タイトル通りですが、eMAXIS Slim先進国株式インデックスがニッセイ外国株式インデックスファンドの信託報酬引き下げに対してピタリと合わせてきました。
外部リンク業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げを実施
新しい信託報酬は2019年6月25日より改定・反映されます。
2019年5月23日に、ニッセイ外国株式インデックスファンドの信託報酬を0.099%にピタリと合わせてきました。
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1分ほどで読める内容です。eMAXIS Slimシリーズを保有している方の参考になれば幸いです。
eMAXIS Slim先進国株式が信託報酬を0.099%に引き下げ
これにより、信託報酬は
変更前0.109%以内
変更後0.0999%以内
となります。※表記は全て税抜(年率)
eMAXIS Slim先進国株式インデックスは、シリーズの中で重要な位置を占める商品です。
外国株式にアプローチする際、日本でメジャーなものが日本を含まない先進国株式に投資をするMSCIコクサイ連動の投資信託になるので。
ひと昔まえは信託報酬0.99%が普通だった先進国株式が、文字通り1桁下がったのは競争があったからです。
リーマンショック以前の信託報酬は1%程度が普通だった
たぶん、リーマンショックの前なので2005~2007年くらいです。外国株式に投資するには1%が普通な時代でした。
当時、一番まともで安かったのがステート・ストリート外国株式インデックス・オープンでした。
現在も同様の信託報酬で販売されています。リンク先は信託報酬が分かりやすい楽天証券のページです。
管理人は円をドルに変えて最低手数料25ドルも払って海外ETFを買っていました。懐かしいですね。
これは先陣を切ったニッセイ外国株式インデックスファンドの努力が大きいです。
しかし、他社類似ファンドには負けず業界最低水準の運用コストを目指すeMAXIS Slimシリーズとの競争があってこその結果です。
三菱UFJ国際投信株式会社の努力も大変なものがあると思います。個人投資家サイドとしては素直に喜んでおきたいところですね。
円建てで100円以上、1円単位で投資が可能。配当もファンド内で自動的に再投資までしてくれるので、海外ETFよりもメリットが大きいのも魅力です。
おわりに|eMAXIS Slim先進国株式インデックスは投信ブロガー人気No.1の商品
毎年開催される個人投資家のイベント、投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018では一番人気の投資信託でした。
Fund of the Year 2019でも、上位に食い込んでくると思います。
正直な話をすると個人投資家は深く考えず、現金とeMAXIS Slim先進国株式だけで十分なのではないでしょうか。
関連記事つみたてNISA:eMAXIS Slim先進国株式と現金で最適解が実現
現金と合わせてというのは、リスク許容度は人それぞれな事と、急落時に対応ができるからです。
2019年以降、世界経済の成長は先行きが不透明と言われる事が多いですが、株式は低迷期を乗り越え成長をしてきました。
先行きが不透明な時は、安く買って高く売るというチャンスでもあります。
リスク許容度に応じて、じっくりと長期投資をしていきたいですね。
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eMAXIS Slimの信託報酬は絶対に他社に負けない→本当だった
過去にも、他社商品に信託報酬を合わせています。こういった事例があると、安心して長期投資が出来ますね。
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