現在、投資をしていて子供にも伝えたい。もしくは、子供に株式を与えたいと思っている人は少なからずいると思います。私もそうです。
投資法は人それぞれですが、私は投資哲学や考え方などをブログ記事で読むのが好きだったりします。
そういった方の参考になれば幸いです。
元々はDIAでなくMCD(マクドナルド)を検討してた
DIAは自分も欲しいのですが、子供に持たせておきたいな、と検討している銘柄だったりします。
当初はマクドナルド(MCD)など分かりやすい1企業を考えていましたが、ダウ採用銘柄だし、マクドナルドよりも好きな銘柄が出てくるかも知れません。
分かりやすいところだとディズニーもダウ銘柄です。DIAについては別の記事で詳しく書いています。お読み頂けると嬉しいです。
関連記事NYダウ30種平均DIAは毎月分配(配当金)の海外ETF
DIAで毎月配当(分配金)を体験したい(させたい)
DIAは毎月分配という珍しいETFです。採用企業が生み出した利益を配当→分配金として出してくれます。
また、日本に馴染みの深い企業も多いです。
ディズニー、マクドナルド、コカ・コーラなどは子供も馴染みやすいですし、大きくなったらボーイングが好きになるかも知れません。
目的は配当金を子供のお小遣い(臨時)に使ったり、大きくなれば配当金だけは自由に使って貰う事なので、ETFというのは使いやすく、メジャーな銘柄を多く含みます。
また、毎月配当という点も使い勝手は良さそうです。毎月お金が増えていくのも分かります。
実は投資信託でダウをプレゼント済み
何気に子供が生まれた時にプレゼントした投資信託がダウ投信だったりするので愛着もあるのです。
当時はジュニアNISAが無かったので未成年口座を使っています。
お金が無かったので、30万円を誕生祝いとしてダウ投信に15万円、先進国株式に15万円を買いました。
少し余裕が出来たので、70万円をジュニアNISAに入れて月1万円を積立投資しています。合わせて100万円を成人後に譲る予定です。
関連記事ジュニアNISA:子供の将来向け株式投資状況20180922
VOO(S&P500)やVYM(高配当株式)では無くDIAで良かったのか
最近はS&P500の人気に押されていますが、過去の長期リターンを見ると、銘柄を入れ替えながらもS&P500に匹敵するリターンをあげています。
経費率も0.17%とそこまで割高ではありません。ニュースで良く聞くのもダウの方ですね。
勝手な想像ですが、日経平均という指数よりもダウの方が長続きしてくれそうです。
下記の画像はYahoo!financeで一番長期で取れたデータです。青色のDJIがダウ、水色のGSPCがS&P500です。
AmazonやFacebookといったFANG(ふぁんぐ)銘柄がS&P500を引っ張っていた2014~2017年は下回っています。
2018年に入っての急落で、その分が帳消しになったのか、2019年2月10日時点だと同じようなリターンになっています。
分配金(配当金)の推移
日付 | 配当金額 |
2019年1月14日 | 0.17 |
2018年12月21日 | 0.62 |
2018年11月16日 | 0.60 |
2018年10月19日 | 0.15 |
2018年9月21日 | 0.54 |
2018年8月17日 | 0.53 |
2018年7月20日 | 0.31 |
2018年6月15日 | 0.37 |
2018年5月18日 | 0.69 |
2018年4月20日 | 0.13 |
2018年3月16日 | 0.54 |
2018年2月16日 | 0.64 |
2018年1月19日 | 0.14 |
直近の2019年の分配金と、2018年のものです。一口あたりの金額で支払いはドルになります。
30銘柄の個別株として考えると、やはり集中する月は高いですが、1月、4月、7月、10月は下がりがちです。
予算としては30万円を考えています。2019年2月10日時点でのDIAの終値は251ドルです。1ドル110円くらいだと10口ほど購入が出来ます。
少ない時で0.14ドル×10口=1.4ドル。小学生の間だとおやつは買えそうです。少し大きくなって、配当を貯めて何か買おうと迷ってくれたら親冥利に尽きます。
実際にはドルのレートも動くので、子供にはワケが分からなくなると思いますが。笑
タコ足配当は心配しなくて良い
ETFが優れている点に、市場での流動性や透明性があります。
分配金や配当金は実際に得た収益から出さなければいけませんので、昔あった投資信託でのタコ足配当などの心配はありません。
どの証券会社を利用するか
自分も欲しい銘柄ですが、子供に持たせるにはジュニアNISAを用意している楽天証券になります。
SBI証券に比べると、為替手数料が高い半面、ドルMMFとドル現物の両方を使って海外ETFを買い付けできるのは大きなメリットです。
大人だとSBI証券は住信SBIネット銀行と組み合わせる事で、為替手数料を1ドルあたり4銭まで減らすことが可能です。
しかし子供はネット銀行(少なくとも住信SBIネット銀行)の口座が作れません。
一方、楽天証券は配当金をドルMMFへ転換して短期金利をコツコツ貰って貯めておけるのも魅力です。
米国短期金利も上がってきていて2019年2月10日時点で約2%程度の利回りです。ほぼ無リスク資産に近い状態で2%は大きいですね。
個人的には初心者も使いやすく、トップページからすぐに問い合わせが出来る楽天銀行をおすすめします。
残念ながら楽天のジュニアNISAでは外国株式は買えない
ジュニアNISAを利用すれば配当金にかかる税金も非課税で有利です。
しかし私が子供の為に作った楽天証券ではジュニアNISAで外国株式を買う事は出来ません。
関連記事ジュニアNISAは楽天証券よりSBI証券にすべきだった。個人的失敗談
今回のケースだと、うちの子供は楽天証券です。その点ではジュニアNISAだと非課税メリットを捨てる必要があります。
ちなみにですがジュニアNISAは2023年で終了します。口座を作るなら早めの方が良いですね。
外部リンク金融庁|ジュニアNISAのポイント
ただし、私のような考え方はレアなはず。
普通にジュニアNISAを使って外国株式や海外ETFを買ってあげたい、と思う人は子供用口座にはSBI証券をオススメします。
まとめ
- 子供が大きくなった時(中学生くらい?)にお金の教育に配当金を渡したい
- それまではお小遣いの補填としても流用できる
- マクドナルドを検討していたがダウETFにDIAも良くて悩む
- ダウは長い歴史を誇る指数で、その成長性もS&P500に比べて大きく劣るものでは無い
- 30社に厳選されており、子供が興味を持つ銘柄が出てくるかも知れない
子供が大きくなった時に、ダウ工業種平均が成長していれば貰える配当金も増えているはずです。
資本主義の恩恵に乗っかれる株式というシステムは有効に使っていきたいですね。
楽天証券はけっこう使いやすいので、初心者にもおすすめです。
私もメインにしています。特にトップページからメールや電話の質問がしやすくなっているのは素晴らしいと思います。
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