管理人は海外ETFをかなり雑に買っていますが、ふと
これが全部高値掴みだったとしても年1回ドルコストとあまり変わらんのでは?
と思いました。
Twitterでも需要がありそうなので記事にしました。
スポットでS&P500を15回高値掴みw
VS
淡々とドルコスト
ここ5年くらいなら大した差はないんだけど、記事にする需要ありますか?
久しぶりにデータ作ろうかな、と😃
あと、いつの間にかブログ3年目に入ったので応援クリック下さいませ🙏
リンク先は1年続けたときの記事https://t.co/L0YwFezdxE
— ななし@氷河期ブログの人 (@_teeeeest) April 26, 2020
結論から述べますと投資額15000ドルに対して1000ドルくらい差が出ますが、失敗しまくっていても結果オーライかな、と。
- 投資額はどちらも15000ドル
- コロナショック被弾
- 高値掴み16036ドル
- ドルコスト17193ドル
個人的には許容範囲。というか、こんな雑な投資なのに凄くないですか?笑
では、一緒に確認してみましょう。
S&P500を天井だけで買い付けた場合はどうなるのか?【特に問題なし】
投資商品はS&P500ETFであるVOOです。
調べてみた条件
- 期間は直近5年
- スポット買いは一回1000ドル
- ドルコストは年末に3000ドル
- 購入するものはVOO
- 試算なので端数の株も保有
どちらのケースも15000ドルを投資した結果が分かります。
チャイナショック後の株価不安と2017年、2019年の暴騰、そして2020年3月のコロナショックを被弾しているので相場の影響を見るのには問題ないでしょう。
- 失敗しまくったスポット買い
- 淡々とドルコスト
の比較ですので、ドルコスト優位ですが思ったより差が無かったというのは、株式投資は退場しないことが最良の戦術を素直に表していると思います。
画像はこんな感じ。
やっつけ仕事感がありますがご容赦ください。
赤丸部分で1000ドルつづスポット買いしています。
株価上昇に浮かれて直近高値掴み後に下落を受けた状態。合計15回の購入をして15000ドルを投資しています。
緑線では年末毎に3000ドルを購入し、こちらも合計15000ドル投資をしています。
ホントは毎月末を調べれば良かったのですが、高値掴みを人力で調べて疲れちゃいました。笑
でも、年一回ドルコストも毎月ドルコストも大差ないのでこのままいきます。
ブログ村ランキングに登録しているので、応援クリックが多かったらGWに手作業で調べるので是非クリックして下さい。
にほんブログ村
もったいぶっても仕方ないので結果を画像で見てみましょう。
S&P500に15000ドル投資して「天井高値掴み」と「ドルコスト」で1000ドルの差
青線が株価、オレンジが資産額になります。
合計15000→16036ドル
コロナショックに被弾したのに案外まともですね。
もう一回チャートを見てみましょう。
こんな買い方でも救われているのですね。。
チャートだけ見ているとコロナショックで大きく下がったように見えますが、失敗したと思っていても単純に購入した分だけ資産が増えているのは長期投資家として知っておきたいですね。
15回の高値掴みをして直近でコロナショックに被弾してしまいましたが、200ドル前後で買っていたものが多いので損失は出ていないというのが高値掴みでした。
さて、ドルコストの方はどうでしょうか。
画像はこちら。
エクセル先生の日付が怪しいですが、大体年末に3000ドルを買い付けるドルコストです。
最後の6本目は最終資産の確認用ですね。
合計15000→17193ドル
こちらも順調に伸びており、コロナショックで株価は落ちたものの、今まで積み上げた資産が無駄にはなっていないということは意識したいですね。
ぱっと見は画像が分かりやすいですが、テキストの方もみてみましょう。私はテキストの方が好きです。
テキストで見たS&P500高値掴みとドルコストの差
細かな数字は省略していますが十分参考になるかと。
日付 | 株価 | 資産額$ | 保有株数 |
2015/4/27 | 193 | $1,000 | 5.18 |
2015/11/23 | 192 | $1,995 | 10.39 |
2016/8/29 | 200 | $3,078 | 15.39 |
2017/3/13 | 218 | $4,355 | 19.98 |
2017/7/31 | 227 | $5,535 | 24.38 |
2018/1/22 | 263 | $7,412 | 28.18 |
2018/3/5 | 256 | $8,215 | 32.09 |
2018/6/11 | 255 | $9,183 | 36.01 |
2018/9/17 | 269 | $10,687 | 39.73 |
2019/4/29 | 270 | $11,727 | 43.43 |
2019/7/22 | 277 | $13,031 | 47.04 |
2019/9/9 | 276 | $13,984 | 50.67 |
2020/1/3 | 305 | $16,453 | 53.95 |
2020/2/10 | 310 | $17,723 | 57.17 |
2020/4/13 | 263 | $16,036 | 57.17 |
日付 | 株価 | 資産額$ | 保有株数 |
2015/12/28 | 186 | $3,000 | 16.13 |
2016/12/27 | 205 | $6,306 | 30.76 |
2017/12/26 | 245 | $10,537 | 43.01 |
2018/12/31 | 231 | $12,935 | 56.00 |
2019/12/30 | 296 | $19,575 | 66.13 |
2020/4/13 | 260 | $17,194 | 66.13 |
株式は短期では驚きの連続ですが、長期では企業の生み出した利益に収束します。
今回は配当を含まずのざっくりシミュレーションですが、長期低迷をした場合の再投資は大きな差になってくるでしょう。
おわりに|S&P500の天井買い付けなんて気にせず今後も投資を続けていく
実際にはVOOを保有していませんが、つみたてNISAではeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を買っています。
今回の比較で分かったこと
- 株数を増やすことが大切
- 高値掴みをしても報われた
- 安い時期に買っていることでコロナショックも耐えきっている
未来は分かりませんし、長期低迷があるかも知れません。そして株式は強気相場と弱気相場をくり返します。
ただ今回の結果を見てみると、低迷が続くなら株数を増やすチャンスですし、強気相場なら高値掴みを失敗しても取り戻せています。
ニュースなどを見ると不安で押し潰されそうになりますが、世の中は株式会社だらけで出来ています。
ウイルスの脅威は今後もあるとしても資本主義を崩壊させることはないでしょう。自分や友人たちの企業活動を信じながら、一緒にコツコツと投資をしていきましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
応援クリックをして頂けると毎日更新する励みになります。
にほんブログ村
もし参考になったらポチっと押してくださいませ。
意外と読まれている記事