米国債、日本国債ともに利回りが下がってきています。
株と債券の関係を考えると、、
債券の利回りが下がる→魅力が無くなるから株価が上がる。
教科書的にいえば、上記の通りなのです。
しかし市場の予想値と外れ過ぎた場合、どうなってしまうのかとハラハラしています。
管理人の持っているBND、eMAXIS Slim国内債券の画像を用意しました。
債券に対する期待利回りが思った以上に出ています。
個人的には何か悪い事が起こりそうなので備忘録としての記事を。
ちょっとした投資の参考になれば幸いです。
米国債10年の利回りが2%を切った
画像引用元はbloombergです。字が小さくてスミマセン。。
米国では株価維持のため、金利緩和として米国債の引き下げを叫ぶ声と、健全な金利水準をたもつための利上げの声がありました。
2018年時点では、徐々に切りあがっていくと思われていました。
債券の利回りと価格の関係を確認すると下の画像になります。
- 金利上昇→債券価格ダウン
- 金利低下→債券価格アップ
こういう関係ですね。
米国債関係だと私は海外ETFのBNDを保有しております。
主力は米国債10年がおおいので、実際のリターンを見てみましょう。
こちらも字が小さくてスミマセン。テキストで捕捉していきますね。
2019年3月と5月に購入しているのに、評価損益が2.58%も出ています。
債券ETFなのに。。
ちなみにドル建てのリターンです。※円高の影響で、円建てだと微減。
3ヶ月程度の保有で2.58%も債券投資でリターンが出ると怖いですね。
急速に債券利回りが下がっている、という事ですから。
国内債券インデックスが凄い事になっている
2019年1月1日に買付注文を出したeMAXIS Slim国内債券インデックスのリターンが2.04%になっています。
少し前に、そろそろ危険水域だろうと記事で書いたばかりですが、ちょっと上がりすぎ(国債利回り下げ過ぎ)でしょう。
関連記事危険水域|2019年1月に購入したeMAXIS Slim国内債券が+1.8%に
こんなになっているとゼロ金利時代に逆戻りになってしまいます。
もし、株式市場や国内の景気がガタ落ちしてしまった場合、金利で打てる政策がありません。。
個人的には米国債よりも日本国内の方が怖い感じがしますね。
個人の予想なんて、まったくアテにならないという事ですね。
市場予測も大体当たったり外れたりといった感じです。
おわりに|米国債も国内債券インデックスはどうなるんだろう
2018年後半頃から、株式の強気相場は終わって向こう10年くらいは低いリターンを想定する意見が多くありました。
敗者のゲームでエリス先生が下記の言葉を残してくれています。
運用においては、長期では驚くようなことはないが、短期では驚きの連続だ
私たち個人投資家が出来るのは、長期バイアンドホールドくらいです。
もし株式市場が荒れた場合は、この言葉を思い出して心を落ち着けましょう。
長期保有をするなら、敗者のゲームは手軽に初心を取り戻させてくれるので超オススメですよ。
最近、読み直したのですが初心者向けとしても読みやすくて良いなぁ、となりました。
関連記事です。
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