2020年1月17日に「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」の結果が発表されました。
投資系のブログを書いている人達が、各自が優良と思う投資信託を選ぶイベントです。
投資ブログを書くくらいなので、ある意味選りすぐり商品の発表会ともいえます。
記事内容は、結果発表をみた感想と振り返りです。
合わせて、おっ!?となった投資信託もあったので感じたことと、期待したい投資信託も書きました。
関連記事投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019へ投票。今年選んだのはコレだ!
当ブログからの投票は下記の通りです。上から2点、1点、1点、1点と投票しました。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
- 楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
1分程度お付き合い頂けると嬉しいです。
Fund of the Year2019の結果
もったいぶらずに上位からサクサクと書いていきます。
1位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
2位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
3位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
4位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
5位 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
6位 楽天・全米株式インデックス・ファンド
7位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
8位 グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)
9位 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
10位 SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
管理人の感想
昨年は先進国株式に1位を取られたオール・カントリーですが、ついに今回は1位を取りました。
絶対にコストでは負けないという強い意志が発揮されたことで、すでに王者の風格を感じます。
来年も1位なんじゃないかな、と勝手に想像しています。
昨年8位だったeMAXIS Slim米国株式(S&P500)は一気に2位へ
米国株人気ということもあってSlim米国株式が2位に踊りだしました。
つみたてNISAで自分も投資をしているので素直に嬉しいですね。
ただし、ここ10年くらいが好調過ぎたので、全世界株式にリターンが劣った時にどうなっているかは見極めたいところ。
個人的には10~20年単位で低迷しても、取り崩す前に安く買えるからラッキーくらいで思っています。
悲しいながらニッセイ・インデックスバランスファンド4資産均等型、楽天インデックスバランスファンド均等型はランク外です。
ちょっと気になったポイント
7位にセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが入っています。
昨年は8位だったのに順位を上げてきました。
現在のコストと比べると決して安い信託報酬ではありませんが、個人投資家からのメッセージが込められていますね。
これに投票した人とは旨いお酒が飲めそうです。
正直、楽天バランスファンドはここと渡り合えば良かったのに自滅した感じです。
こんなものを作ったら良いのに
今のうちに楽天がVTI半分、BND半分の投資信託を作れば良いと思っています。
少なくとも私は喜んで買ってしまう。
故ボーグル先生も、しばらくは株式に期待するなと言っているので、これは鉄板だと思うのです。
関連記事悲報:バンガード創始者より投資家の心をへし折る痛恨の一冊が出版
期待だけでは時間がかかります。
楽天証券 でVTIが手数料無料になったので、じぶん年金としてコツコツと買い始めました。
関連記事手数料無料の威力!海外ETF【VTI】をゲット!20年後が楽しみ
半分はBNDで配当を受け取りつつ、両方での値動きは安定、もし暴落がきてもリバランスという強みがあります。
こんな風に自分で海外ETFを使って作っていくのは楽しいですね。
おわりに|Fund of the Year2019の結果は個人投資家の総意
こういったユーザー側からのイベントが、新しい投資信託やコスト改善の原動力になったことは胸が熱くなりますね。
結果をみても、概ね個人投資家の総意といって良い内容だったのではないでしょうか。
今後もこういったイベントでしっかり声を出していこうと思いました。
関連記事です。
まとめ|ベストバイストックを開催して良かったこと、面白かった記事3選!
当サイトでもイベントをしていました。投資ブロガーが2019年に買って良かったストック=株を紹介するのですが、個性があって楽しいイベントでしたね。
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