日本で高配当投資をやってみたいな。誰か継続していて結果を持っている人がいないかな?
そう思う人はいるでしょう。私も知りたいです。
ただ、9年ほど前にやっていて、当時の買付値がYahoo!ファイナンスに残っていました。
今は銘柄入れ替えが面倒になってやめており、日経平均が15連騰した日に全部売却しました。(2017年のお話ですね)
それでも大型の高配当株(当時)をバイアンドホールドし続けていたら・・・
こういった興味は、自分の中にありました。
なかなか珍しい例ですので、参考になれば幸いです。
日本版ダウの負け犬投資法を継続した結果はなかなか良い
引用元はYahoo!ファイナンスより。
トータルで102.22%の成績。
2019年と比べるとコロナの影響でトータルは下がっていますが、ここに各社の配当が加わるので、けっこう美味しい投資になっている感じです。
たまたまYahoo!ファイナンス(日本)を触っていたら、当時、手入力をしていた様子。
何でも残してみるものですね。笑
赤線で分けているのは下記の理由。
- TOPIXコア30の負け犬(上段)
- 日経平均の負け犬(下段)
投資法とはいえ、負け犬って書き方は酷いかな。。
負け犬銘柄を見ながら当時を思い出してみる
スマホだと見にくいはずなので、必要そうな部分を表にしました。
銘柄 | 買付値 | 保有数 | 上昇率 |
武田薬品工業 | 3,145 | 10 | 26.23% |
三井物産 | 1,229 | 28 | 32.06% |
三菱商事 | 1,633 | 21 | 39.41% |
三井住友フィナンシャルグループ | 2,171 | 16 | 41.55% |
関西電力 | 1,162 | 28 | -10.71% |
住友商事 | 1,032 | 32 | 21.17% |
リコー | 705 | 49 | 12.06% |
塩野義製薬 | 909 | 37 | 658.20% |
丸紅 | 480 | 71 | 3.54% |
伊藤忠商事 | 791 | 43 | 196.21% |
機械的に抽出して買っていたので、ビジネスモデルや将来性とかは全力スルーです。
震災後なのに懲りずに関西電力を買っていますね。
5大商社に、製薬2社。当時の景況感なのに銀行株1社、電力株1社。
リコーだけがまともな銘柄に見えます。
塩野義製薬がなぜ異様な上昇をしているかは、当時も今も分っていません。
これが無かったら、悲惨なリターンになってますね。
とはいえ、S&P500の上位銘柄を見ていても分かりますが、インデックス指数の上昇も個別株が爆裂な上昇の恩恵(例えばAmazonやGoogle)を受けているからなので、10銘柄くらい買っておけばこういったことが割とあるというのが実感値です。
買付した日はたぶん2011年12月初日
年末年始はバタバタするので、たしか12月1日をめどに買っていたはずです。
念のため塩野義製薬のチャートで確認しました。
機械的に買っているとはいえ神掛かったタイミングです。
買付値が909円なので、たぶん合っているはず。
当時の日経平均は8,000円あたり
負け犬銘柄だけを見ていると、さも素晴らしい投資法に見えます。
比較対象がないと分かりませんので当時の日経平均を。
日経平均と日本版ダウ負け犬投資を比較したら負け犬だった
結果としては日経平均の圧勝でしたね。
- ダウの負け犬投資法102.22%
- 日経平均バイアンドホールド260%くらい
アノマリーより分散された指数に投資。
鉄板なインデックスを永久にバイアンドホールドはやはり強いようです。
高配当投資といっても、8年で150%の差が出るとキャピタルゲイン大正義。
マルキール先生がウォール街のランダム・ウォーカーで書いていたように、広まったものは攻略される。本当にそうですね。
売却したのは日経平均が15連騰した日
実は負け犬投資法は全て売却済みです。
売ったのは2017年10月25日あたり。(16連騰の日を調べました…)
2017年は買えば何でも上がる。そんな年でしたね。
タイミング的に正しかったかは不明ですが、何とかリスク許容度はキープしています。
税金が痛かったですが。。
まとめ|日本版ダウの犬投資は自己責任で
- 日本版ダウの犬投資法は約8年で100%以上のリターン
- 塩野義製薬が無ければ平凡以下のリターンだった
- 同期間を日経平均と比べると大きく負け越していた
過去データを見つけた時、かなり良いな!と思いました。調べて見ると日経平均が圧勝だったので驚いています。
ただ、サテライトとして買っている時は面白かったので、一概に高配当がダメとは言い切れません。
PayPay証券だと日本株も1,000円単位から買えるので、お小遣いで始めてみるのは面白いと思います。
外部リンクPayPay証券
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