世の中には使わないと損という制度がいくつかあります。
株式市場においてはフリーランチ(タダ飯)は無いとされていますが、税金の世界ではそれがまだ残っているということですね。
その一つが「ふるさと納税」です。
でも、
- ふるさと納税って何だか難しそう…
- お得とは聞くけど面倒くさくてやったことがない
こんな風に思う人は多いかもですね。
ネットショッピング(Amazonや楽天市場)を使っている人なら難しいことは全くありません。
あなた(もしくは配偶者)はサラリーマン、OLですか?
フリーランスの方も含みますが、もし働いていて収入があるなら「ふるさと納税」を使わないと損します。
論より証拠で画像を見てください。
こちらは管理人がふるさと納税で貰った返礼品。
貰うのに使った費用は2,000円。(実際は楽天ポイントも貰ったので実質プラス)
やったことは「ふるさと納税」でして、普通にネットショッピングをして、一緒に届いた書類に住所などを書いて送り返しただけ。
赤丸のところにチェックを入れて、住所などを書いて返送するだけ。
これだけだと「なんじゃらほい?」となるので、お得になってしまう仕組みを紹介しましょう。
今年も残すところあと僅か。せっかくなのでこの機会にふるさと納税を試してみようかな、と思って頂ければ幸いです。
ふるさと納税は税金の前払い
管理人が意訳するとふるさと納税は税金の前払いです。
どういうことか。
サラリーマン、OLだと年末調整をしたかと思います。
あれを元に翌年にかかる住民税などが計算されます。(一部、確定申告などをする人もいる。)
参考例
2020年に働いて得た所得
↓
2021年5月ごろ、住民税支払い通知がきて支払い
大体、給料から天引き

参考:平成30年度の住民税
ふるさと納税をした人
2020年に働いて得た所得
↓
ふるさと納税をする(前払い)
↓
お得な返礼品を貰う
↓
2021年5月ごろ、住民税支払い通知がくる
自己負担2,000円分を除いた分が控除される(控除=税金が差し引かれる事。意訳すると税金の前払い。)

2018年の住民税
結果として返礼品分がお得
上記は、2017年に恐る恐る1万円だけ試したときの住民税です。2017年にふるさと納税をしているので、約8,000円が控除されているのが分かります。
単純にいえば、毎月払っている住民税から差し引かれます。
前年にふるさと納税をして、税金を前払いしているからですね。自己負担2,000円というのがかかりますが、画像にあげたお米など返礼品が手元に残るので確実にお得です。
浮いたお米代は投資に回します。笑これだと自己負担2,000円がかかりますが、2020年中に16,000円を寄付してお米が20kg貰えます。けっこう家計としては助かりますね。
お肉なども人気ですね。
送料無料なので一気に注文しちゃいがちですが、冷凍庫がパンパンになるので数回に分けた方が良いです。(経験者は語る…)
でも、実際にするのは難しそうに思っちゃうかもです。
どれくらいカンタンか画像で見ていきましょう。
ふるさと納税がカンタンすぎて怖い
たった3ステップでOKです。
出典:楽天ふるさと納税
それぞれ見ていきましょう。
ステップ①自分の上限額を調べる

ふるさと納税お得やん!
2,000円の自己負担だけなら10万円使ったろ!
と思う人もいるかもですが、収入によって寄付上限額が変わります。
楽天ふるさと納税の簡単シミュレーターを使うと金額の目安が分かります。年収500万円で専業主婦の妻がいる場合、ざっくり54,000円分の寄付が可能、ということ。
これを超えちゃうと、それ以上は単なる寄付になるので注意しましょう。
5万円あるといろいろ選べそうですよねぇ。
管理人は今年3万円くらいでしょうか。
ギリギリまで枠を使いたい場合は、年末に貰う源泉徴収票を見ながら入力すると良いですね。
ただ、駆け込みになっちゃうので12月初旬くらいに試しでふるさと納税。12月下旬に調整してふるさと納税という二段構えが安心です。
私はビビりなのでそうしてます。2017年のときは怖くて1万円しか試さなかったですし。笑
ステップ②寄付上限に見合った返礼品を選ぶ
返礼品と書いていますが、ぶっちゃけネットショッピングです。
楽天を使うといつもの画面すぎて笑います。
検索ボックスのところで「ふるさと納税+ビール」「ふるさと納税+フルーツ」などを入力してみると良いですね。
外部リンク楽天ふるさと納税
ステップ③控除手続きをする
これは左側のワンストップ特例を使うとめちゃくちゃ便利です。
なにせ確定申告不要というのが大きい。
寄付が5件(同じ商品を複数回はOK、経験済み)までだと下記のような書類を書いて返送するだけ。
他に確定申告がない人はこちらを利用しましょう!
はじめて使ったとき、自分がいかに情弱か思い知りました。。
控えめにいって超カンタン、使わない人は損だろ…と。
おさらい
ふるさと納税は言い換えれば住民税・所得税の前払いです。
さきに納税(寄付)しておくことで、翌年にかかってくる税金から控除されて差し引かれるからです。
サラリーマン、OLの方は毎月給料から住民税が引かれていると思いますが、そこの部分が翌年は減るからですね。
しかもネットショッピングと手間は変わらず。
ふるさと納税しない人
2020年、頑張って働いた
↓
2021年5月ごろに住民税確定
↓
毎月の給料から天引き
ふるさと納税をした人
2020年、頑張って働いた
↓
ふるさと納税する(税金先払い)
↓
好きな返礼品をゲット
↓
ワンストップ特例の書類を返信する
↓
2021年の住民税が減ってる

やらない理由が分からないくらいお得。
楽天はふるさと納税でもしっかりポイントが貰えるのも嬉しいですね。
楽天カードを持っているだけでもポイントアップしますし、15日や20日といった5と0の付く日はポイントが1%UPでお得です。
詳しくはこちら。
外部リンク楽天SPU
おわりに|カンタンなので使ったこと無い人はチャレンジしてみよう!
納税って書かれているのでハードルが高そうですけど実際はめちゃカンタンです。
年末も近付いてきたので、ぜひこの機会にお試しして下さい。

支払う税金自体は変わりませんが、返礼品で生活が少し豊かになるはず。
ふるさと納税の枠がちょっと余っている場合は1,000円とか3,000円のもので調整できるのも嬉しいですね。
寄付上限額などは下記からどうぞ。
外部リンク楽天ふるさと納税
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