お金持ちは有利で、その家庭に生まれたらかなりの確率で人生勝ち組やん。と思っている人は多いと思います。
少ないながら投資をしている私もそう思います。
ジュニアNISAを使って、子供へ投資信託を積み立てているのですが、これこそお金持ちが更なるお金持ちを産むツールだろう、と思ったので記事にします。
実際、300万円を用意するだけで子供の将来は豊かになります。お金持ちはお金持ちになってしまうのが資本主義です。
子供が小さければ小さいほど効果があり、新車一台分くらいを突っ込めば、子供に小さな資産を残せます。庶民が資本者側になれる現代です。
関連記事ジュニアNISA:子供の将来向け株式投資状況20180922
もし子供を作る事にお金の不安がある人がいたとすれば、それが少し楽になれば幸いです。(私自身が不安だったので…)
ジュニアNISAはお金持ちが更にお金持ちになるシステム
ジュニアNISAは利用できる期間が2023年までです。
少し簡単にジュニアNISAの説明をします。
- 非課税枠は年間80万円
- 投資した初年度から5年まで毎年80万円が利用可能=2020年度からだと最大320万円
- 非課税枠での投資期間は5年※それ以降は課税ジュニアNISA口座へ移管
- 子供が20歳になるまで非課税でロールオーバーが可能
- 原則として18歳まで引き出しができない
- 20歳以降は自動的にNISA口座or特別口座へ移管
- 資金拠出は親だけでなく祖父母も可能
2020年から始めると320万円が利用できますね。
ジュニアNISAという可愛い名前がついていますが、購入できるものは通常NISAと同じです。
海外ETFを買う事も問題ありません。VTIを購入して20年気絶という投資法が強制的に実現できます。
資本主義でどれくらい有利なのか=たぶん現代版銀の匙くらい有利です

画像は銀の匙ならぬ金のスプーン
完全に制度を使い切れば、3歳の時点で320万円の株式を持った子供の誕生です。
これを非課税で20歳まで保有可能な事は大きいですね。(法改正で18歳になる可能性あり)
私はつみたてNISAの20年がギリギリ長期投資で何とか損をせず、株式投資の恩恵を受けられるレベルと思っています。
子供が無駄遣いをせず、ジュニアNISAで与えられた株式をそのまま保有をしていれば、ジェレミー・シーゲル教授やバンガード創始者のボーグル氏がいう年6.7%複利を受けられる確率はかなり高くなります。
50歳まで保有が出来れば、人生100年が当たり前になっていても余裕の対応が出来てしまいます。
配当だけで食うに困らない。そういった人生にはなっていそうですね。
実際には配当再投資の難易度が高かったり、子供が使ってしまったりもありそうなので、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)を買っておけば良いでしょう。
実際に200年の株式長期リターンの上記画像はアメリカです。具体的な金額は書きませんが、けっこうな金額になります。
気になった人はジュニアNISAを調べてみよう
一番分かりやすいのはモーニングスターのジュニアNISA紹介ページ(リンク切れ)です。一部抜粋して引用していきます。
もし裕福な家で初孫なら将来へ80万円くらい余裕にしてくる人もいるでしょう。両家共にそれなりに裕福な場合は160万円が見えます。
あとは夫婦で160万円を用意すれば完成です。※ちなみに我が家は、そんな余裕は無いので月1万円をコツコツ積立ております。
画像に祖父母を用意しているあたりがいやらしいですね。笑
ロールオーバーが分かりやすく書かれている画像です。

さらっと子が20歳まで非課税で保有可能と書いています。チート級のアイテムじゃないですかね。。
新規投資不可と書いていますが、もはや新規投資せずに放置している方が将来の結果は良い事の方が多いでしょう。
おわりに
国が管理して子供一人生まれたらジュニアNISA口座と100万円をGPIFポートフォリオで用意すれば、けっこう明るい未来は出来そうな気がします。
20歳になったら半分は税金で回収して年金運用に回せば良いですし。
少子化対策で財源を集めれば、そこまで無理な金額でも無さそうです。高齢者の医療費をちょっと抑制すれば行ける金額なのかな?
国民への金融教育にもなるし、年金の制度維持アピールにも使えるでしょう。既に子供が出来て生活ギリギリの私は悔しい思いをしますが。。
あまりこういった事を書くと、世代間バトルに発展するのでこのへんで妄想は止めます。ジュニアNISA自体は良い制度ですので、管理人としてはオススメします。
関連記事です。
たまたま見たら、私が悔しいくらいの理想的なポートフォリオで驚いた、というお話しです。
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