野村総合研究所の「NRI富裕層アンケート調査」によると、「富裕層」124.0万世帯、「超富裕層」8.7万世帯で、合わせて132.7万世帯と過去最高を記録したようです。
参考元はWeb担さんの記事です。
外部リンク資産保有額1億円以上の「富裕層・超富裕層」、日本は133万世帯が該当。資産総額は333兆円【野村総研調べ】
前回は2017年に調査されており、富裕層+超富裕層の純金融資産保有額も320兆円から333兆円と伸びています。
アベノミクス以降、富める者がますます富んだという感じでしたのでちょっと記事にしてみました。
増える富裕層!1億円以上が133万世帯に~そして格差は広がる
2019年度版の金融資産階層図です。ネットで良く見る画像かも知れませんね。
ちょっと前までは金融資産3000万円以上のアッパーマス層に入れば上位20%だった気がしますが、いつの間にかお金持ちが増えていました。エクセルで見やすくしたら22%になってます。
記事では2020年版は新型コロナの影響で大きく変化があるかもと書かれていましたが、株式投資は大きく報われたのでますます格差が広がるかも知れません。
それは投資をしている読者様も実感されるところかと。
2005年からの階層別金融資産と世帯数の推移です。ちょっと文字ばかりで見にくいのでエクセルで図にしてみました。
世帯数推移
見やすさ優先でマス層を抜きました。
1200万世帯近くが金融資産3000万円以上を持っているんですね。
あと、1億円以上の富裕層が分かりやすく伸びています。2013年以降が顕著なのでアベノミクスで恩恵を受けた世帯は多かったんでしょう。
5000万円以上の準富裕層も同じようなペースで増えています。ここらへんを見ているとTwitterの人たちとリンクする感じがします。
資産の推移を見るともう少し分かりやすいかも。
保有資産推移
目立つのは超富裕層と純富裕層の資産の伸びですね。2009年、2011年を耐え抜いた結果が良く出ていると思います。
階層別だと全然お金を持っていない管理人でも2015年あたりから少しずつ資産が増えてきたような記憶がありますし、2017年はカウチポテトの維持ができなくて株式を売りました。株式を持っていた恩恵ですね。
長期不況を経験したので、マス層の預貯金も増えているんですが、やはり富裕層がますます富んでいる感じがしました。
階層別の資産の偏りを見てみましょう。
資産額で見ると超富裕層が出てきました。
- 超富裕層、富裕層、準富裕層で474万世帯、588兆円
- マス層が4215万世帯、656兆円
アメリカほどではないものの、日本もけっこう格差社会になってきたなぁ、と感じます。この偏りでマス層が小さくなってきたら治安とか悪くなりそう。。
管理人は老後までには準富裕層入りしたいな、と思うもの先はまだまだ遠そうです。ここにカウントされている人たちってどうやって稼いでいるんでしょうか。。
まぁ、自分で起業したり、今から優良企業に勤めるのは無理ゲーなので資本主義に乗っかる感じでインデックス投資を続けるしかないんですけどね。
あ、でもお金持ちがますますお金持ちになると、投資家である私たちも恩恵がありますよね。そう考えると上記のようなフリーライド戦略で良いのかも。
少子高齢化で可処分所得が減っていく私たちは投資に頼るのが一番ですしね。
以上、短いんですが、1億円以上の富裕層が増えているというお話でした。
格差社会を生きぬくために、一緒にコツコツ頑張りましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
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