配当利回りが低いイメージのS&P500(SPY)ですがネットを調べてみると1.5%近くになっていました。
出典:https://www.bloomberg.co.jp/quote/SPY:US
ちょっと前までS&P500の配当利回りは2%くらいのイメージがありました。これを見て思ったことを短めですが記事にしました。
【悲報?朗報?】S&P500の配当利回りが1.5%に【株価上がり過ぎ】
配当利回りが下がったのはいくつか理由がありますね。
- コロナショックでの減配
- グロース株優位、バリュー株不調
- 単純に株価が上がり過ぎ
コロナショックでの減配やバリュー株不調もありますが、個人的には株価が上がりすぎだな、と。
bloombergでの5年チャートを見てみましょう。
2016年末頃に買っていれば5年で2倍になっている勢いです。
ここ10年くらいガンガン上がり過ぎてるから配当利回りが追いつかないだけに思えるのですがどうでしょうか。
過去にも似たような時期がありましたね。ITバブル崩壊です。
青ラインと左軸が配当利回りです。
ITバブルのときは1%近くまで下がっていたんですね。
リーマンショック当時でも3%だったことを考えると、まだ警戒水位ではないものの10年くらい2%付近で安定していた配当利回りは徐々に下がってきています。
ただ、画像でも分かるようにS&P500の増配率自体は悪くありません。(オレンジ右軸)
平均すると7~8%程度あり、複利で回すと10年で配当は2倍になるペースです。詳細は過去記事に書いています。
関連記事S&P500ETF、SPYの長期配当推移と増配率を調べてみた
今買っているS&P500は投資元本に対して高配当になるだろう、というイメージでコツコツ買っています。
2020年が終わったら更新しようと思いますが、過去記事から株価と配当推移も見てみましょう。
株価が上がるから配当も上がる、という見方もありそうですが概ね正の関係ですね。
ITバブルのときは乖離があったもののリーマンショックで修正されました。今後もハイテク優位の状況が続くかも知れませんが、何だかんだで上手いこと市場が解決してくれると思います。
というワケで来月もS&P500ETFを買うための資金をコツコツと入金しています。
これが20年後、ちょうど管理人の老後に高配当となってくれてたら嬉しいんですがどうなるでしょうか。海外ETFは何とか1000万円くらいになったので、国内ETF(2558と2559)も老後までに1000万円規模に成長させたいと思っています。
海外ETFでVYMも持っていますが、日本では2558(S&P500ETF)も良い選択肢かな、と。けっこう悩んだのですが、今は2558と2559(全世界株式ETF)を買っています。
関連記事【二重課税】VYMと2558|じぶん年金の2択で悩んでいるので色々書き出してみる
ちょっと短いんですけど今日はこれで終わります。
おわりに|S&P500の配当利回りが1.5%を切っても変わらず買い続けます
個人的には高値圏?とは思うものの株価が読めるワケではないので淡々と買い付けをしていこうと思います。
- 病めるときも健やかなるときも
- 高いときも低いときも
- 配当が悪いときも良いときも
頭が良い買い方ではないとは思いますけど超長期では大きな失敗はしないかな、と。
以上、S&P500の配当利回りが1.5%というお話でした。
お読み頂きありがとうございました。
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