ゴールデンウイークを利用して実家に帰った時に、
母から「生活は出来ているのか?実際の収入はどれくらい貰えているのか?」と火の玉ストレートな質問をされました。
幸い年収500万ちょっとあるので、
営業手当とかでバラつきはあるけど30万は中々難しいかな。手取りで28万円程度は貰っていて、それなりに満足な生活をしているよ。
ドヤァくらいで回答しました。
2018年の源泉徴収では税込み年収524万円で42歳としては中央値くらい。上を見るとキリがありませんが、自分では上出来と思っています。
配当や複業(副業)を上乗せして良いなら、個人的な壁である手取り30万円を超えてますし。。
すると、母から非常に残念そうな顔で見られ、「アンタ、半分隠居しているお父さんより貰ってないんか。。。」と哀れみを受けました。
団塊世代との格差と確執。身内から受けるとダメージ特大
氷河期ブログなんて名前を出しながら、そんなに親世代でもある団塊世代との確執を意識する事は無かったです。
育てて貰った事にも感謝をしていますし、時代に応じて最前線で働いてきた先輩と思っていましたし、今でも思います。
ただ、今回の言葉は「かえしがついた針」のように心に刺さって抜けません。
就職に困らなかった団塊世代と、仕事すら無かった氷河期世代には大きな差がある
自分たちの世代、いわゆるロストジェネレーション、氷河期世代でも二極化はあります。
もちろん団塊世代でも二極化はあるのでしょう。
全て承知の上での愚痴です。それ、ちょっと断崖絶壁くらいの差がありません?と思った次第です。
管理人が頭に浮かんだのは圧倒的な格差。
自由に選べたわけで無いとしても、働く先に困ることが無かった時代で、なおかつキャリアを積めたのが親世代だと思っています。
もちろん、私の収入は努力をしてこなかった自己責任ですが、いわゆる一般的な団塊世代が思う40代への収入イメージがこうなんだ、と知ってしまいます。
43歳の管理人、70歳零細自営業者の父に月収で負ける
父は現在、某インフラ企業系列より少々ながらの仕事を請けて生活をしています。
生活の事もあるし、働けるところまで働きたい。そんな気持ちのようです。
自営業ではあるので保険料等いろいろあるものの、仕事にフルコミットせず収入が40万円程度あるとか教えられました。
収入で負けて悔しいのではなく世代格差に心がえぐられる
両親の生活に安心しましたが、羨ましくなる世代間の話は聞きたくなかったというのが本心です。週5日くらい働くものの、昔通り朝に出て、早ければ昼頃、遅くても陽の明るいうちに仕事を終えている様子。
もう70歳だし、後進に道を譲って、その仕事を若いものに譲ってやってくれよ、と思う次第なのです。
父が営業努力をしたのか、年功序列がこっそり生きているのかは分かりませんが。。
団塊世代からの資産の移転は起こるが、収入の移転は起こらない
これから年数を重ねるとともに人口は減っていきます。それに合わせて資産の移転はされていくでしょう。
私でしたら実家の土地を貰ったりです。それなりの資産を受け継ぐ人もいるでしょう。(実家は上物が古いので、解体したらマイナスかな、と思ってます)
20代~30代前半の方は、即戦力かつ次代を担う労働力として貴重ですので、収入面ではしっかりしたものを得るかも知れません。
半面、ロストジェネレーション・氷河期世代である私たちは自助努力で何とかしなければいけない狭間のような世代なのかも。
それでも私たち世代が頑張っていること
厳しい就職氷河期世代を生き延び、競争社会で消耗しながらも、親世代に対して誇れるものがあります。
それは、ちゃんと身の丈にあった生活を出来ている、ということ。
サイレントテロに繋がる事でもありますが、大きな出費をせず、収入内で満足をした生活をするという事ですね。
景況感の回復により、ほぼ全世代で年収が上がった中、40代のみ年収が下がっています。
これは非正規雇用者の収入が上がらず、世代問題を残している事になりますが、反面、貯蓄率では一番しっかりとしています。
今後、人生100年時代で一番生き抜く力が強い世代だと言えるかも知れません。
おわりに
たんに管理人の愚痴のような記事かも知れませんが、思っている以上に他世代のリアルな収入や生活は分からないのだ、と実感しました。
当サイト(氷河期ブログ)のように、わりと現実的なお金を話す事が参考になれば幸いです。
お読み頂きありがとうございました。
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