1ドル107円をつけてドルが暴落している?!このまま円高が続けば投資信託は大損しそう。。
最近、投資を始めた人は急な円高傾向が見えて驚いているかも知れませんね。
私もドル建ての資産が多いので、為替によるダメージは痛いほど分かります。(物理的なくらい痛いです。)
為替の流れは変える事が出来ませんし、つみたてNISAをしている人は投資方針の変更もしにくいでしょう。
管理人の海外ETF等のダメージも確認したので紹介します。
ちょっと不安に思った方の参考になれば幸いです。
1ドル107円台は10年チャートで見れば普通の水準
画像はReutersからの引用です。
2019年の1月4日頃に怒涛のドル売りがあって以降、久しぶりの水準だと思います。
1年チャートで見ると先行きが不安になりますね。
管理人は6月21日(金)にドルMMFを買った時に、為替が動いているのに気付きました。
それくらい普段気にしていません。
複業(副業)での収入をコツコツとドルMMFへ移しています。
「4,500円w」とか中の人から笑われていても黙々とドルを貯めています。
脱線しました。
1ドル107円が高いのか低いのかは分かりません。
為替の動きを読むことが出来たら、それだけで大金持ちですからね。
少しずつ確認して、安心材料を得ていきましょう。
まずは3年チャート。
3年で見ると景色が変わりましたね。
ちょうど中間というか、ぬるま湯的なものを感じます。
個人的にはずっとこのくらいで安定して欲しいです。安定しないけど。
5年チャートも見てみましょう。
5年チャートだと、さらに中間地点っぽい感じに見えます。
2015年から2016年って1ドル120円とかいっていたんですね。
ちょっと記憶にありません。結婚した翌年でそれどころじゃなかったのかも。
普通に長期投資してる人も覚えていない人、多いんじゃないかな。
投資を始めたばかりで不安な人への安心材料にはなりませんが、けっこう忘れるものですよ。人間って。
では、10年チャートを見てみましょう。
さすがに10年チャートだと、リーマンショックの影響が残っていますね。
107円を嘆くどころか、ありがたさを感じないといけないレベル。
リーマンショックの円高は凄まじすぎて参考にならない部分もあるので、もっと長いチャート(Reutersの最大期間)を見てみましょう。
リーマンショックの時は、1日で1ユーロ7円、1ポンド15円くらい落ちました。ドル円については忘れました。笑
最大期間は以下です。
こう見ると、しっくりきますね。
1ドル100円を中心にして2000年以降、だいたい20年をみると上は120円、下は80円くらいのイメージがつきます。
為替は金利差であったり、購買力平価とか色々いわれたりしますが、ざっくりとした範囲が分かるだけでも安心ですよね。
私は海外旅行で1ドル130円時代、1ドル80円時代のどちらも体験しています。
参考になるか分かりませんが、どちらの時代も世界が終わったり絶望したりしていません。
なので、為替に一喜一憂せずに株式の成長を信じて20年先を想像しましょう。
1ドル107円を受けた管理人の海外ETF状況
米国株が強すぎて特に影響を受けていない感じです。
前日比だけだと参考になりにくいので、先月比も見てみました。
画像はこちら。
先月の為替は分かりませんが、米国株式・投資信託ともに増えていますよね。
理由は簡単で積立投資(つみたてNISA)をしているからです。
あと、米国株が強いのもありますけどね。
私の場合はBNDやドルMMFを買っているので、為替ダメージより積み上げる速度が勝っていた、という感じです。
つみたてNISAをしているなら、使うのは20年後とかになるので、円高株安の方が将来的には嬉しい結果が待ってます。
ただ、10年くらい強気相場が続いてたので反動としての下げは想像を絶するものがくるかも知れません。
まとめ
- 1ドル107円になったけど長期で見れば大したことは無い
- 積立投資をしているなら、これくらいの下げより積み上げた金額の方が大きい
- 多少の下落は将来のリターン
たぶん、10年後には107円のことなんて忘れてる人がほとんどでしょう。
つみたてNISAをしている管理人はノンビリと20年後を待ちます。
先行きが不透明ですが、この部分がリターンの源泉です。
(分からないからこそリスクを取った人がリターンを得られる)
未来は分かりませんが、一緒に頑張りましょうね。
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