つみたてNISAを検討していて、投資商品を迷っている人は多いともいます。100種類以上ありますから当然迷います。
リーマンショックでも淡々と投資を続けた私が、つみたてNISAでお悩みのあなたへ「オススメ商品」を3つ紹介いたします。
もちろん選んだ理由も記述しております。
記事内容は下記の3点です。
- 迷っているあなたへオススメ商品の紹介
- 3つの商品の関係性と推奨する理由
- 株式100%運用の人が多い理由
ぶっちゃけると、投資商品が決まっていないなら、優良なバランスファンドを第一選択にする方が有利。
これだけです。理由は追って説明していきます。
関連記事もありますが、悩んでいる方へ投資の方向性をお出ししております。参考になれば幸いです。
商品を迷っている「あなた」へすすめる3つの投資信託
断言するのは勇気が必要ですが、オススメ順に紹介します。
それぞれの投資信託は過去の記事でご紹介しております。
上記にはリンクを貼っておりますので、もし宜しければお時間がある時にご参照下さい。
下記は簡単な商品紹介をしております。基本的に順位が高い程、リスクを小さくして安定したリターンが期待できます。
半分は全世界の株式、半分は全世界の債券に投資をしてくれます。また、債券部分は為替ヘッジが効いており、為替リスクが無くなっています。
2位:ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
伝統的な4つの資産。日本株式、外国株式、国内債券、海外債券を均等に投資してくれます。半分は日本、半分は海外へ投資をしており、為替リスクを受ける資産は半分です。
世界最大の機関投資家である年金機構(GPIF)のポートフォリオも4資産均等ですね。
上記の4資産均等よりも投資先が増えています。新興国株式、新興国債券、国内リート、先進国リートを含みます。
8資産均等する事により、様々なリスク資産へ分散投資をします。
また、eMAXIS Slimシリーズは投資信託の中でも最も信託報酬が低い事もオススメする点です。新興国とリートを含む分、上記2つよりリスクも高くなります。
コロナショックではやはり下落要因となりましたね。
上記3つの投資信託は、長期ウォッチ用として保有しています。
時おりチェックして記事にしています。
関連記事やはり楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)は健闘している
3つの投資信託の関連性と推奨する理由
1~3位の商品は全てバランスファンドと呼ばれるものです。そして、全て均等型投資のものを選んでいます。
オススメする理由としては、投資商品について悩んでいる人は自分が思っているよりリスクに対する許容度が高くないからです。
リスク許容度が高い低いは投資結果に全く問題はありません。
むしろ、高いリスクを取るよりも安全に資産を形成する方が、結果としてリターンが高いことも多いです。
ぶっちゃけてしまうと、株式100%運用を決めていない人は低リスクを選んだ方が良い結果が得られると思っています。
良くある例として、株式投資は長期で6~7%のリターンが期待されるとありますが、実際にはそこまでは期待しない方が良いです。
ファンドの海さんの引用です。
リスク資産は、ある年は10%増えるけれど、ある年は8%減る、といった増減を繰り返してきます。
こうした、値動きに変化のある投資信託などは、長期でみたときに本当に複利効果があるのでしょうか? あるとしても、リスク資産ですから当然、大損する可能性もあれば大儲けする可能性もあるわけです。
だとしたら中くらいの儲けになる確率、あるいは複利程度に儲けられる確率はどれくらいなのでしょうか?
常日頃、ご贔屓いただいているみらい@instockexnetさんのtweetです。いつも勉強になっています。
将来シミュレーションは1998年~2017年の幾何平均で算出しました。算術平均だと7.0%ですが幾何平均だと4.4%です
20年運用すると、240万円の投資に対し、381万円の評価額になります。やはり、つみたてNISAの目安は20年間で投資額の1.5倍ぐらいですねhttps://t.co/5e8yZ87SRK
— みらい@投資のツイートします (@instockexnet) 2018年7月15日
株式は必ずどこかで暴落をします。暴落をする可能性がある事がリターンの源泉だからですね。
必ず儲かるのが分かっているなら誰もが投資をしているはず。
歴史上では超長期では必勝だと分かっていても、その暴落を乗り切る事が難しい事も過去に学ぶことが出来ます。
では、どうすれば良いかという回答に紹介したバランスファンドがあります。
株式が上がり過ぎた時は、株式を売って債券を買う。株式市場が下落している時は債券を売り株式を買う。
これを自動でリバランスしてくれる事に最大の価値があります。
結果として株式100%で保有するよりも精神的にもリターンにも満足が出来ます。
これらの理由から、投資商品を決めきれていない方へ、当ブログは優良なバランスファンドを推奨いたします。
株式100%の運用を選んでいる人が多い理由
沢山の投資信託を検討したり、本を読んだり、ブログを見たりする中で、株式100%が多い事が気になる人もいるかと思います。
当ブログでも株式100%の運用を推奨していたり、私であれば米国株一本の投資信託をつみたてNISAで運用しています。
また、たくさんのインデックス投資ブログでも株式100%を選ばれている管理人さんも多いですね。
ただし、ブログを書いている人達は暴落に耐えうる精神力と、暴落時に投入できる現金を用意しているからと推測します。
例えば、私は投資している金額と同等以上の現金を用意しています。
関連記事老後資産状況:氷河期世代のリアルな資産20180624
2018年以降は、何度か株式の急落がありました。
ネットを見ているとつみたてNISAがマイナス状態の事を嘆いているのをたくさん見ました。
人は自分が思っている以上に損失に弱いです。
市場が冷え込んでいる時にリスクの高い株式へ投資を出来る人は、結果として少ないでしょう。
もちろん潤沢な資金があって、暴落を楽しく待っている人もいるかとは思いますが少数でしょう。
資産形成を考える人にとってはハイリスクな事にはキチンと裏側がある事を知ってからで良いはずです。
つみたてNISAの期間は20年もあります。
徐々に投資を続けていく中で、自身のリスク許容度や環境が変われば、その都度リスク資産の割合を変化させていく事をオススメしたいと思います。
まとめ
- 投資信託を迷っている方にオススメ出来るのは優良なバランスファンドの3つ
- バランスファンドは自動でリバランスをしてくれる
- 株式100%運用も良いが、暴落時に耐えうる精神力と更にお金を突っ込む準備が出来ている人向け
つみたてNISA自体は非常に良く考えられた制度です。
少ない金額で長くゆっくり資産形成が出来ます。やりはじめるのが簡単な分、悩むことも増えますね。
幸い20年という期間をとれるので、本を読んだり株式の急落を経験しながら、ゆっくりと投資に慣れていくことが最終的には満足のいく結果につながるはずです。
大変ですが一緒に頑張りましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
応援クリックをして頂けると毎日更新する励みになります。
にほんブログ村
ちなみにですが、投資の勉強をしても市場を出し抜くことは出来ません。
であれば、いかに市場平均を狙うかを書かれた良書を読んで、不安になったら読みかえす。
こういった方法が長期間に渡ってあなたの資産形成に寄り添ってくれますよ。
意外と読まれている記事