなどでも採用されているド定番商品だったりあします。

 

本来ならバンガードのVTIにはBNDを合わせたいところでしたが、AGGの方が歴史が古く、その分チャートを長くできるので今回はAGGを使いました。

 

疑似設定来チャート

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参考:https://www.portfoliovisualizer.com/

青:VTI半分、AGG半分 赤:S&P500

S&P500に比べて値動きがかなりマイルドです。

さすがにリーマンショックの影響は大きいものの、しっかり債券がプロテクターになってくれていますね。

暴落中も債券で利子を受け取りつつ全体での値動きは安定。そしてリバランスという強みがあります。

 

リーマンショック前の最高値を超えるのに、

  • S&P500のみ 3~4年以上必要
  • 株式、債券半々 2年程度

と、2年くらいの我慢で救われているのは個人的には驚きでした。

 

債券半分でも10年で2倍近くに増える

正確には10年ちょっとですが、債券が半分も入っているのに10年で2倍に増えているのに驚きました。

もう一度画像を見てみましょう。

スマホの方はスワイプなどで広げないと見にくいかも知れませんね。スミマセン。。

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2004年くらいに1万ドルで始めた投資が、2014年あたりで2万ドルに達しています。

実際には配当再投資と税金の影響でリターンは下ブレしちゃいますけど、過去チャートは素晴らしい実績を見せてくれました。

投資信託だと作れるんですけどね。

VTIとBNDを半々で組み込んでくれたら一撃ですが、楽天バランスファンド均等型の失敗を見ていると期待薄でしょう。

 

全世界バージョンでやってみたいけど、BNDWという全世界版BNDが2019年の設定なので出来ませんでした。

 

長期リターンも優秀

VTI、AGG50% S&P500
3 Month 7.70% 12.12%
1 year 14.25% 18.25%
3 year 10.05% 14.03%
5 year 10.02% 15.07%
10 year 8.93% 13.72%
Full 7.51% 9.51%

長期で回すと下落率が小さいのでリターン効率がめちゃ良いですね。安定しつつ利回り高いという夢の商品。

設定来(Full)の利回りが7.5%なので、72の法則通り10年で2倍という感じですね。

72の法則とは利回りを72で割れば2倍になる期間が分かる計算式のこと。

例えば利回り3.6%だと72÷3.6=20年で2倍になります。7.2%だと10年ですし、1.8%だと40年かかることになります。

 

下落率で見てみましょう。

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S&P500単騎に比べるとダメージ半減です。それなのにリターンは7掛けくらいになるのは嬉しい。リバランスの魔法でしょうか。

じつは米国総合債券も健闘してました。

 

意外と強いAGG(米国総合債券)

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青:VTI 赤:AGG

配当(利子)込みで見ると意外とAGGのリターンは良いです。

2013年、2015年、2018年あたりは金利が上がった年ですかね。それでもマイナス幅は小さいのでポートフォリオのバランサーとして活躍してくれます。

 

東証でVTIとAGGが買えたら良いんだけど

残念ながら東証で買える債券ETFにAGG相当のものはありません。

VTIの代わりとしてはS&P500ETFの2558を買っています。二重課税調整をしてくれてコストも上々で、まだ設定されたばかりなので配当が希釈化されてますが、こちらはそのうちVOOなどに近付くと思います。(全世界の2559も配当がVTより低いという声もTwitterで出ていました)

管理人はめぼしい債券ETFが見つからないためキャッシュで代用しています。管理しやすいように証券口座に入れてるので利子も付かないんですけど。涙

 

手間をかけたくないなら楽天バランス均等型

全世界株式半分、全世界債券(為替ヘッジ)半分というのが楽天バランスファンド均等型の魅力。

投資信託なので自動リバランスしてくれるのは良いですね。ただ実質コストが0.35%程度かかります。これをのみ込めるかどうかでしょうか。

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出典:第二期(2020年)目論見書

手間代としてはギリギリ許容範囲かなぁ。

ちょっと余談が膨らんできたので終わります。

おわりに|VTI半分、AGG半分のポートフォリオが意外に良かった

債券を半分もいれちゃうとリターン下げるように思いますが、2010年代の米国株急騰でそこそこな利回りが出ていました。

今後、米国株のリターンが低下を考えているなら、リバランスの手間などを考えて楽天バランス均等型は有力候補で良いのかも。

じぶん年金でETF半分、キャッシュ半分といった買い方をしてますが、面倒になったら投資信託でも良さそうですね。使うときに取り崩すメンタルが必要ですけど。

 

以上、米国株と債券を半々で持ったら、というお話でした。

お読み頂きありがとうございました。

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ちなみに、これに近い運用をリアルでやっているのがSPおやじ@SPoyajiさんです。2019年頃からVOOだけじゃなくBNDも入れ始めたと思います。

ブログはこちら。

外部リンクS&P500で資産形成

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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