3月から値動きが激しすぎる相場が続いていますね。驚いて投資をやめようか悩む人もいるかも知れません。
管理人は普段と変わらない投資を続けています。
こんな風に考えています。
15年以上インデックス投資を続けてある程度気付いたことがあります。
というワケで、投資初心者向けの暴落でも慌てず運用できるポイントを3つ紹介します
暴落でも慌てないポイント①資産全体で見る
一番大切なのは資産全体で見ることです。投資をしているとリスク資産だけの下落率を見てしまいます。
これを判断基準にすると、ずっと相場の上げ下げに付き合うことになりますよね。ちょっとしんど過ぎるのではないでしょうか。
例えば現金400万円保有していて、それとは別にリスク資産で投資信託を100万円運用している人を思い浮かべてください。
ちょうど2018年からつみたてNISAを始めて、2019年に少しスポット購入をした人は100万円くらいかな、と。
もし今回が50%もの大暴落になった場合、リスク資産は50万円という大損害に見えます。一方で、資産全体で見ると450万円。
自分のことなので冷静には見れないかもですが、この不安感・悲観的なタイミングで450万円を持っているのは、他の人からするとチャンスもあるし、安定感も抜群だったりします。
なので一度全体で見てみると違った感じがするはずです。
暴落でも慌てないポイント②リスク許容度が合っているか確認する
全体で見ても暴落自体は無くなりません。やはり怖いという人もたくさんいるでしょう。そういった場合は、もしかするとリスク許容度を超えた投資をしていたかも知れません。
当サイト(氷河期ブログ)では、初心者向けにはまずバランスファンドをおすすめしています。株式100%というのは、自分が思っているよりリスクが大きいことが多いのです。
中でも人気の8資産均等型よりも株式半分、債券半分の楽天バランス均等型やニッセイ4資産均等型をおすすめしていますね。
関連記事eMAXIS Slimバランス(8資産均等)は長期投資に相応しいか
ちなみに2019年1月1日に長期ウォッチ用に買った投資信託6銘柄の状態はこちら。
たまたま時期が悪いとはいえ、Slimバランス8資産はけっこうやられています。
REITはこのクラスの暴落となると株式より叩き売られてしまいます。リーマンショックでも同じことがありました。ちなみに管理人がVYMを評価しているのはREITを含まないから、というのがありますね。
暴落になってみないとホントのリスク許容度は分からない
想像以上の下落にショックを受けた方も多いかと思います。ただし、それがあなたの投資方法や選定が悪かったわけではありません。
ほとんどの場合、暴落を体験してみないと自分のリスク許容度というのは分からないのだと思います。
今回だと実体経済にも影響がありますし、どストレートにいうと給料やボーナスの心配だけでなく、最悪雇用の心配をするレベルです。
こうなってみないと分からないものですよね、ホントに。。
「現金比率が高いから暴落こい!」と言っていても、いざ暴落を受けてドカンと投資した人はいるのでしょうか。
平常運転で買い向かっている人はいますが。。
私などは上がったらラッキー、下がってもラッキーというカウチポテトポートフォリオが安心して投資をできる資産配分ですが、もう少し安全域を確保したい人もいるかも知れませんね。そういった場合は貯金額などを増やすと良いのではないでしょうか。
生命保険控除が使える人は月5,000円を明治安田「じぶんのつみたて」で運用するのも良いかもです。。
いつ解約しても元本割れはないので、次の暴落に向けて貯めておくなどはありかな、と。
積立投資+じぶんの積立+無リスク資産(貯金)
でバランスを取ると良さそう。
外部リンク明治安田生命「じぶんの積立」
時間が無くなってきたので最後に短く。
暴落でも慌てないポイント③長期では報われていたことを思い出す
今は暴落に打ちひしがれているかも知れませんが、株式投資、そしてインデックス投資をした理由を思い出しましょう。
私は超長期では資本主義を信じていますし、世の株式会社が日々利益を出すために頑張っているのを知っています。
人間がもっと便利に、豊かに暮らしたいと思う限り、資本主義は成長を止めません。
辛くなったらいつものシーゲル神画像を見て自分がなぜ投資を始めたかを問い直しましょう。きっと暗い未来ではなく明るい希望が見えてくると思います。
まとめ|暴落でも慌てずに投資を続ける秘訣
- 資産全体で見る
- リスク許容度が合っているか確認する
- 長期では株式が報われていたことを思い出す
今回の暴落は今までにない角度と落ち方でした。とはいえ、長期投資家である以上、暴落とは付き合っていくしかありません。
避けていてはタイミング投資となって、結果的にはバイアンドホールドに劣るリターンしか得られないからですね。
辛い時はありますが、本記事がちょっとした参考になると幸いです。一緒にコツコツと頑張っていきましょう。
お読み頂きありがとうございました。
応援クリックをして頂けると毎日更新する励みになります。
にほんブログ村
意外と読まれている記事